第1部
;特異点F「[[炎上汚染都市 冬木]]」
:副題:序章<br>人理定礎値:C
:西暦2004年1月30日の日本の地方都市、[[冬木市]]。
:[[聖杯戦争]]が起こり[[サーヴァント]]が戦闘を行っていること自体は本来の歴史通りであるものの、街は炎上し人間はいなくなっている。
:ゲーティアからの言及や、参戦サーヴァントの終局特異点への召喚が行われなかった唯一の例外である。
:加えて'''第1部で唯一修正が完遂されていないとされる特異点'''でもある([[アンリマユ]]の[[幕間の物語]]「アンリミテッド・レイズ/デッド」より)。
:なお、第六特異点にて[[マシュ・キリエライト]]が、「アンリミテッド・レイズ/デッド」にてロマニ・アーキマンが何故かこの特異点を指して『特異点X』と呼称したが、これは第2部第6章にて「カルデアスが特異点Fを特異点Xとも定義した」と仔細が語られ、そもそも呼称が二つあったためだと判明した。
:『[[Fate/Grand Order Arcade]]』では'''タイトルから冬木が消されて「炎上汚染都市」となっており'''、この時点でアプリ版からの変化が示唆されている。
;第一特異点「[[邪竜百年戦争 オルレアン]]」
:副題:救国の聖処女<br>人理定礎値:C+
:[[ジャンヌ・ダルク]]が火刑に処されてから日がさほど立っていない西暦1431年のフランス。
:[[ジル・ド・レェ]]によって創られた[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・オルタ]]が、竜の軍勢を率いてフランスを滅ぼしそうとしている。
:その最中、聖女ジャンヌ・ダルクがルーラーのサーヴァントとして召喚されている。
;第二特異点「[[永続狂気帝国 セプテム]]」
:副題:薔薇の皇帝<br>人理定礎値:B+
:第五代皇帝[[ネロ・クラウディウス]]によって統治されていた西暦60年の古代ローマ。
:[[レフ・ライノール]]が召喚したサーヴァント達による「連合ローマ帝国」が、本来のローマ帝国に戦争を仕掛けている。
;第三特異点「[[封鎖終局四海 オケアノス]]」
:副題:嵐の航海者<br>人理定礎値:A
:幾多の海賊が財宝を求めた時代、西暦1573年の大海原。
:四方を海に閉ざされた領域で、更に様々な時代、地域の海が封じ込まれている。
;第四特異点「[[死界魔霧都市 ロンドン]]」
:副題:ロンディウムの騎士<br>人理定礎値:A-
:大英帝国が産業革命を迎え人類が著しい発展を遂げた時代、西暦1888年のロンドン。
:全く視界が効かない程の濃霧に覆われており、本来以上に人体に有害な濃度の魔力を含んだソレの中では、ホムンクルスや機械人形、そして魔術師たちの陰謀が蠢いている。
;第五特異点「[[北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム]]」
:副題:鋼鉄の白衣<br>人理定礎値:A+
:独立戦争の最中にあるはずの、西暦1783年の北アメリカ。
:本来の独立軍に取って代わった[[女王メイヴ]]率いるケルトの戦士たちと、それに対抗し[[トーマス・エジソン]]率いる西部合衆国の機械兵士軍が相争う戦場が展開されている。
;第五特異点「[[北米神話侵食 イ・プルーリバス・ウナム]]」
:副題:鋼鉄の白衣<br>人理定礎値:A+
:『[[Fate/Grand Order Arcade]]』における第五特異点。
:独立戦争の最中にあるはずの、西暦1783年の北アメリカ。
:本来の独立軍に取って代わった[[クー・フーリン〔オルタ〕]]率いるケルトの戦士たちと、[[ナイチンゲール]]属するレジスタンス同盟軍が相争う戦場が展開されている。
;第六特異点「[[神聖円卓領域 キャメロット]]」
:副題:輝けるアガートラム<br>人理定礎値:EX
:多くの人々の信仰が集う西暦1273年の聖都エルサレム。
:[[女神ロンゴミニアド|獅子王]]率いる円卓の騎士、[[オジマンディアス]]とエジプトの民、[[ハサン・サッバーハ]]らと山の民が三つ巴の闘いを行っている。
:オジマンディアスが十字軍に投げ落とされた聖杯を奪い取って人理定礎を成立させた後、獅子王が[[聖槍|『塔』]]という完全な世界を作ろうとしている影響で人類史から切り離された「世界のどこでもない」場所と化しているため、この特異点は例外中の例外を示す人理定礎値『EX』がつけられた。
:『塔』の外の世界が消滅しかかっているため世界には「果て」ができており、エルサレム近辺の大地が空中に浮かんだような状態になってしまっている。
;第六特異点「[[騎勲渇仰遠征 ロスト・エルサレム]]」
:副題:終わりなき巡礼の騎士<br>人理定礎値:A
:『Fate/Grand Order Arcade』における第六特異点。
:多くの人々の信仰が集う西暦1273年の聖都エルサレム。
:[[ジャック・ド・モレー]]に率いられた十字軍、[[オジマンディアス]]とエジプトの民、[[ハサン・サッバーハ]]らと山の民が三つ巴の闘いを行っている。
;第七特異点「[[絶対魔獣戦線 バビロニア]]」
:副題:天の鎖<br>人理定礎値:A++
:神代の真っ只中である紀元前2655年、冥界から帰還した[[ギルガメッシュ〔キャスター〕|ギルガメッシュ]]が治めるウルク。
:人が神から袂を分かった最初の時代において、「三女神同盟」が人類を滅ぼさんとウルクに包囲網を敷いている。
:そして魔獣巣食うメソポタミアの水底より、原初の巨悪がついに目覚めようとしていた。
;第七特異点「[[臨界繁栄都市 バビロン]]」
:副題:悪食の英雄王<br>人理定礎値:A++
:『Fate/Grand Order Arcade』における第七特異点。
:神代の真っ只中である紀元前2655年、上記のウルクと同じ年代のバビロン。
:ウルクは影も形もなく、廃都となっているはずのバビロンが21世紀を凌駕する悪徳の都として臨界の繫栄を極めている。
;終局特異点「[[冠位時間神殿 ソロモン]]」
:副題:極天の流星雨<br>人理定礎値:--
:人類史には存在しない特異点。[[ゲーティア|魔神王ゲーティア]]が潜んでいる「神殿」。
;収束特異点「[[背徳果実都市 リリムハーロット]]」
:副題:流刑の願望妃<br>人理定礎値:E-
:『Fate/Grand Order Arcade』における最後の特異点。
:七つの特異点の収穫の果てにある特異点であり、[[妖妃ドラコー]]がビーストⅥ「ソドムズビースト」に羽化するために待ち構えている。