概要
『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』の登場人物。平行世界で[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (プリズマ☆イリヤ)|イリヤ]]たちが出会ったラーメン屋店主。
;略歴
:「ラーメン屋」とは名ばかりの、高カロリーの激辛麻婆に申し訳程度の中華メニューが付随した殺人的な料理を超ボッタクリ価格で提供する店を経営している怪しいおじさん。無銭飲食者に対しては、ラーメン屋にあるまじき苛烈な殺気を放つ。
:[[子ギル (プリズマ☆イリヤ)|子ギル]]とは旧知の仲で、秘密裏に魔術的な事柄にも関わっているような節が見受けられるが……
:実際、この世界でも半ば形骸化しているものの[[聖堂教会]]の一員として活動しているが、[[美遊・エーデルフェルト|朔月美遊]]と[[衛宮切嗣#衛宮切嗣 (Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!)|衛宮切嗣]]のことを把握しつつも本部には連絡を送っていなかった等、相変わらずの胡散臭さである。
;人物
:生まれながらにして正邪が破綻していた男が、その矛盾と戦わなかった可能性。何も得ず、何も成さない代わりに、何も破壊せずに済んだ。
:『[[Fate/stay night]]』の言峰と比較すると死んだような目をしており、『[[Fate/Zero]]』の言峰がそのまま年を取ったような印象を受ける。
:他の世界の言峰よりちょっと金銭への執着が強く、行き倒れ寸前でてっきり奢ってくれるものと思っていたイリヤ達からも容赦なく代金を請求し、払えないと分かると物理的な意味で身体で払わせようとする。
:また自分で作るようになったためか、麻婆への情熱もパワーアップしていて食べ残しも絶対に許さず、客の首から下を土に埋めて口から麻婆を流し込んででも完食させる。
;能力
:「麻婆ラーメン」は一杯1600円。値段もかなりツッコミ所があるが、特筆すべきは「ラーメンという名が全くの飾り」であることで、麺は麻婆の海の底に申し訳程度に沈んでいてラーメンのスープすらなく、すべて麻婆のあんかけになっている。値段が高いのは店主特製の「'''辛そうで辛くない、むしろ辛かったことを脳が認識しようとしてくれないラー油'''」が湯水の如く使われているため。
:これ一食で一日分のカロリーが摂取できるらしいが、どう考えても身体に悪い……。
:「醤油ラーメン麻婆控えめ」は五人前で五万五千円、一人当たり'''一万一千円'''もする。注文した子ギルは麻婆抜き、とお願いしたのだが、それでも麻婆は外せない。