メモ
*東出氏によれば、洋画でアーノルド・シュワルツネッガーの吹き替えなどで有名な玄田哲章氏枠のキャラクター。''「サングラスをかけたガタイのいいオッサンがショットガンをぶっ放す」''といえば『ターミネーター2』のT-800を連想させるが、『Apocrypha』のアニメ化に伴い声優は乃村健次氏が担当する事となった。
*台湾製の恐ろしく希少な煙草を[[蒼崎橙子|ある魔術師]]から一箱譲ってもらっている。セイバー召喚の準備が予想より早く終わって、手持ちぶさたな時に吸っていた。味の感想は、余りの不味さから、「吸うたびに世界への無常感を抱いてしまう」とのこと。
*七代続く魔術師一族の後継者ということは、'''[[遠坂家|遠坂]]より由緒ある家柄の出身'''であるということを意味する。
*戦場を渡り歩いて来ただけに、非常に用心深い人物。世の中には[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト|ホテルのワンフロアを丸々工房にした]]のなら、[[衛宮切嗣|ホテルごと吹き飛ばせばいい]]と考える人間もいることを知っているため、そういった破壊工作を実行できない地下墓地をねぐらにした。
*死霊魔術師なだけに、最高に波長の合う時間は草木も眠る丑三つ時。つまり午前二時。
*「銃を魔術礼装にする」「フリーの魔術師」「戦場を渡り歩いた」という経歴は[[衛宮切嗣]]と共通しているが、[[アルトリア・ペンドラゴン|サーヴァント]]との信頼関係を全く築けなかった彼と違って[[モードレッド|セイバー]]との関係は良好。
**そもそも最初からサーヴァントとの信頼関係を重要視していた獅子劫は、英霊という存在自体を嫌悪し関係構築を徹底的に拒絶していた切嗣とは思想からして正反対であり、サーヴァント側にとっても獅子劫と共に聖杯大戦を戦い抜いて自身の過去を清算した[[モードレッド]]と、第四次聖杯戦争を経てより迷いを拗らせた[[アルトリア・ペンドラゴン|アルトリア]]とで対極となっている。
*彼が「不死者すら殺すヒュドラのダガー」というとんでもない礼装を造ったことで、生前ヒュドラの毒矢で死んだ[[ケイローン|黒のアーチャー]]の身が危ぶまれたこともあったが、いかにも“彼”の死亡フラグのように思われたヒュドラの毒は全く反対の、その死を防ぐための血清へと姿を変え、最終的には自らのサーヴァントの窮地を救った。<br>このダガーは大戦終結後、「サーヴァントとの関わり方」という部分にのみ共通点をもつある意外な人物に託されることとなる。
**また、ヒュドラのダガーは『strange Fake』の世界においても彼の元にもたらされ、更にそこから[[アレクサンドル・デュマ・ペール|キャスター]]の元に宝具の素材として届けられた。聖杯大戦において重要な鍵となったこのアイテムは、偽りの聖杯戦争では果たしてどのような役割を果たすのだろうか?
*かつての獅子劫家の当主が契約した「何者か」の正体は一切不明で、獅子劫からは「営業悪魔([[メフィストフェレス]])」と評されている。魔術刻印の復活も、時間の逆行・新たな刻印の創造・肉体の新生などの超常の手段によって為されたという。また、その後のとんでもないリスクから分かるように、契約した相手は祟り神や魑魅魍魎の類と思われる。
*原作小説『Apocrypha』第3巻(アニメ版『Apocrypha』第15話)にて[[フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|フィオレ]]に<ruby>自己強制証明<rb></rb><rt>セルフギアス・スクロール</rt></ruby>の契約を持ち掛けたが、東出氏によると「本当にやらされそうになったらさらっと逃げる」「のらりくらりと回避するか条文に穴を開ける」と本気では無かったらしい<ref group ="出">[https://twitter.com/Higashide_Yu/status/919218699134840839 東出祐一郎 Twitter 2017年10月15日 00:09]</ref><ref group ="出">[https://twitter.com/Higashide_Yu/status/919220006235226113 東出祐一郎 Twitter 2017年10月15日 00:15]</ref>。
*獅子劫家は「かつて80年前にダーニックが婚姻を結んだロードに連なる家系の一族ではないか?」と推察されることがある。
**その一族はある魔術師が流したユグドミレニアを貶める噂を聞くとダーニックを切り捨てたが、その後の失策で多くの技術と秘術を失い、無為な実験に資金を浪費し、挙句の果てに魔術刻印を持った後継者が実験で死亡してしまい、かつて見捨てたダーニックに媚びて哀願するまでに落ちぶれてしまった。既にユグドミレニアの組織構築を行っていたにも関わらず、ダーニックは彼らを組み込むことはしなかった為、絶望のままに日本へ向かったという。
**「数代前、一族の衰退によりヨーロッパより日本に渡った」や「貴重な魔術刻印を持つ優秀な血統であったが当時既に魔術刻印は消失寸前」など、経歴的には連想できる部分は多いが、作中で明言される事は一切ないため詳細は不明。