概要
「[[アーチャー|弓兵]]」の[[疑似サーヴァント]]。サーヴァントとして召喚された[[浅上藤乃]]。
;略歴
: 『空の境界』本編終了以降の藤乃本人が疑似サーヴァントとして現界した姿。
;人物
: 日本人形を思わせる美人。その陰のある立ち振る舞いには、滲むような清楚さがある。
: 厳格な趣きの制服と慎み深い言葉遣い、果断過ぎる行動力と、それぞれが日常的でありながらどこかズレた危うさを感じさせる。
: 温和で受け身な性格。夫の影踏まずタイプの控えめな女性像。男性の暴力的なところは苦手だが、同時にそんな子供らしい一面を愛らしいとも思っている。なので、完全な理性の人に対しては愛情より憧れ(恋の感情)を抱く。
: 常識を重んじ相手を立てる才女だが、根底は徹底した悲観主義者かつリアリストなので時に辛辣な意見を口にする事も。忍耐強いが、一度タガが外れると相手を追い詰めるまで(事態を解決するまで)止まらない、暴走ダンプカーでもある。このあたり、決断に容赦のない式と似ている。
: 女性的な仕草、口調、性格ではあるが、ホラー映画鑑賞をひとりでこっそりと楽しむ暗いものを好んでおり、趣味は少女趣味からかけ離れたものとなっている。本人は最期まで自覚する事はないが、潜在的な加虐性質を有しており、追い詰められると途端に残酷・冷酷・悪趣味になる。
: 無痛症ではあるが、自分が普通の人間であることを示す為にそれを隠し、自分の心も偽ってきた。
: 仮初めサーヴァントになった事で『空の境界』本編における元の自分とは別の自分となっている。サーヴァントの霊基になって肉体性能が上がったのが嬉しいのか、マイルームでは体を積極的に動かす様子が見られ、戦闘モーションでも空中飛び込み前転から魔眼を発動したり、両手で謎のポーズを取りながら魔眼を発動したりとかなりはっちゃけている。
: 上記のように悪趣味と評されているが、[[アビゲイル・ウィリアムズ]]の(おそらくは)魔女衣装を'''格好いい'''と評したり、ホラー映画が好きと言いつつ画面が真っ赤になるような映画<ref group = "注">一般的にはスプラッター映画と呼称され、どちらかというとB級ホラーである。</ref>を例に出したり、後述するように'''「藤乃 VS [[メカエリチャン]]」'''等と言い出したりと別の意味でも趣味が悪い。
;能力
: 本編同様[[魔眼|歪曲の魔眼]]を有しており、戦闘中に攻撃やスキル、宝具として使用する。
: 英霊になったことで能力が進歩したのか本来の時間軸でもそこまで鍛えたのかは不明だが、「体内の臓器を慎重に捩じって治療行為を行う」という離れ業まで使えるようになっている。