名台詞
魔術王ソロモン
;「<ruby><rb>魔元帥</rb><rt>まげんすい</rt></ruby>ジル・ド・レェ。帝国真祖ロムルス。英雄<ruby><rb>間者</rb><rt>かんじゃ</rt></ruby>イアソン。そして<ruby><rb>神域碩学</rb><rt>しんいきせきがく</rt></ruby>ニコラ・テスラ。」<br>「多少は使えるかと思ったが───小間使いすらできぬとは興醒めだ。」<br>「下らない。実に下らない。やはり人間は<ruby><rb>時代</rb><rt>トキ</rt></ruby>を重ねるごとに劣化する。」
:第四特異点で突如として正体不明の存在として割り込んだ時の台詞。
;「ん? なんだ、既に知り得ている筈だが? そんな事も教わらなけねば分からぬ猿か?」<br>「だがよかろう、その無様さが気に入った。聞きたいなら教えてやろう。」<br>「我は貴様らが目指す到達点。七十二柱の魔神を従え、玉座より人類を滅ぼすもの」<br> 「名をソロモン。数多無象の英霊ども、その頂点に立つ七つの冠位の一角と知れ」
: 第四特異点での初登場時。規格外の力を秘めて現れた、人類最高の魔術師にして英霊の頂点を騙る者の名乗り。
;「ほう。私と同じく声だけは届くのか。」<br>「カルデアは時間軸から外れたが故、誰にも見つける事のできない拠点となった。」<br>「あらゆる未来───すべてを見通す我が眼ですら、カルデアを観る事は難しい。」<br>「だからこそ生き延びている。<ruby><rb>無様</rb><rt>ぶざま</rt></ruby>にも。<ruby><rb>無惨</rb><rt>むざん</rt></ruby>にも。<ruby><rb>無益</rb><rt>むえき</rt></ruby>にも。」<br>「決定した人類の滅びの歴史を受け入れず、いまだ無の大海にただよう哀れな船だ。」<br>「それがおまえたちカルデアであり、◯◯という個体。」<br>「燃え尽きた人類史に残った染み。<ruby><rb>私</rb><rt>・</rt></ruby>の事業に唯一残った、私に逆らう愚者の名前か。」
:第四特異点でロマンの通信を聞いた時の台詞。正真正銘、カルデアが人類史最後の砦だと分かる。
;「哀れだな。時代の先端に居ながら、貴様らの解釈はあまりに古い。」<br>「七十二柱の魔神は受肉し、新生した。だからこそあらゆる時代に<ruby><rb>投錨</rb><rt>とうびょう</rt></ruby>する」<br>「魔神どもはこの星の自転を止める<ruby><rb>楔</rb><rt>くさび</rt></ruby>である。天に渦巻く<ruby><rb>光帯</rb><rt>こうたい</rt></ruby>こそ、我が宝具の姿である。」
:第四特異点でロマンが「ソロモン王の使い魔があんな醜悪な肉の化け物のはずがない」と反論した時に返した台詞。
;「そら見た事か。ただの英霊が私と同じ地平に立てば、必然、このような結果になる。」
:第四特異点で[[ウィリアム・シェイクスピア]]、[[玉藻の前]]、[[坂田金時]]をたった一人でまとめて倒した時の台詞。人類史に名を残した強大な英霊も七つの冠位の一角を相手では、ただの人間扱いされてしまう。
;「ほう? いいぞ、語ってみよ即興詩人。聞き心地よい賞賛ならば楽に殺してやる。」
:[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]が自らの正体に見抜いた時の台詞。自らの正体を見抜かれて尚も、その余裕は消えることはない。
;「───そうだ。七騎の英霊は、ある害悪を滅ぼすために遣わされる天の御使い。<br> 人理を護る、その時代最高の七騎。英霊の頂点に立つ始まりの七つ。<br> もともと降霊儀式・英霊召喚とは、霊長の世を救う為の決戦魔術だった。<br> それを人間の都合で使えるよう格落ちさせたものがおまえたちの使うシステム───聖杯戦争である。」
; 「そうだ。よくぞその真実に辿り着いた!<br> 我こそは王の中の王、キャスターの中のキャスター! 故にこう讃えるがよい!<br> ───グランドキャスター、魔術王ソロモンと!」
: 第四特異点で自身の在り方と聖杯戦争の真実を的確に見抜いた[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]を称え、自身の格を高らかに謳う。
: この後、自らの正体を見抜いた褒美として、アンデルセンの五体を百に分け、念入りに燃やすという残酷な殺し方をした。
;「凡百のサーヴァントよ。所詮、貴様等は生者に喚ばれなければ何もできぬ道具。<br> 私のように真の自由性は持ち得ていない。どうあがこうと及ばない壁を理解したか?」
: 第四特異点でグランドキャスターの力を存分に見せつけた[[モードレッド]]に対する台詞。
;「───人類最高峰の馬鹿か、貴様?<br> 四つもだと? 違うな。すべてを踏破してようやく、なのだ。<br> 一つも六つも私には取るに足りぬ些事である。[[主人公 (Grand Order)|〇〇]]なる者が脅威などと、程遠い話だよ。」
:上の台詞をモードレッドに負け惜しみと言われた時の台詞。[[主人公 (Grand Order)|人類最後のマスター]]は魔術王にとって脅威でもなんでもなかった。
:だがそれを看過した結果は、終局特異点においてこれ以上無い形での猛反撃となって帰ってくる。
; 「では帰るか。思いの外時間をとったな」<br> モードレッド「はあ!? 帰るって、テメエ一体なにしにきやがった!?」<br> 「いや、単なる気まぐれだが?」<br> 「 ひとつの読書を終え、次の本にとりかかる前に用を足しに立つことがあるだろう? これはそれだけの話だ」<br> モードレッド「なっ……小便ぶっかけにきたっつうのか!?」<br> 「────、は」<br> 「ハハ、ハ、ギャハハハハハハハハ……!」<br> 「その通り! 実にその通り! 実際、貴様らは小便以下だがなァ!」
: 圧倒的な力を見せつけ、その場にいたサーヴァントの半数以上を消滅させた上であっさりと帰還しようとし、見とがめたモードレットを嘲り笑うように。
: ともあれ、この悪辣な嘲笑が回り回って自分に降りかかるとは思わなかったようだが。(話題参照)
;「私はおまえたちなどどうでもいい。ここで殺すか生かすもどうでもいい。<br> わかるか? 私はおまえたちを見逃すのではない。おまえたちなど、はじめから見るに値しないのだ。<br> だが───ふむ。だが、もしも七つの特異点を全て消去したのなら。<br> その時こそ、おまえたちを、“私が解決すべき案件”として考えてやろう。」
:第四特異点で特異点から去る時の台詞。宣言を実際に行う程の圧倒的な実力を持つが故の傲慢。<del>……その割にはイベントで卑怯な手を使っていたが。</del>
;「─────ほう。意外な反応をしたな、人間。」<br>「楽しいか、問うのか? この私に、人類を滅ぼす事が楽しいかと?」<br>「ああ────無論、無論、無論、無論、最ッッ高に楽しいとも!」<br>「楽しくなければ貴様らをひとりひとり丁寧に殺すものか!」<br>「私は楽しい。貴様たちの死に様が嬉しい。」<br>「貴様たちの終止符が好ましい。その断末魔がなによりも爽快だ!」<br>「そして、それがおまえたちにとって至上の救いである。」<br>「なぜなら、私だけが、ただの一人も残さず、人類を有効利用してやれるのだから─────!」
:第四特異点で主人公に「世界を燃やして楽しいのか!?」と問われての答え。[[モードレッド]]から心底から腐っていると言われるほど。
:実際は真逆であり、とにかくつまらない、人間の死など無価値過ぎて見たくもないのが、彼の本心である<ref group = "出">『Fate/Grand Order material Ⅳ』</ref>。
; 「──────。」<br>「娘。人の分際で生を語るな。死を前提にする時点で、その視点に価値はない。」<br>「生命への感謝だと? それはこちらが貴様らに抱く疑問だ。」<br>「<ruby><rb>人間</rb><rt>おまえ</rt></ruby>たちはこの二千年なにをしていた? ひたすらに死に続け、ひたすらに無為だった。」<br>「おまえたちは死を克服できなかった知性体だ。にも関わらず、死への恐怖心を持ち続けた。」<br>「死を克服できないのであれば、死への恐怖は捨てるべきだったというのに。」<br>「死を恐ろしいと、無残なものだと認識するのなら、その知性は捨てるべきだったのに!」<br>「無様だ。あまりにも無様だ。それはおまえたちも同様だ、カルデアのマスターよ。」<br>「なぜ戦う。いずれ終わる命、もう終わった命と知って。」<br>「なぜまだ生き続けようと縋る。おまえたちの未来には、何一つ救いがないと気付きながら。」<br>「あまりにも幼い人間よ。人類最後のマスター、○○(主人公の名前)よ。」<br>「これは私からの唯一の忠告だ。」<br>「おまえはここで全てを放棄する事が、最も楽な生き方だと知るがいい。」<br>「──灰すら残らぬまで燃え尽きよ。それが貴様らの未来である。」
: マシュに「命を弄んでる」とその考え方を批難され、立ち去る前に語った反論。
: <ruby><rb>魔術王</rb><rt>ソロモン</rt></ruby>は……否、<ruby><rb>魔神王</rb><rt>ゲーティア</rt></ruby>は人の死を目の当たりにし続けたことで人間に失望し、人理焼却という凶行に走らせてしまった。
: だが、これは英霊たちへの残忍な発言とは一線を画す態度であり、主人公とマシュへのそれは嘲笑と言うよりは強い哀れみを感じさせる。
;「篝火に火を灯せ。祭壇に供物を捧げよ。<br> 魔術王の名のもとに、この星の新生を言祝ごう」<br>「見るがいい、この末路。人類史そのものが行った足切り。<br> 敗れ去った歴史の悪意の果てがこれだ。<br> だが嘆くことはない。『なぜ』と被害者ぶることもない。<br> 弱いものを自然淘汰ではなく、自発的に排したのが人類の回答であったのなら、<br> その役割が君たちに回ってきただけの話。<br> 我が名はソロモン。過去と未来を見渡す眼を以てこの結末を予期した者。<br> そして、人類の最後の戦いを、彼岸より見届ける者だ」<br>「空想の根は落ちた。空からの信号は途絶え、地表は漂白され、この惑星は独りぼっちの星となった。<br> <ruby><rb>濾過異聞史現象</rb><rt>ろかいぶんしげんしょう</rt></ruby>──侵略され、白紙化した惑星。<br> もはや正しい秩序はない! 人理を護る英霊はいない!<br> 何一つ味方となるものはいない。この地ではお前たちこそが『悪』なのだから!」<br>「だが、こと生存において善悪による優劣はない。お前たちがまだ諦めないと言うのなら、<br> あの時と同じく、何もかも無に帰したこの状況で、まだ生存を望むと言うのなら!<br> 愚かしくも! 力の限り叫ぶがいい!<br> 惜しげなくも過ちを重ね、あるゆる負債を積み上げてなお、<br><br> 『希望に満ちた人間の戦いは ここからだ』と!」
: Grand Order第二部のPVにおける魔術王の台詞。
: 千里眼にて見据えた人類最後の戦いへの警鐘。その言葉は人類が選んだ選択の末路に対する嘲笑であり、同時に愚かしくも生きるために絶望の縁から這い上がり、人理焼却を覆し、自らを打倒してみせた[[主人公 (Grand Order)|人間]]への激励でもある。
: なお、ここでは本来の魔神王ゲーティアではなく、再び魔術王ソロモンを名乗っているが、その真意とは……。
御使いの四柱
;「助けを乞え!怯声を上げろ!苦悶の海で溺れるときだ!ハッハァッハハハハハ!」」
:魔術王降臨。四柱の魔神達を従える魔術王の規格外の強さになすすべもなく倒されていく英霊達。
;「フン」<br>「フフハハハ!」<br>「ハハハハハハハハハハァ!」<br>「小手調べだ。楽には死ぬなよ?」
:攻撃時の台詞。明らかに見下し、手を抜いている。
;「良いぞ良いぞ! ……そうでなくてはなァ?」
:スキル使用時の台詞。敵対者の無様な抵抗を見て楽しんでいる。
;「祭壇を照らす篝火だ!盛大に燃えるがいい!」
:焼却式 ベレト発動。種火から発せられるのは人理と英霊達を焼き尽くさんとする業火。
魔神王ゲーティア
;「ようこそ諸君。 早速だが死に給え。 無駄話はこれで終わりだ」
:1回目の戦闘開始時の台詞。大偉業を執り行う為、その障害を排除しにかかる。
;「助けを請え! 怯声をあげろ! 苦悶の海で溺れる時だ! それが、貴様らにとって唯一の救いである」
:2回目の戦闘開始時の台詞。これこそが『終わりのある命』への救いだと断ずる獣の決意。
;「ではお見せしよう。貴様等の旅の終わり。この星をやり直す、人類史の終焉。我が大業成就の瞬間を!<br> 第三宝具、展開。 誕生の時きたれり、其は全てを修めるもの。<br> ──さぁ、芥のように燃え尽きよ!<br> 『<ruby><rb>誕生の時きたれり、其は全てを修めるもの</rb><rt>アルス・アルマデル・サロモニス</rt></ruby>』!」
:原罪のⅠ。人類終了を告げる光帯。圧倒的熱量を以て唯一の障害である世界最後のマスターと雪花の盾を焼却しにかかる。
;「我が偉業! 我が理想! 我が誕生の真意を知れ!<br> この星は転生する! あらゆる生命は過去になる!<br> 讃えるがいい──我が名は、ゲーティア! 人理焼却式、魔神王ゲーティアである!」
:第三宝具、展開。玉座上空の光帯から収束発射された光が人類史を守護する英霊を宙の果てまで吹き飛ばす。
;「──崩れていく。我々わたしの結合が、解けていく──!光帯を回せだと……! 我々の敗北だと……!?<br> そのような愚行を犯せるものか! 我々の計画は一点の綻びも許されない!その為の3000年だった。その為の時間神殿だった。<br> わずかであれ“不具合の可能性がある”天体創造なぞ、我々が、死を憎んだ我々が、行っていいものでは断じてない……ッ!」
:真のソロモン王の第一宝具によって結合が解けた結果自我を得た魔神柱のなかの一柱「ガープ」から自分達の偉業を残すため失敗の可能性が残っていながらも、それを無視してでも直ちに時間跳躍を行う事を進言されて。
:例え成功する可能性の方が高かったとしても、人の不完全さから生まれた獣故にその行為は決して容認できるものではなかった。
;「責務───責務……!<br> この私に、全能者である我々(わたし)たちに、貴様ら人間どもを見守る事が責務だというのか!そもそも『人間の一生』なんてものを見せつけられて面白いとでも!?<br> うんざりだ!どうあっても消えるだけ、最後は恐怖しか残らない!<br> 人間の一生なんぞ、絶望と憎悪の物語だ!そんなもの、見て楽しい筈がない……!」
:かつての主人であった真のソロモン王から「お前は責務から目を背けた」と指摘されたことへの返答。
:過去、現在、未来のすべてを見続け、遂には人理焼却にまで至った魔術式達の、<ruby><rb>人間</rb><rt>せかい</rt></ruby>に対する絶望の絶叫。
;「なぜ貴様は戦う! なぜ<ruby><rb>我々</rb><rt>わたし</rt><ruby>に屈しない!なぜ、なぜ────なぜ、ここまで戦えたのかを───!」
:英雄王からの言葉によって人類最後のマスターである彼/彼女の真価を見誤っていた事を認めての台詞。
:それに対する彼/彼女の答えはごく単純なものであった。
;「──生きる、為──ただ自分が、生きる為、だと……?──そう、か。人理を守ってさえ、いなかったとは。<br> …確かに、我々の間違いだ。過大評価にも程があった。生存を願いながら死を恐れ、死を恐れながら、永遠を目指した我々を打倒した。<br> なんという──救いようのない愚かさ。救う必要のない頑なさだろう。<br> 手に負えぬ、とはまさにこの事だ。は──はは──ははははははははははははははははははははははははははは!」
:ごく当たり前の答えを返され、『憐憫』の理を持つ獣はようやく人間というものを理解した。
人王ゲーティア
;「──────その通りだ。ようやく共通の見解を持てたな、○○(主人公の名前)。<br> おまえを生かしては返さない。ここで、私と共に滅びるがいい。」
:神殿から急ぎ脱出する[[主人公 (Grand Order)|主人公]]の道中に待ち伏せて。崩壊していく体を引きずり立ち塞がる。
;「私は今、君たち人間の精神性を理解した。限りある命を得て、ようやく。<br> ……長い、長い旅路だった。 3000年もの間、ここに引きこもっていただけだがね。<br> 私は私の譲れないものの為に君を止める。君は君の生還のために、一秒でも早く私を止める。<br> ───言葉にするべき敬意は以上だ。」<br>「それでは、この探索の終わりを始めよう。人理焼却を巡るグランドオーダー。七つの特異点、七つの世界を越えてきたマスターよ。<br > 我が名はゲーティア。人理を以て人理を滅ぼし、その先を目指したもの。<br> 誰もいない極点。 ……誰も望まない虚空の<ruby><rb>希望</rb><rt>ほし</rt></ruby>を目指し続けたもの。」<br>「私はいま生まれ、いま滅びる。<br> 何の成果も、何の報酬もないとしてもこの<ruby><rb>全霊</rb><rt>いのち</rt></ruby>をかけて、おまえを打ち砕く。<br> ───我が怨敵。我が憎悪。我が運命よ。<br> どうか見届けてほしい。この僅かな時間が、私に与えられた物語。<br> この僅かな、されど、あまりにも愛おしい時間が、ゲーティアと名乗ったものに与えられた、本当の人生だ。」
:人間を想い、憐み、しかし愛を知らなかった獣は、人間の命と時間を知ったことでようやく歩き出した。その日、人王は運命に出会う。
;「多くの魔神は燃え尽き、神殿は崩壊した。我が消滅を以て、人理焼却も消滅する。 <br> ────だが……最後の勝ちまでは譲れない。<br> 始めよう、カルデアのマスター。お前の勝ち(価値)を、私の手で焼却する……!」
:戦闘開始時。光帯は消え、七十二の魔神は活動停止し、冠位時間神殿は崩れ始めた。自身ももはや魔神としての形は無く、消滅するのも時間の問題。
:自身にも確かに譲れぬものがあったことを確信し、人生を獲得した王は崩れかけの拳を最後のマスターに向ける。
;「あと少し、付き合ってもらうぞ」<br>「楽しいな……!」
:スキル使用時。一秒、一瞬が、あまりに愛おしい刹那。
:その限り有る命の躍動こそが、生の実感を彩る。
;「ここまでか……。いいや、ここからだ……!」
:宝具発動時。既に確定した滅びを前に、それでも譲れぬものの為、漸く獲得した“人生”すべてをかけて挑み続ける。
:主よ、生命の歓びを。
;「実に……素晴らしい……命だった。」
:消滅時の台詞。あまりにも短く、されどあまりにも愛おしいその【命】への万感の想いを込めて。
;「──────いや、まったく。<br> ……不自然なほど短く、不思議なほど、面白いな。<br> 人の、人生というヤツは───」
:[[主人公 (Grand Order)|主人公]]との最期の戦いを通して、人として生きる事を噛み締めながら、“人王”ゲーティアは満足気に“人”の人生を駆け抜けた。