その他
;母親
:「母ちゃん」または「婆ちゃん」(ベリルの母親は妖精であると主張しているので、母親が彼女自身)と呼んでおり、関係性はそれほど悪くない模様。
:「森の住人」「近代では暮らしにくくなった」などと直接の登場はないが断片的に語られており、ベリルの尖った形の耳などから人狼、あるいは魔女なのではないか?とプレイヤー間では噂されている。
: 正体は予想通り「[[魔女]]」ではあったが、その実は魔術協会から棄てられ、消費文明を嫌うが故に現代社会にも馴染めず取り残された異物と言える存在。その中でもベリルの母は巨大なヒキガエルのような風貌で『妖精』を自称していたが、「とある魔法使い<ref group="注">回想場面に「マインスターとその小娘」、「<ruby><rb>魔法使い</rb><rt>ユミナ</rt></ruby>の直系」という呼称が出てくる事から、[[久遠寺有珠]]親子が関わっている可能性が示唆されている。<br>或いは同じ様に人間の男との間に子供を授かったにも関わらず、マインスターの容姿が変貌しなかった事を逆恨みしているとも推察されている。</ref>」の所為で人間の男に騙されて彼を産み落としこの様な醜い容姿になった為、息子に対して「産まなければよかった!」と八つ当たりの如く罵ったかと思えば、一転して「大切な可愛い子」「自分の生き甲斐」と称して溺愛する等、愛憎混じりの情を向けられていた。
:黒魔術を一通り学んだ後は、用済みだからなのかは不明だが「誰よりも綺麗な星の瞳」を潰して森の中に捨て去った。その後については作中で言及がなく、『フロム ロストベルト』でのベリル曰く「今も生きているのか死んでいるのかは分からない」との事で生死不明となっている。
;「お姫様」
:クリプター会議でベリルが語った、担当していたブリテン異聞帯にいた存在。
:ベリル曰く世間知らずで、「利用してやろうとお近づきになった」との事だったが、彼女からは「地獄の果てまで一緒にいましょう!」とグラビティすぎる愛を向けられており、ドン引きしている。このこともあってカドックには「王族には気をつけろ」とアドバイスしていたとか。
:しかし、ブリテン異聞帯では当てはまる人物がおらず、プレイヤーの間では当初は妖精國の住民達を統合して彼なりに揶揄した言葉ではないかと解釈されていたが、TYPE-MOONエースVOL.14でのインタビューにおいて奈須きのこ氏より正体が妖精騎士トリスタンである事が判明した。
:しかし同時に「バーヴァン・シーに付きまとわれていたのは本当だが、聞いた人が誤解をするような言い回しをあえてしていた」とされており、「嘘に本当のことを織り交ぜ、大事なことを隠している」<ref group="注">そもそも、元来ベリルは[[マリスビリー・アニムスフィア|マリスビリー]]に脱走兵や裏切り者の始末屋としてスカウトされており、標的はクリプターのメンバーも例外ではない。そのため、ベリル個人の目的や思惑も含め、標的の炙り出しも兼ねて本心や真実を晒すような事は避けていたと思われる。</ref>ともされているため、クリプター会議での彼女に関する発言はほとんどが嘘っぱちであると思われる。
;[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|ジャック・ザ・リッパー]]
:『フロム ロストベルト』にて、シミュレーションで行った第四特異点で言及していた「[[アサシン]]」。
:名前は直接出されていないが、十中八九彼女の事と思われる。
:「必ずこちらを殺しに来る。ああいうタイプはよくわかる」と自分に引き比べたかのようなプロファイリングをしていた。
;[[言峰綺礼]]
:同じ様に'''「美しいものを傷つけた時だけ、それを美しいと感じられる」'''という破綻した価値観の持ち主だが、彼は当初その事実を受け入れられず苦悩し続け、吹っ切れた後も心底では自分の在り方を模索しているまともな道徳観念や精神性があるのに対し、ベリルは最初からどちらも持ち合わせてはいない。