概要
[[キャスター|魔術師]]の[[サーヴァント]]。
; 略歴
:[[土御門泰広]]の手によって「盈月の儀」に召喚される。
:しかし表に出ることは無く、土御門共々暗躍していた。
:土御門が亡くなった後は[[周瑜|アーチャー]]を失った[[鄭成功]]の元へ現れ、口車に乗せて自身と契約させる。
:「一条の光」ルートでは鄭と共に[[宮本伊織]]から盈月を奪い、赤坂にて伊織や[[ヤマトタケル|セイバー]]、[[由井正雪]]と交戦。
:宝具を使って固有結界を展開し、さらに盈月の魔力を用いて「擬神・八十禍津日神」なる怪異を召喚するも、セイバーの宝具によって諸共消し飛ばされ、消滅した。
:「可惜夜に希う」ルートでは寛永寺へと逃げてきた[[地右衛門]]を「伊織から逃げた」などと煽って交戦するも、彼が[[令呪]]から「紅蓮の聖女」を放ったことで炎に包まれ消滅する。
:『断章・慶安神前試合』では土御門と共に行動し、自身が召喚した[[伊吹童子〔ルーラー〕|神霊]]に振り回される彼をその傍らで笑っている。
; 人物
:黒い衣装を纏った、暗い顔色で目つきの悪い細身の青年。
:他人を見下すような態度が目立ち、自身の記憶力と生前の功績を強く自負している。
:英霊となった今でも記録することを第一に行動しており、そのためにはどのような手段でも使って、必要とあらば自身の霊核をも捧げる。
:記録を主とするためにかつて実在した英霊は興味の対象だが、後世の人間の幻想に左右されやすい「物語・神話上で語られた英霊」の存在は逆に嫌悪している。
:盈月にかける願いは「永遠にこの世の全てを記録し続けること」。その根底には「記録者として自身の存在を証明する」という目的がある。
; 能力
:筋力・耐久・敏捷が軒並みEランクと、フィジカル面では他の作家系サーヴァントと変わりない。
:書斎の作成や観測用の魔術礼装の作成など、記録することをメインにした能力しか持たず、キャスターだが大掛かりな魔術は行使できない。
:宝具も実在したサーヴァントには効きにくく、またもう一つの宝具も燃費が悪く制御が難しいとかなりピーキーで、戦闘では扱いづらい。
:戦闘時は主に先に述べた観測用の魔術礼装を用いて攻撃を行い、礼装を用いて結界を張ることも可能。
:完全記憶能力を持っているため、それを用いての記録を行っている様子。
:厳密に言えば能力ではないが、古事記を編纂したために日本神話に登場した英霊の真名を一目で言い当てることができる。