人間関係
Fate/Grand Order
;[[主人公 (Grand Order)|主人公]]
:閻魔亭の客であり、500年に渡る問題の解決に尽力してくれた恩人。
:カルデアにおいてはマスターであり、一歩引いた態度でまっすぐに仕える。
:絆が深まると甲斐甲斐しく世話を焼き始め、説教(マスターが将来よい思いをするための教え)も多くなる様子。
;[[マシュ・キリエライト]]
:主人公と同じく客であり恩人。
:ヘルズキッチンの受講生でもあり、同期生が軽い気持ちで受けに来た半端者ばかりだった中、第一日目の授業を初見でクリアした。
:この初見クリアは玉藻の前も驚愕するほどの偉業らしい。
;[[玉藻の前]]
:教え子。後述の二者と違い、ヘルズキッチンを初見で第五日目まで耐え抜いた優等生で、閻魔亭の厨房がピンチになった時にとりあえずの助っ人として頭数に入れる程度には料理の腕は認めてはいるが、「愛情過剰すぎて旦那様を肥えさせる気か」とやりすぎを諫めている。
:紅閻魔自身は「やる気に溢れていた」とする一方で、目を離した隙に失敗を誤魔化す事を咎めてもいる。
:玉藻の方はヘルズキッチンでの修行が軽いトラウマになっているらしく、頭が全く上がらない。『Grand Order material Ⅷ』では、出会い頭の厳しい発言から「ハートマンの英霊」と言われていた<ref group="注">このハートマンは映画『フルメタル・ジャケット』で登場した鬼教官「ハートマン軍曹」の事だと思われる。紅閻魔の厳しい発言も、映画におけるハートマンの台詞「泣いたり笑ったり出来なくしてやる!」のパロディ。</ref>。
;[[タマモキャット]]
:教え子ではないが、閻魔亭の臨時料理人として頼ったくらいには料理の腕を認めている。
;[[清姫]]、[[巴御前]]
:教え子。玉藻の前と違い、ヘルズキッチンを受講しておきながらまだまだ料理の腕前は認められるレベルではないらしい。
:清姫はとりあえず食べられてそれなりの味のものは作れるらしいが、火と油による豪快な料理ばっかりでパターンが無い。玉藻同様にやる気に溢れていたようだが、やはり失敗を誤魔化す点があった様子。
:巴の方はそれ以前の問題で「おにぎりの中におにぎりが入っている」「皮を剥いていない生大根をそのままかじらせる」など料理の概念が崩壊している。普段の彼女の性格と持って生まれた体質的な弊害からするに、料理に対しての姿勢は不真面目ではないと思われるが、「弱火で3分なら強火なら1分で済む」等という物理的な思い込み・勘違いが激しく料理にならない。紅閻魔自身は巴を「戦の流儀がどうしても抜けきらない」としている。
:彼女らの方は玉藻と同じく軽いトラウマになっており頭は全く上がらない。
;[[鈴鹿御前]]、[[刑部姫]]
:教え子。日本出身のサーヴァントはほぼ全員彼女のヘルズキッチンの受講生であるようで、イベントストーリー内では登場しなかった彼女らも一応教え子らしく、マイルーム会話で言及がある。
:鈴鹿御前は「どうやっても細やかな料理に向かない者はいる」としつつも「味と栄養が揃っていればいい」と、妥協半分で一応の及第点を与えている模様。また、自由すぎるとの事でキャラ弁の作り方を教わったとか。
:刑部姫は「いっぺん殺して生まれ変わらせないと無理(意訳)」というおそらく最悪級の評価。料理の腕云々以前に、その魂に染み付いた怠け癖をどうにかする必要があるということか。
:彼女らからの反応は不明だが、上述三者を見るに、似たようなものだと思われる。
:つまり鈴鹿は『Foxtail』以前から玉藻とは同じ料理教室に通う講習生の仲ということになるが、たまたま受講日が重ならず『Foxtail』事象で初対面となったのか、英霊の座の本体にそこまで記憶がいかなかったのか。
;[[虞美人]]
:閻魔亭には度々訪れているらしく、古くからの知り合いである常連客。閻魔亭の雀が施術するエステコースを好んでいる。
:彼女は紅閻魔の事を「えんまちゃん」、雀たちは虞美人の事を「ぐっちゃん」とお互いかなり気安く呼んでおり、長く親密な付き合いがある模様。
;[[酒呑童子]]、[[茨木童子]]
:現世と地獄とで住まう世界は違うものの、同じ「鬼」と呼ばれる存在。
:酒呑童子は「やんごとなき血を感じる」とするが、茨木童子は「自分と同じ匂いを感じる」とする。自分と同じ、というのは「元は人間だった」という事らしいが…?
:茨木には自身の幕間の物語『閻魔帖の秘密』で大王の秘宝『閻魔帳』を盗み出され、さらにはそれを発端としたカルデア全域における集団食中毒を起こされてしまった。
:また、茨木については「なかなか道理を弁えた鬼」としており、地獄のお役所仕事にも割と順応できると思うと話しているが、盗み癖は見逃せないとも語っている。
;[[フィン・マックール]]、[[ディルムッド・オディナ〔セイバー〕]]
:イベントで主人公と共に旅館の手伝いをしてもらったメンバー。
:その繋がりから自身の幕間の物語『閻魔帖の秘密』でも共演し、閻魔帳が盗まれた事を発端に発生した食中毒事件の収束を手伝って貰った。
:フィンに対しては「単独でいるより、周りの面倒をみている時の方がとても輝いている」と評しており、自分もそうなりたいと零している。
;[[佐々木小次郎]]
:因縁の相手。
:と言っても生前に関係があったというものではなく、燕を斬る「程度」で奥義を開眼した小次郎は剣士としてなんだか気に入らないらしく、「インチキ侍」と呼んでいる。ついでに彼と同じスキル「心眼(偽)」を持っているのも何だか気に入らない。
:しかしその「インチキ」が[[魔法]]の域に達した魔技であると知ると「ヘンタイでちー!」と叫んで逃げ出してしまった。
:とはいえ実力は認めており、その研鑽を不用意に出さない所は尊敬に値するらしい。加えて、主戦場が山なのに長刀をごく自然に振り回している所は意味が分からない、と反応している。
;[[俵藤太]]
:伝説の勇士として最大限リスペクトしており、カルデアで本人に会った時は感激している。彼の矢を破魔矢として飾らせて欲しいと頼んでいる……のだが、自身の[[幕間の物語]]『閻魔帖の秘密』で共演した時は彼が意図的に伏せていたといえ当初は'''三河屋と勘違いしていた'''。
:ちなみに彼が所有する無限俵についても、教材として使いたいからと貸して欲しいと願っているが、よほど物欲しげだったのか「絶対に譲らんぞ」と念を押されてしまった。
;[[宮本武蔵]]
:閻魔亭の出禁対象。
:温泉に居座っていた怨念の発生源だろう。そりゃ出禁にもなる。
:彼女にも事情があって温泉に耽溺していた事は薄々感づいていたが、宿泊客相手に大立ち回りしたりとあまりにも乱行が酷かったために最終的に出禁にしたようである。
;[[虎名主]]
:閻魔亭の長期宿泊客。
:肉断ちをしたいという彼の願いに対して献身的に世話をしており、「虎ちゃま」「紅ちゃん」と呼び合う間柄。
;[[葛飾北斎]]
:舌切り雀を題材にした絵を残している。
;[[巌窟王 エドモン・ダンテス]]
:夢に干渉できる為か彼の事も認識しているようで、「恩讐鬼」と呼称している。
;[[謎のヒロインX]]
: サーヴァントユニヴァースにおいては、彼女も生徒として教えていた時期があった。
:「短期集中ジャンクフード講座」を中退した落第生で、評価はスペースポテト(要はじゃがいも)を火で焼いて食べるようになったというだけで、猿が火を扱うようになったとばかりに驚くほど。
:「失敗しようのないマニュアルを無視して独自解釈(マイルール)を敢行」「生のポテトを味見と称して調理前に食べ尽くして無を錬成」という調理の資質も食事への姿勢も壊滅的だったというのだからさもありなん。
;[[闇のコヤンスカヤ]]
:苦手を通り越して、恐怖する相手。自身の性格が彼女のストライクゾーンど真ん中だった事で、強烈すぎるアプローチを受ける羽目に。
;[[ドゥリーヨダナ]]
:『藤丸立香はわからない』にて、出した最高の料理にいろいろと好みレベルな注文を付けられて落ち込んでしまった。
:上記のように自分の舌で判断できないから真面目なリサーチを心掛けているわけだが、それが裏目に出てしまった感じはある。
過去
;変わり者のおじいさん
:他人の幸福を望み、そのためなら自身が嘘つき呼ばわりされてもかまわないという優しい人間。結果的に変わり者呼ばわりされ、村では半ば孤立して暮らしていた。
:人里で捕まってしまった紅閻魔を助けた時も、紅閻魔を開放させるために自身の蓄えをポンと差し出しておきながら、お礼として受け取った小さな葛籠からあふれ出る幸せは村人に全て分け与え、閻魔亭での出来事も閻魔亭に迷惑が及ばないように肝心な部分を隠した上でホラ話として村人を楽しませるために語って聞かせ、自身は相変わらず「変わり者」扱いのままで最後まで暮らした。
:そんな生き方に紅閻魔は「おじいさん自身が幸せになれなければ意味がないのではないか」と一度疑問を呈したが、おじいさんはただ笑うだけで変わらなかった。
:彼の存在は紅閻魔の在り方の根底を成しており、紅閻魔は彼に対する恩義を忘れる事は永遠に無いだろう。
;奪衣婆
:死後、賽の河原で下働きをする事になってからの養母兼上司。ドケチ。
:奪衣婆とは、三途の川を渡りに来た死者の衣服を剥ぎ取り、三途の川の渡し賃を徴収する役目の存在。閻魔大王の妻でもある。
:身寄りのない紅閻魔を養女にすると言っていたが、その本心は「雇った部下だと賃金を払わなければならないが、自分の娘なら払う必要が無いだろう」といものであって紅閻魔に情があった訳でも何でもないので、養女にするとは単なる口約束に過ぎず、体のいい奴隷として扱っていた。
:それを見かねた閻魔大王が正式な養女にしたわけだが、上記の通り奪衣婆は元々閻魔大王の妻なので、口約束を閻魔大王が強引に実現させただけとも言える。
;お夕
:かつて閻魔亭に逗留していた客。
:腕のいい機織り職人で依頼も受けてくれていたが、ある日突然「月の光が呼んでいる」と言い出して荷物もそのままにどこかに行ってしまったらしい。
:「雀の誰かが機織り風景でも覗いてしまったのか」と言っていたので、元ネタは「鶴の恩返し」だろうか。
:明言されていないが、彼女が『[[Fate/Grand Order Waltz in the MOONLIGHT/LOSTROOM]]』で謎のメールを出した招待者「[[ミス・クレーン]]」であることが示唆されている。
;滝夜叉姫
:『Grand Order』には登場していないが、彼女も上述の日本系サーヴァントと同様に英霊の座でヘルズキッチンで扱かれた教え子の一人らしい。
;天宇受賣命
:『Grand Order』には登場していないが、教え子の一人にしてヘルズキッチンの卒業生。通称「ウズメちゃん」。
:ちなみに彼女もヘルズキッチンとは別にお料理教室を開いているらしく、玉藻の前に和食を仕込んだのも彼女である。