Fate/Grand Order
戦闘
;「新選組三番隊隊長、斎藤一だ。逃げるならさっさと逃げろよ。…ま、逃さんけどな」
:戦闘開始。壬生狼の血が垣間見える。
;「この剣、受けてみる?受けたら死ぬがな!」
:宝具選択。前半のヘラヘラした口調から一転、後半では凄みを感じさせるものとなっている。
;「形無きが故に無形。流れるが故に無限。故に我が剣は…無敵!」
:宝具発動。左右より繰り出される不規則かつ形の無い剣は、相手を油断させ確実に仕留める。
マイルーム
;「新選組三番隊隊長、斎藤一だ。親愛を込めて一ちゃんとでも呼んでくれ。いや、やっぱだめだ。で、あんたがマスターちゃんなわけね。へぇ、いい面構えじゃないの。あ、そうそう、僕ってば堅苦しいの苦手だから、そんな感じでよろしく」
:召喚時のセリフ。フレンドリーに接してくる三番隊隊長。<del>あとそんなに一ちゃんが嫌ならどうしていつも先に言ってしまうのだろうか。</del>
;「聖杯?なんでも願いが叶うって?へぇぇ胡散臭い僕でも胡散臭く感じるね、そいつは。まぁ物は試しだ、使ってみたら?大丈夫そうなら使うから、僕も」
:マイルーム会話「聖杯について」。
:サラッとマスターで試そうとするとんでもサーヴァント。
;「俺の誠は、俺だけの誠だ。誰にも縛られない、自由の誠だ。マスターちゃん、いや…マスター。俺はこういう性分だ。誰かに仕え、誓うなんてのは柄じゃない。だから俺は、俺の誠に従い、お前を助けよう。お前が、お前である限りな」
:マイルーム会話「絆Lv5」。マスターが自分の身を預けるに相応しいならば、三番隊隊長はどこまでも共に戦場を駆けていく。
;「好きなこと?そりゃ遊び遊び。こう見えて遊び人でね。見えないだろ?僕っては真面目そうだから。え?見える?そいつは心外。あとはそうだなぁ。この間食堂で食ったあれ、コロッケ蕎麦?気に入ったわ、あれ」
:マイルーム会話「好きなこと」
:遊びとは言わずもがな『大人の遊び』のこと。コロッケ蕎麦は関東圏の立ち食いそば屋で実際に食べられる料理。
:ちなみにコロッケ蕎麦は彼が存命していた明治時代から存在していたが、当時はコロッケ自体が高価な代物である上に、コロッケ蕎麦もマイナーであったが故に、食する機会がなかったのかと思われる。
;「嫌いなもの?昔から頭の堅いやつはどうも苦手でね。どこにでもいるだろ?言ってもわからんやつ。副長?あぁ、あれは堅いってんじゃないんだよなぁ。…もっと純粋さ。」<br>「副長、あんたまだ…いや、そうさ…それでいい。あんたはあんたの誠を貫けばいい。俺は俺の誠を行くとするさ」
:マイルーム会話「嫌いなこと」および「[[土方歳三]]」。
:死して英霊となっても尚、どこまでも己の誠を貫きただひたすら真っ直ぐに進む様は、今思えば斎藤から見れば眩しく見えたのかもしれない。
;「あんれまぁ!沖田ちゃんじゃないの!元気してたか?……なぁんて、そんなわけねえかぁ。貧弱ちゃんだったもんなぁ……ま、何にしても味方で良かったわ。お前とだけは、二度とやり合いたく無いんでな……」
:マイルーム会話「[[沖田総司]]」。
:斎藤らしいからかい半分喜び半分が混ざった労いの言葉。その裏では自分が勝てるかどうか分からないからやりたくない…という本音が見え隠れしている。
;「土佐の坂本龍馬。まさかこんなところでお目にかかるとはなぁ。とはいえ、敵じゃないならありがたいことだ。あんた相当使えそうだしなぁ。ところで、いつも連れてた別嬪さん紹介してくんない?…あれ、なんか嫌な予感…」
:マイルーム会話「[[坂本龍馬]]」。
:彼のやった事や立ち位置を考えれば、斎藤からすると新選組や近藤局長はおろか'''旧幕府軍の仇そのもの'''と言えるのだが、明晰ぶりを認めている上にそれはそれこれはこれ精神なのでとくに気にしてない様子。
;「人斬り以蔵ねぇ。確かに剣の腕は大したもんだ。天才ってのもふかしじゃない。ただ肝心の世渡りがダメダメすぎるでしょ。死んだらお終いなんだからさ」
:マイルーム会話「[[岡田以蔵]]」。
:剣の腕はかっていた様だが、彼の流されやすく騙されやすい性格と、すぐ頭に血が上って人に突っかかってくる姿には嘆息している。
;「あんたが沖田ちゃん!?いやいやいや、何その格好、何その刀、何その胸!……は?『沖田ちゃんは、オルタにして魔神さん』?うぅわっ、何言ってんのか全然わからん!まぁ良いか、ところで今夜一杯どーお?蕎麦でも食べながらさ」
:マイルーム会話「[[沖田総司〔オルタ〕|沖田総司]][[沖田総司〔オルタ〕 (セイバー)|〔オルタ〕]]」。
:あの沖田総司が抑止力の守護者になってしまった上に、外見の変貌ぶりにはさすがの斎藤も驚愕である。
:だが、それはそれで見た目は割と彼の好みだったらしい。
;「あの越後の軍神が女とはねぇ……だが、ここじゃ信長公も女だってんだし、今更驚くことでもないか…いや驚くだろ普通!だがまぁ、あの沖田ちゃんも男だと思われてたらしいしな」
:マイルーム会話「[[長尾景虎]]」および「[[織田信長]]」。
:天下に轟く魔王と軍神が史実と違い『女性』なのは、やはり彼なりに違和感があるらしく思わずノリツッコミをしてしまう。
;「あの宮本武蔵に佐々木小次郎まで居るのかよ……何だよここは、僕みたいなマイナー剣士の出番あんのぉ?にしても、あの昔話の剣豪たちがねぇ……一つ、お相手願お……おっとぉ、こういうのはガラじゃなかったな、やっぱやめとくわ」
:マイルーム会話「[[宮本武蔵|宮本]][[宮本武蔵〔バーサーカー〕|武蔵]]」並びに「[[佐々木小次郎]]」。
:日本に名高き二大剣豪の御姿には流石の斎藤も驚いている。傍からすると、いくら比較対象が宮本武蔵や佐々木小次郎だからと言って、斎藤一をマイナー剣士と呼ぶのも憚られるのだが。
イベント
;「斎藤一だ。親愛を込めて<ruby><rb>一</rb><rt>はじめ</rt></ruby>ちゃんとでも呼んでくれ。いや、やっぱダメだ。」
:「ぐだぐだ邪馬台国」序盤の戦闘終了後、自己紹介の時のセリフ。
:よりにもよってノリやすい主人公に言ってしまったのだからダメだと言っても手遅れである。
;「………なあ、副長。いや、土方さんよ。もういいんじゃねぇのか?」<br>「近藤局長も死んで、沖田ちゃんも死んじまった。昔の馴染みなんざ、もうほとんど残ってねぇんだしよ。」
:イベント内回想、会津若松の戦いで敗北した後土方に対するセリフ。
:圧倒的な兵力および武器の差が一目瞭然な上に、志を共にした仲間もいない故、もうこれ以上は抵抗する意味が無い事と、土方自身の今後を案じるが為の進言であった。
;「もう終わってんだよ!どこに新選組が残ってるってんだ!」<br>「副長…、あんたまだ…。そうかい。それじゃあな。あんたはそうやって死ぬまでやってりゃいい。……死ぬまでやってりゃいいさ」
:同上で土方が「まだ新選組は終わっていない」と宣言しての返答。最早土方を止める手立ても言葉もない。そんな彼を憐れみ、羨むような捨て台詞を残し斎藤は去っていった。
;「なに、沖田ちゃんをまたあの頃みたいに笑わせてるマスターちゃんとやらに、ちょっと興味があっただけさ。」
:同上、会ったばかりの主人公を呼び出した際の台詞。
:新選組の頃ぐらいから笑わなくなったと、生前の沖田の様子を語っており、彼女の事を深く思いやっている。
:後述の決闘後も「良い目をしてる」「明らかに昔より強い」「いい人ができた?」と、生前とは違う彼女の強さと理由を見抜き、そして喜んでいることがわかる。
;「理由?そうだな、サーヴァントってな、大なり小なり己の望みがある訳じゃないの。僕の場合は沖田ちゃんと、白黒つけるってことがそれなわけよ。」<br>「新選組で一番の剣の使い手が沖田ちゃんとかいうの、どうかと思ってたわけ」
:同上。芹沢達が潜伏している本来の拠点へ向かう最中、何故が沖田だけが引き止められ、その理由を問い掛けられての返答。
:同じ新選組隊士として、斎藤一なりの『けじめ』とも言える台詞。
;「<ruby><rb>一</rb><rt>はじめ</rt></ruby>ちゃんの無敵の剣ってのは、強い奴とは戦わないって意味なんだよなぁ……。」
:同上、沖田との一騎打ちに敗北した際の台詞。
:気さくな斎藤らしい、気が抜けそうな意味ではあるが、自分と並ぶほどの『無敵の剣』と相対した沖田が、言葉通りに受け取るようなことはなかった。
:決闘してまで沖田を引き留めた理由も斎藤の優しさであり、それもまた沖田は気づいていた。