概要
[[ムーンキャンサー]]の[[サーヴァント]]。『Fate/Grand Order』に登場する[[シエル]]。
; 略歴
: 『BBプレゼンツ☆セレブサマー・エクスペリエンス!』にて登場。[[アマゾネスCEO]]の立ち上げた「ユニヴァーイーツ」の顧客としてカルデアの前に現れ、自身の正体を隠しつつも助言を行う。
: 続く奏章Ⅲ『[[新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション]]』ではエリアCを襲う[[テノチティトラン〔ムーンキャンサー〕]]を見かね、カルデアに助力。以降はカルデア側の戦力として行動する事となる。
; 人物
: 大まかには『[[月姫 -A piece of blue glass moon-|月姫]]』の[[シエル]]と変わらない。しかし[[サーヴァントユニヴァース]]の要素が混じっており、そちらの世界の知識も持ち合わせている。
: お家カレーのレシピを[[主人公 (Grand Order)|主人公]]が広めたという出来事に言及している辺り、シーズン的には4.8以降と推測される。
: 第一再臨ではお忍びのバカンス姿(水着衣装)、第二再臨ではバッドエンドに辿り着いた迷い人を救う敏腕教師、第三再臨ではユニヴァースで[[原理血戒|イデアブラッド]]を起動した姿となっている。
:このシエルは複数の世界観が融け合っており、存在としては第一が「『Grand Order』よりの時空」、第三が「ユニヴァース時空」、そして第二が「どちらの世界にも属さないイフ」で、第一と第二は別世界の人物であるとのこと。第二は本来とある教室でのみ成立するキャラクターでもあり、世界のシステム上FGO主人公に認識されることはない模様。
: なお、第三再臨の体はユニヴァース世界の[[アルクェイド・ブリュンスタッド|アルクェイド]]との最終決戦で原子レベルで燃やされてしまったため、疑似ライトフレームで構成されている。青く燃えて見えるのはただの魔力ゆらぎで害はないらしい。
: 第三再臨の頭上に浮かぶビットクラウンは『実績:いちど銀河を救った』証であり、吸血鬼の王を倒して銀河の災害を防いだ事から自動的に獲得したもの。銀河警察なら見ただけで平伏する代物だが、シエル本人は存在こそ知っているものの見えてはいない。消し方も分からないとのこと。
; 能力
: 「スペース第七聖典」を武器として使用。「焼死」や「病死」、「出血死」や「衝突死」の形状で使い、宝具では「断罪死」の形状で使用。剣術としては「位相滑剣」を用いる。
: 黒鍵による切り裂きや投射も健在で、圧倒的身体能力を生かした体術や高速移動を行う。足から何らかのエネルギーを噴射して空中をホバリングするモーションも見せているが、詳細は不明。
: 第二再臨では[[ネコアルク]]とのコンビネーション(?)技が主となり、懐に差した剣も武器として使用するようになる。第三再臨では体術と第七聖典を用いてのみ攻撃を行うが、ユニヴァースの世界観に合わせてか威力は増している様子。
: 体内では膨大な魔力が生成されているため、生半可な魔術は効かず、最悪マスターも必要としない。肉体の自動再生能力や、原理血戒によって「人間のまま」「世界と相対する力」も獲得している。
:第三再臨の「スターシエル」の状態での性能は常軌を逸しており、肉体は暴走したアルクェイド同様に疑似的な光体(ライトフレーム)で構成されているがエネルギー総量がとんでもない事になっているのを誤魔化すために自分の周囲の空間を歪曲させている。端的に言ってしまうなら、光体モードのアルクェイドを人間サイズまで圧縮しているようなもの。また、膨大な魔力生成量のために空間が歪んだり、世界観が違いすぎるために[[抑止力]]が働きかねないといった事情から、あまりこの姿にはならない。