用語
;カレイドステッキ
:2本1セットで製造された、愉快型[[魔術礼装]]。一方は「[[マジカルルビー]]」、もう一方は「[[マジカルサファイア]]」という人工天然精霊が宿っている。
:契約者はそれぞれ「カレイドルビー」「カレイドサファイア」と呼ばれる魔法少女になる(させられる)。この精霊どもが何故マスターを魔法少女にしたがるのかは永遠の謎。そして任務とかは本当はどうでもいいと考えている。魔法少女となった者はカレイドライナーと呼ばれる。なお、魔法少女への変身は「転身」と呼び倣わされている。
:性格はともかく性能は破格で、平行世界からの干渉によってマスターへ無限の魔力供給が可能。また、Aランクの魔術障壁の他、物理保護、治癒促進、身体能力強化といった恩恵を常に与えている。ただし、供給量・持続時間は無限でも、一度に引き出せる魔力はマスターの魔術回路の性能に依存するため、結局は効率的な魔力運用は欠かせない。また、所有者から一定距離を離されてしまうと、転身は強制的に解除される。
:機能の一つに、[[魔術]]ではなく「純粋な魔力」を放出するというものがあり、砲弾、散弾、ブレード状に固定、といったバリエーションで駆使する。これらは普通の魔術が利き難い黒化英霊の持つ魔術障壁に対し有効。これがために今回の任務で貸し与えられた。
:なにげにとてつもなく頑丈。英霊の宝具とつばぜり合いをし、[[ヘラクレス|バーサーカー]]が踏んでも壊れない。
:また、2本のステッキを合体させる「ツヴァイフォーム」という機能があり、その際の魔力供給量は[[子ギル (プリズマ☆イリヤ)|ギルガメッシュ]]の「天地乖離す開闢の星」すら破る程であった。ただし、このモードでは本来の魔術回路以外の神経、リンパ系、血管、筋肉繊維をも擬似的な魔術回路として使用するために非常に消耗が激しく、使用後は全身が激痛に苛まれる程の大きなダメージを負ってしまう。
:密かに魔法少女力(MS)なる数値を計っており、イリヤの場合、MS値は1万とのこと。(ちなみに、某バトル魔法少女ヒロインのMS値は53万で、イリヤを完全に圧倒していた)
; カレイドライナー
: 2本1対の魔術礼装「カレイドステッキ」により魔法少女となった者の総称。
;[[クラスカード]]
:英霊と呼ばれる者の力が宿った危険なカード。凛とルヴィアはこのカードを回収するためにやってきた。
:デザイン元は原作に登場した「[[サーヴァント]]のクラスを示すカード」。
:手に入れるためには、いわゆる「黒化」状態の第五次サーヴァント(アサシンは第四次)と戦い、勝利しなければならない。
;限定展開(インクルード)
:クラスカードに宿っている英霊の武装等を、カレイドステッキを媒介に、一時的に具現化する。
:一度使用すると数時間は再使用不可能となる。
:展開時の能力は「[[クラスカード]]」のページを参照。
;並列限定展開(パラレル・インクルード)
:2本のステッキを共振させ、一枚のクラスカードから複数の宝具を限定展開する。
;夢幻召喚(インストール)
:クラスカードに宿っている英霊自体の能力を、術者自身の体を媒介に具現化し、術者を英霊と化さしめる。ただし、莫大な魔力が必要。
:転身すると、衣装が魔法少女verから各英霊verに変化する。
:英霊化した際の、魔力、土地、知名度の影響力は、魔力が○、土地が×、知名度が△。
:使用者の魔力や相性によって強さや衣装が変化する。
:召喚時の能力は「[[クラスカード]]」のページを参照。
;鏡面界
:イリヤ達が暮らしている世界の影にある世界。黒化英霊と化したクラスカードが潜んでいる。
:世界と言っても無限の広さがあるわけではなく、ある程度の範囲に絞られた広さでしかない。その範囲は地脈の乱れの大きさに比例するため、カードを回収する度に狭くなっていく。
:ここでどんな破壊活動をしても現実世界には全く影響がない、便利なバトルフィールド。
:イリヤ達の世界と美遊のいた世界の狭間に存在する。クラスカード達が潜んでいたのはこのゆえである。
;[[エインズワース家]]
:美遊のいた世界の魔術師の一族。冬木市にできた一キロ四方のクレーターの真ん中に工房を構えている。
:聖杯を欲しており、世界中の礼装や魔具などを集めては聖杯や宝具への置換と失敗を繰り返してきた。
:本物の聖杯である「美遊」を手に入れたのち、クラスカードを作って聖杯戦争を起こした。
:ドールズといわれる兵隊を使役している。
;[[朔月家]]
:美遊のいた世界の冬木市深山町にある、400年の歴史を持つ旧家。竹林の奥にある和風の家である。
:この一族には、養子だったり遠縁の親戚だったりと形は様々だが「女の子が突然一家に現れる」という伝承が冬木に伝わっている。
:その実態は他者の願望を無制限に叶える存在である「神稚児」を代々輩出し続ける一族。イメージとしては『[[空の境界]]』が近い。
:そのため、神稚児が生まれた場合は結界に隔離し、七つになるまでは一切外に出さずに育てるため、上記の伝承が生まれた。
:神稚児の力を利用すれば何もかも思いのままになるはずだが、そもそもこの一族がある目的は「あまりにも強大な力を持って生まれててきてしまう自分の娘を人間として育てる為」である。神稚児として生まれた娘が母に幸福を望まれて人間として育てられ、成長して結婚して母になり、生まれた娘の幸せを願って人間として育て……という連鎖が400年続いた結果が、この一族とも言える。
;[[ピトス]]
:エインズワース家の秘中の秘である存在。内部から黒い泥を際限なく吐き出している巨大な黒い立方体。
:その正体は「まだ開かれていないパンドラの箱」であり、可能性世界へとつながる門。
;創造種
:ダリウス・エインズワースが目指している存在。人類史の未来の果てにある「極点」と対極にあるもう一つの極点の創造者。
:人類史の始まりの極点で、人類という種の種を蒔いた「誰か」。
;星命の記録
:スターログ。
:かつて地球に産まれ、生き、死んでいったモノ達の記録であり、それぞれが星座のように繋がっている軌跡。