概要
『[[氷室の天地 Fate/school life]]』に登場するキャラクター。外見は『[[Fate/EXTRA]]』に登場する[[主人公 (EXTRA)|主人公(男)]]と全く同じ。
;略歴
:[[穂群原学園]]に通う高校一年生。[[柳洞一成]]の下で生徒会副会長を務めている。
;人物
:登場する機会はあまりなく、台詞もほとんどないため、詳しい内面は不明だったが、近年では凜とタッグを組むことにより徐々に出番が増えた。
:基本的に不思議キャラという立ち位置に近く、[[英雄史大戦]]でも「人を食い殺すことが得意なフレンズ」デッキを組んだり、そのデッキに玉藻の前を趣味で入れたりと常人とは発想の異なるプレイを好む。
:明確に吹き出しにて台詞を発さないものの地の文により感情表現をすると言うスタイルがとられている。これは原作のゲームと同じく「明確に台詞を喋らない主人公」というキャラを表現しているのだと思われる。
:柳洞からは能力と人格を信頼されており、次期会長と目されている。
:同僚である生徒会会計からも強く頼りにされており、蒔寺との交渉の際にも相談に乗っていた。
;能力
:やたらと寝ていることが多く、昼行灯と目されているが、覚醒している時には非常に高い性能を発揮する。このため「月見の角隈」「ムーンウォーカー」などの異名を持つ。酷い時は立ったまま寝ている時すらあるが、別にナルコレプシー(眠り病)というわけではない。
:英雄史大戦ではプレイ経験が非常に少ないにも関わらず、類まれな勝負勘とハンドスキル、さらには幸運から上位メンバー相手に勝利をもぎ取った。
:また、カードを選ぶ指運が非常に良く、木下との対戦時には対策をしてきたところにピンポイントメタカードを偶然当てるなど、勝負勘と合わせて未来予知と呼べるレベルにまでなっている。
:あまりに異常な状況から相方の遠坂凛からも魔術的関与を疑われたが、魔術行使の兆候も無く、体内のオドも常人のそれを超えるものではなかったようであり、同じ場に居合わせた[[化野菱理]]からも不審がられている。
:柳洞曰く、この予知じみた勘の良さに助けられる事も何度もあったが、その前か後には必ず熟睡してしまったとのこと。このため「脳を酷使した結果のインターバルで休眠状態に入るのではないか?」と推測されている。
:決勝戦で明らかになったその正体は、'''三手先まで読める未来予知系統の[[超能力]]。'''超能力なので魔術的兆候がないのも当然である。大別すると「予測」に属するが、当然ながら肉体には非常に大きな負荷がかかるため、上記のように一度使うと熟睡してしまう。化野菱理からは「肉体の制約が無い[[Fate/EXTRA|電脳空間]]のような場所ならばそのスキルは最大限に発揮されるだろう」とコメントされている。なお、このスキルは後天性のものであり、冬木大災害の折に身に着けてしまった模様。