概要
「[[ランサー|槍兵]]」の[[サーヴァント]]。
; 略歴
: 小説版『[[Fate/Apocrypha]]』には未登場。
: 『[[Fate/Grand Order]]』の特異点F『[[炎上汚染都市 冬木]]』では西暦2004年の[[冬木市|冬木]]で行われた[[聖杯戦争]]で[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバー]]に敗北し、泥に汚染された[[シャドウサーヴァント|シャドウ・サーヴァント]]と化していた。[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|アサシン]]と共に[[主人公 (Grand Order)|主人公]]たちに襲いかかる。
: 第七特異点『[[絶対魔獣戦線 バビロニア]]』では[[ギルガメッシュ〔キャスター〕]]によって紀元前2655年のウルクに召喚される。
:終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅦの座を統括する[[サブナック|生命院サブナック]]と交戦する。
; 人物
: 厳つい姿をした僧兵。
: 基本的に無骨な武人として振る舞い、厳格な人物に見えるが、素はおどけたひょうきん者であり、[[牛若丸]]に対して事ある毎に余計な事を言っては殺気を向けられることもしばしば。
: 同時に戦闘を嫌う臆病さも持ち合わせている。堅苦しいのは、そもそも「ある人物」と偽っている罪悪感から。
: なお、『Fate/Apocrypha』企画段階では不死の仙人という設定が存在していたが、『Fate/Grand Order』で正式登場した際は不死の仙人ではなく、数百年生きた仙人に変更されている。
; 能力
:矛を武器として扱う。
: 固有スキル「怨霊調伏」は、企画段階『Apocrypha』によれば“臨兵闘者皆陣列在前”の九字が成す邪悪な呪いへの抵抗呪文で、敵の魔術を封じ込めるというもの。「演じる」という海尊自身の属性と、勧進帳のくだりに象徴される弁慶の即興能力により、魔術を封じるだけではなく、限定的ながら敵の魔術を覚えて使用することも可能になる。また、対象が逆らうことのできない存在が発行した「宝具を使うな」という命令書をその場で偽造することができ、判定に成功すれば命令書を信じる信じないに関わりなく対象は宝具を封印される(ターンごとに抵抗判定があり、抵抗に成功した場合、再び宝具が使用可能な状態に復帰する)という「白紙の勧進帳」というスキルも保有している。ただし成功率は低い。
: その他にも、そこにいるだけでマスターの身体能力を強化する「くろがねの傅」というスキルも所持している。