概要
[[セイバー|剣士]]の[[サーヴァント]]。
; 略歴
: 『育て!マイ・リトル・ドラゴン』にて、特異点に召喚されたサーヴァントとして登場。
: 召喚された直後に[[ザッハーク]]の目に留まり、契約の蛇毒によって配下にされた。
: そして彼の"契約"によって彼に対する愛情を芽生えさせられ、彼の口である捕食竜を従えて[[蛇竜人]]をザッハークに捧げる生贄にするための襲撃を繰り返していた。
: 物語中盤に蛇もろとも打倒され、全身に回りきっている「契約に違反したら死に至る」蛇毒の影響もあり虫の息になってしまうが、彼女が引き連れていた捕食竜の死体から[[アスクレピオス]]が血清を作成し解毒。
: [[主人公 (Grand Order)|主人公]]一行と話をし、それ以前に[[蛇女房]]や蛇竜人と交流していたこともあり、「自身は目を逸らしていた」と反省し、主人公一行に同行することになる。
: ザッハークとの決戦では[[メドゥーサ]]ともに[[ビショーネ]]の蘇生の時間稼ぎをして、覚醒してウロボロスの力を手に入れたビショーネと協力してザッハークを打倒する。
: 戦いが終わった後に、噂に聞くカルデアには行ってみたい、蛇の方たちともお会いしてみたいと主人公らに伝えて退去していった。
; 人物
: お忍び用の市女笠と、華やかな着物を纏った旅装の姿の女性。第二再臨では、一昔前の伝奇ものに登場するヒロインを思わせる、四角い黒縁の伊達メガネとモノクロのセーラー服の姿になる。
: また、第三再臨では白蛇の鱗を模した模様の白無垢姿に変化する。この状態では、第一再臨では包帯で、第二再臨では伊達メガネで隠している、右眼周りの傷はそのまま晒している。
: 上品な雰囲気をまとっている。礼儀正しく、令嬢としての品格が伺える。芯が通った性格ではあるが、どこかほわほわとしたところがある。
: 彼女の元となる黒姫伝説には様々なパターンがあり、それを統合した結果「好きなものは蛇、嫌いなものは蛇」という複雑な感情を持つ霊基として成立した。
: とは言っても、基本的には善良な性格であるため、悪い蛇を殺し、良い蛇を愛する、ということになるのだが……「愛」という感情の複雑さを考えると、「必ずそうなる」とは言えない。
: 自身の攻撃や宝具でも多用しているためか、<ruby><rb>御髪</rb><rt>おぐし</rt></ruby>に対して一家言ある。カルデアでは散髪をやってみたい、とのこと。
: 黒姫伝説が伝わる信濃地方では「信州蕎麦」と呼ばれるお蕎麦が有名で、黒姫本人もお蕎麦を好んでいる。
; 能力
: 「蛇を打倒した」パターンの黒姫伝説に由来しているであろう、国守の刀を携えている。
: 正統派な剣技で攻撃する。その他にも、自分の髪を刀で斬り、上空から針山のように降り注がせたり、地面から斬った髪を変化させた刀剣を生やすなどの、自身の髪を多用した攻撃を行う。