人間関係
Fate/Grand Order
; [[マシュ・キリエライト]]
: 原作を読み込んでいたらしい彼女から感動と尊敬の目で見られおり、彼も「私のことをよく理解している良い読者」と好意的。
: また、第六特異点では彼女と融合している英霊の真名を明かすか否かで躊躇する周囲を喝破し、彼女の心の在り方とその英霊の名を伝えた。
; [[ロマニ・アーキマン]]
: 自身の調査を持ってしても来歴が完全に不明であった他アトラス院で得た情報もあって彼の存在に不信感を抱いていたため、彼に自身の情報を漏らさないように念を押した。
; [[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]
: カルデアに来てからの仕事仲間。カルデアの二大頭脳として彼女の膨大な仕事や調査、未来に起こる問題への事前対策作業などを手伝うも、あまりにも「面白くない」仕事が多い上に馬車馬のようにこき使われたりする事については不満な模様。
: とはいえ、天才同士であるため、気を許した会話が行える数少ない相手である。
; [[ベディヴィエール (Grand Order)|ベディヴィエール]]
: 同郷の人間として親近感を覚えるも、ベディヴィエールが特殊な事情から彼のことを知らなかったために残念そうな表情を浮かべていた。
; [[チャールズ・バベッジ]]
:「人理焼却」という事件の捜査を彼に依頼した人物。自由が奪われる前の僅かな時間を賭け、捜査を依頼したのだという。
: カルデアでも「ロンドンのバベッジ」とは別人であると理解しつつも、よく挨拶を交わしている。
; [[ゲーティア]]
: 「人理焼却による霊長の抹殺」という、前代未聞の殺人事件の犯人。主人公やマシュから得た情報により彼の特性については把握しており、彼が起こした事件そのものは自分が介入せずとも何とかなると確信していたものの、その最終目的までは想像もつかず、人理を焼き尽くした上で次に何に取り掛かっているのかが恐ろしいと語っていた。
; [[カブラギ]]
: 亜種特異点Ⅰにて、贔屓にしていた何でも屋。
: 互いに隙があるなら出し抜こうとしながらも表向きの相性は良好で、彼の商売に対しても馬鹿にすることなく敬意を払っていた。
: 巌窟王に変装していた際にその能力を再現する為の礼装も彼から購入していた模様。
; [[シュヴァリエ・デオン]]
: 亜種特異点Ⅱのコミック版で、特異点の[[クリストファー・コロンブス|容疑者]][[シェヘラザード|候補]]の内偵を秘密裏に頼んでいた相手。
: 他のメンバーである藤丸立香、フェルグス、アストルフォが隠し事ができるタイプではないとはいえ、1人に全部押し付けたことについてはアストルフォからは怒りを向けられたが。
; [[ケツァル・コアトル]]
: 彼女の幕間の物語「炎のルチャドーラ デスマッチ三番勝負」にて、マシュに依頼されて三番勝負の三番手「マスク・ド・バリツ」として戦った相手。
: それまでの戦いを分析して、疲弊しているところを有利に戦うが、リアリズムを越えたルチャの精神の前に敗れた。
; [[ウィリアム・シェイクスピア]]、[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト]]
: 実は隠れファン。
; [[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕]]
: 話が合う相手。よくカルデアのロビーで話し込んでいる。
: マイルームでも彼が[[時計塔]]の魔術師であるとして、話すべきことがあると語っている。
:依代の[[ロード・エルメロイⅡ世]]もまた『[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]』で探偵役を務めており、ホームズが推理で'''「ハウダニット」'''( “どうやって” やったのか)を重点とするのに対し、エルメロイは'''「ホワイダニット」'''( “なぜ” やったのか)を重点においている。
; [[ゴルドルフ・ムジーク]]
: カルデアの新所長。彼を助けた事により、カルデアの経営顧問に任命される<ref group = "注">なお、この人事についてはマシュからは'''「新所長には破滅願望でもあるのか」'''と酷評されている。実際、シャーロック・ホームズシリーズでもたびたび触れられているが、ホームズの知識・才能は非常に偏っており、心理学や数学には長けているものの、地質学は土の性質のみに通暁していて、天文学に至っては地動説すら知らないレベルである。ホームズも経営は初めてとのことなので、そちら方面の能力は絶望視されているが、ゴルドルフを言葉巧みにコントロールする話術やスタッフをまとめ方針を決定する判断力など、経営力と呼べるかは不明だが新カルデアの大黒柱としては十分な能力を有している模様。</ref>。
: 以降も適度に彼の意見を取り入れつつ全体の方針を適切に運用してゆく。
: それなりに知識があり、判断力も人並みにあるので、ワトソン役として自分の意見を述べるのに利用している節もある。
; [[アーロン・ゴールディ]]
: イベント『虚月館殺人事件』において、事件に関与するべく秘密裏にレイシフトし「探偵シェリンガム」として彼に接触した。
; [[ホーソーン]]
: イベント『虚月館殺人事件』において、自分が死亡した事にするために依頼した現地協力者。
: 「医者の相棒」ということで昔を思い出したのか、主人公から見た外見が[[ジェームズ・モリアーティ]]だった事への当てこすりか、「善良な顔立ち」と非常に好意的。
; [[アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕]]
: 『Fate/Grand Order 英霊食聞録』にて、同郷の英雄ということで自分の時代に馴染みのある料理として「英国風カレー」を調理して振る舞った。
: なお、原作のシャーロック・ホームズシリーズでも、時代を反映してかカレーを作ったり食べたりするシーンがそこそこ描写されている。
;名探偵たち
亜種特異点Ⅰ『[[悪性隔絶魔境 新宿]]』において、モリアーティを打倒するために登場した名探偵たち。
本来は通常の聖杯戦争では召喚できない"[[幻霊]]"であるが、[[ウィリアム・シェイクスピア|シェイクスピア]]と[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]がそれぞれの宝具で「二次創作」を行うことによって召喚された。
その数200体以上だが、台詞を喋ったのは以下の4名。本編内で直接言及はされていないが、外見と言動から正体が推測できる。
: ・丸顔の神父(ブラウン神父)
: ・紐をいじくる老人(隅の老人。なお彼は自分で言っている通り、実はモリアーティ側の人間だったりする)
: ・もじゃ髪の紳士(オーガスタス・S・F・X・ヴァン・ドゥーゼン教授)
: ・生真面目な紳士(ジョン・イヴリン・ソーンダイク博士)
ブラウン神父以外の3シリーズは創元推理文庫から「シャーロック・ホームズのライヴァルたち」というシリーズで刊行されている。<br>
この他ベルギー人(エルキュール・ポアロ)も参加しているが、「自分はライバルではなく上回るもの。なのでしゃしゃり出ることは控えよう」と前に出てこなかったとのこと。
;[[妖精]]
:それにまつわる事件がない限り、興味の対象にはならないとのこと。
;[[ジェームズ・モリアーティ〔ルーラー〕]]
:若かりし頃の姿で現界した宿敵。
:『死想顕現界域 トラオム』では異星の使徒である彼の策略に陥り、自身もまた異星の使徒であることを思い出す事となった。
:しかしながら自身がライヘンバッハに落ちる事で彼を弱体化させ、一矢報いる結果ともなった。
生前
; ジョン・H・ワトソン
: 名実ともに相棒である医師にして、彼の活躍を書籍という形で出版した人物。
: マシュへの台詞にあるように出版活動をずけずけと批判しているものの、深い信頼を置く親友。
: 彼はその愛すべき凡庸さ故に、英霊として召喚されることはないとしている。その為か自身の[[幕間の物語]]「失われた時を想って」ではゴルドルフが代役にあてがわれており、シルエットはおろかモブキャラが使われることもなかった。
:『フロム ロストベルト』では顔こそハッキリ出ていないものの、ホームズがカルデアでの思い出話を語り聞かせる形で登場する。
; [[ジェームズ・モリアーティ]]
: 原作における最悪の敵かつ最高の好敵手であり、「犯罪界のナポレオン」とまで言わしめた相手。生前のホームズは彼が世界に与える影響を恐れ、ワトソンの著作にある彼の記述を可能な限り簡易にさせるほど警戒していた。
: ライヘンバッハの滝で彼を追い詰めて共に身を投げるも、彼をクッションにすることで事なきを得た。また後述のジキルが悪にまつわる実験に傾倒し始めた一件などにも、間接的に関わっている。
: お互いにカルデアに召喚されて以降は、悪だくみ癖は抜けないものの同じマスターを持つ身とあってか、必要に応じて手を組むトムとジェリーのような間柄に落ち着いている。ただし「自分はアラフィフなのになんであっちはイケメン青年なんだ」と召喚されている姿についてちょっと僻まれている。
: またサーヴァントとなっても彼がいる事に対しては興味深いとしており、退屈はせずに済みそうだと語っている。
: 奇しくもホームズが完全な味方側に溶け込むため、『異星の使徒』という記憶を消して善意寄りな行動を取って主人公達に関わる内に、その楽しさに目覚めていくという点は新宿における彼と同じ展開である。
; コナン・ドイル
: 原作の作者であり「私の活躍の伝達者」と呼んでいるが、詳しい関係は不明。
: エレナ曰く、シャーロックとは魔術に対するスタンスが異なっていたらしく、魔術師の一人であることが示唆されている<ref group = "注">史実でもコナン・ドイルは神秘主義に傾倒しており、SPRに所属する傍ら、非常に胡散臭い「[[妖精]]の写真」を事実として強く支持したりもしていた。</ref>。
; アイリーン・アドラー
: 生前出し抜かれた女性。
: 小説では『ボヘミアの醜聞』に登場しており、基本的に女性に対する偏見が強い彼が一種の敬意を持って唯一「あの女性」と呼ぶ人物。
; グリムズビー・ロイロット博士
: 生前関わりのあった犯人の1人。
: 小説では『まだらの紐』に登場しており、遺産目当てで妻の連れ子の姉妹を狙うものの、自身の犯行の手口を看破されて逆に死んでしまう結果となった。
: 実際のところ、作品はワトソンによって脚色されており、彼は本当は魔術師であり犯行も[[黒魔術]]めいた呪詛によるものであることが示唆されている<ref group="注">『まだらの紐』本編では調教した毒蛇による犯行であったが、蛇の生態を鑑みると口笛で操ったりミルクで飼ったりすることは非現実的であるとしばしば指摘されている。</ref>。
; [[エレナ・ブラヴァツキー]]
: ライヘンバッハの滝に落ちてから身を隠し、ヒマラヤあたりで活動していた頃に出会った女性。
: 互いに社会から身を隠していた者同士で意気投合し、「イレーナ(エレナ)」「シゲルソン(ホームズ)」と偽名で呼び合っていた。
: 最終的に最期を看取ることになった。
;アルセーヌ・ルパン
:モーリス・ルブラン原作の「ルパンシリーズ」に登場する怪盗。同シリーズでは「エルロック・ショルメ<ref group = "注">エルロック・ショルメ(Herlock Sholmès)の綴りはシャーロック・ホームズ(Sherlock Holmes)のアナグラムだが、原作では基本的に両者は別人となっている。ただし、日本語版のルパンシリーズでは同一人物となっている事が多い。</ref>」の名前でルパンと対決する。
Fate/Grand Order 英霊伝承
; [[ヘンリー・ジキル&ハイド|ヘンリー・ジキル]]
: 「英霊伝承 ~ヘンリー・ジキル/ハイド~」では彼が解決した過去の事件の追跡調査などを行っていた。
: [[ヘンリー・ジキル&ハイド〔アサシン〕|カルデアに召喚された彼]]に対しては、モリアーティの「悪」がハイドを誕生させたことに何らかの責任を感じている様子で、一度語り合う必要があるとしている。
; [[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|切り裂き]][[ジャック・ザ・リッパー (Fake)|ジャック]]
: 「英霊伝承 ~ヘンリー・ジキル/ハイド~」のラストで新聞に凶行の記事が掲載されていたが、「犯行を遂げた人間の存在する犯罪」が自分の領分であり、これは時計塔の仕事であるとして捜査する素振りは見せなかった。
: カルデアではアサシン霊基の彼女を目にするたびに、感慨深い表情を浮かべているとか。