生前
;[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]
:ブリテン異聞帯の女王であり唯一崇拝する「お母様」。誰よりも善良で誰よりも優しいが故に、誰にも顧みられず使い潰され続けていた彼女を助けた恩人。だが、そこにつけこまれ、最終的にモルガンの死因にもなってしまった。
:お互いに共依存に似た愛情を抱いているが、モルガンが不器用で言葉足らず故に「叱られている」と彼女は感じており<ref group="注">『[[Fate/Grand Order フロム ロストベルト]]』では、大好きな踊りや歌を止めるよう忠告を受ける場面があるが、これにもバーヴァン・シーが好奇心旺盛な妖精に目を付けられない様に滅多な事をするなという意図があった。</ref>、『認められたい』と云う承認欲求からベリルに言われるがままに無理強いをした結果、無自覚ながらも精神的に追い詰められかかっていた。
:もちろん大好きなお母様がカルデアにやってこようものなら大喜び。一方で、主人公を前にしたモルガンは彼女いわく「猫かぶっているどころかライオンかぶってる」状態らしい。
;[[妖精騎士ガウェイン]]/バーゲスト
:ブリテン異聞帯での妖精騎士の同僚。
:善人ぶっているが、その「愛した者を食べてしまう」本性を知っているので嫌いではない。ただし彼女の靴作りを依頼されると嫌そうな顔をしたりと見下してはいる。
:彼女の恋愛の在り方については「可哀想すぎて楽しいから好き」とのこと。彼女の実力には信を置いている様子だが、生前は自身の行いから相容れるものではなかった。
;[[妖精騎士ランスロット]]/メリュジーヌ
:ブリテン異聞帯での妖精騎士の同僚。
:美しいとは感じているが互いに趣味が合わないと認識しており、「実力では敵わない」と本能で悟っているため恐怖もかすかにある。
:生前の頃は自身にとっては未知の概念であった、彼女とその主の関係性を疎ましく毛嫌いしており、それがいつ爆発するのかと楽しみにしていたらしい。
:そのためカルデアにおいても「[[オーロラ|あのクズ女]]もこっちに来ないかな」などと恐ろしいことを言っている。
;[[ベリル・ガット]]
:ブリテン異聞帯のクリプター。
:汎人類史の話を彼から聞かされて以降「レッド・ベリル」と呼んで懐いており、黒魔術やそれに伴う残虐な殺し方等を教わっていた。
:彼の方も「レディ・スピネル」と呼び、ある部分で一定のシンパシーを感じる友人と本気で認識していたものの、残念ながらベリルの友人の定義は一般におけるそれから大きく逸脱したものであり、モルガンへの思慕とすれ違いを利用されて心壊の一歩手前まで追い詰められ、最後は自身の魔術の呪いを肩代わりさせるための実質的な手駒にされてしまった。
;[[ウッドワス]]
:モルガンの配下である「牙の氏族」の長。
:かつての戦績を知らなかった事と、一転して自分を過信してる故に腑抜けともとれる言動のせいか「ロートル」と呼び嘲笑っていた。
:皮肉にもモルガンを心から慕っていたが故に、第三者に付け込まれて破滅の<ruby><rb>引き金</rb><rt>トリガー</rt></ruby>になってしまった共通点がある。
;[[アルトリア・キャスター]]
:『予言の子』。妖精國におけるもう一人の魔術師。
:本来なら「<ruby><rb>お母様</rb><rt>モルガン</rt></ruby>」の敵であるはずだが、初対面時は「田舎者」と嘲笑ってこそいたものの、他の妖精達のように嫌悪感が湧かず不思議がっている。
:楽園の妖精には「ブリテンを嫌っていたり、6輪の氏族の生まれではなかったり、自らを憎む妖精にとっては癒しとなる」という特性があるため、それが発揮されていたものと思われる。しかし、モルガンの娘と噂されていた彼女をライバル視しており、モルガンに直接対決を止められたことと、グロスターにて彼女に敗北を喫したことからますます憎しみと執着を募らせていく。なのでこの世で最も目障りらしく、カタチがなくなるまで宝具で打ち続けたいとか…。
:揃ってカルデアに来てからは悪友のような関係となっており、彼女が悩んでいる際に遊びに来たアルトリアの天然発言を聞いて何かを閃くというお決まりの流れが出来ている。
;[[マシュ・キリエライト]]
:シェフィールドで敵対した少女騎士。
:マシュ側からみれば恩人の[[ボガード]]を嬲り殺しにした上に、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]までも貶めた張本人なので良い印象は持たれていなかった。
:ただし、両者共に第三者に使い潰され続けた存在であるため、今後の展開によって仲良くなれる可能性は大いに有りうる。
;グレイマルキン
:バーヴァン・シーのスキル名の一つで、彼女が仕えていた旧ダーリントンの領主。
:「動く屍を見てみたい」という愚直な好奇心からバーヴァン・シーに吸血鬼の神秘を使わせ、人間の血を吸わせて屍人にし、それを地下でネズミ式に増やして人造兵士や奴隷として使えるようにしようと目論んでいた様だが、拡散能力が高すぎたため領内中に溢れ出し当時の領民共々滅びてしまった。
;[[ケルヌンノス]]
:妖精國の大穴でくすぶっていた大厄災。
:自身が大穴へと放り込まれた後、「善き生贄」と判断されたため彼の亡骸と融合する。また、彼が戦闘時に使うスキルは自身と同じ名称のものがあったり、またチャージ攻撃の「いかないで」はバーヴァン・シー自身の意志による言葉だと思われる。
:後に[[ケット・クー・ミコケル|水着霊基]]にて汎人類史のケルヌンノスと遭遇し諸事情から契約、彼女の使い魔として召喚されるようになった。
;[[ノクナレア]]
:モルガンに盾突く生意気な妖精氏族、と捉えている。
:しかしその神秘は気に入っており、それを「奴隷を作れば作るほど強くなる」と認識している。実際にはその逆なのだが…。