概要
「[[ライダー|騎乗兵]]」の[[サーヴァント]]。
;略歴
:『踊るドラゴン・キャッスル! ~深海の姫君とふたつの宝玉~』で登場。
:当初は竜宮城の[[乙姫清姫]]に「セバスチャン」として南方系の仮面を被った姿で仕えていたが、竜宮城から乙姫をおびき出し、味方に付けた[[主人公 (Grand Order)|主人公]]らに早期に正体を現して交戦。
:その場ではひびきを攫ってマスターである[[フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト|シーボルト]]とその娘の[[イネ]]共々撤退するものの、後に竜宮城へ乗り込んできたカルデア一行にシーボルトと共に再度戦いを挑む。
:だが結果としてシーボルトが降伏を選んだために、彼が持っていた[[聖杯]]を奪取し「イワブネ」と融合。さらにひびきと千鍵、シーボルトとイネを飲み込む。
:そのまま聖杯の力で「鎖国された日本の最大の門であった出島で、千鍵の力で幽世への門を開いて大綿津見神に自身の呪いを解いてもらう」という願いを叶えようとした。
:しかし[[阿曇磯良|シリウス]]となったひびきと千鍵に脱出され、そのままイワブネの体を壊されて元の姿に戻る。
:最終的にはシリウスが割った長崎湾の底で、元の姿に戻り主人公一行と最終決戦をするも敗北。自分の目的が達成できなかったことを悔しがりながらも、共に行動していたシーボルトを労い、その娘のイネに加護を与える。
:その時には既に退去寸前だったため、「終わりを過ごすなら海がいい」と自ら望んで長崎湾の底に残り、元通りになった海に沈んだ。
;人物
:左半身に民族風の刺青を入れた、海の男風の精悍な大男。
:肌は褐色。髪は右半分が黄色の短髪で、左半分が長い白髪。ただし胸元に垂らされた白髪の毛先は黒くなっている。
:人間に対しては特別に強い感慨は持っておらず「崇めるなら加護を与え、逆らうなら罰する」というスタンスの神様らしい性格。
:その一方で殊更に人間に悪感情もないため過剰に攻撃的に接することもなく、戦闘狂的な面に反して比較的穏やかである。
;能力
:武器として自身の釣り針を振るう。
:また神話で受けた神代の呪いをその身に宿しており、山幸彦が海神から授かった呪いの言葉を告げる形で呪いを周囲に撒き散らしての妨害も行う。
:作中では出島や竜宮城の至る所に術式を用意して、その効果の増強を行っていた。最終的には全てを覆い尽くし、サーヴァントたちの認識を阻害させるまでになっている。
:一方その呪いは自身を蝕むものでもあり、またその呪いによって水で溺れるようになっている。
:生前に潮満珠と潮干珠に縁があったためか、それを用いて海を操る事も可能。