名台詞
Fate/Grand Order
戦闘
;「初歩的なことだ、友よ───『<ruby><rb>初歩的なことだ、友よ</rb><rt>エレメンタリー・マイ・ディア</RT></RUBY>』」
:宝具解放。名探偵はいかなる謎をも白日のもとに晒す。
本編
;「私はシャーロック・ホームズ。<br> 世界最高の探偵にして唯一の顧問探偵。」<br>「探偵という概念の結晶、”明かす者”の代表───<br> キミたちを真相に導く、まさに最後の鍵という訳だ!」
: [[ランスロット〔セイバー〕|ランスロット]]の追撃をかわし、アトラス院まで辿り着いた主人公らを落とし穴の仕掛けで院の中へと導き顔合わせをして。
: 「ロンドンじゃなくてここで!?」となったマスターも多いが、理由は略歴のとおり。
; 「なに。初歩的な事だよ、諸君」
: 彼の台詞として恐らく1、2を争う有名な言い回しであり、彼の宝具もそれが由来となっている。
: しかし、実はこの台詞は類似したものを原作中で一度言っただけで、後年の舞台などで決め台詞のように使われ始めてようやく定着したものだったりする。
; 「ふ。無垢なる少女に手放しで喜ばれるのなら、<br> 私もワトソンの小銭稼ぎも報われるというものだ。」
: 「ホームズは実在した」と大喜びするマシュを見て。親友に対してかなり辛辣な物言いだが、原作でもホームズはワトソンが自分を題材にした物語を出すことを快く思っておらず、よく批判している。そしてずけずけ批判し過ぎた結果「なら君が一度書いてみろ」と反撃を受けて書き上げた末に白旗を上げた事もあり、亜種特異点Ⅱの事後では自らそのことについて振り返っていた。
; 「ははは、残念! ミス・キリエライトほど私の事を知らないようだ!」<br>「シャーロック・ホームズに沈黙はなく、自制もなく、また他人の迷惑も顧みない!」<br>「私は私の推論を語るのみだ!」
: 主人公に「戦闘の様子を見た感想を述べてもいいか」と問い、断られた際に返した台詞。実際、事件解決のためなら容疑者を歯に衣着せぬ物言いで怒り狂わせ、'''ワトソンを巻き込んでの犯罪行為'''でも躊躇いなく行う人物のため、原作通りの人柄と言える。
: …まぁ、自制しなかった結果、'''依頼人を失神させた'''時や'''ワトソン諸共死にかけた'''時はさすがに謝罪していたが。
; 「いいや、私は打ち明ける! 誰もがもう答えに気づいている以上はね!」<br>「その上で真実から目を背けるのは愚か者のする事。ではミス・キリエライトは愚か者なのか?」<br>「それは断じてノー! ノーだベディヴィエール卿! そもそも君は何を恐れているのか!」<br>「真名を知っても何の変化もなかったら? 真名を知っても宝具が展開されなかったら?」<br>「それこそ不要な気遣いだと私は断言しよう! 何故なら───」<br>「マシュ・キリエライトの精神は既に完成している! 彼女の恐れは宝具のあるなしで変わるものではない!」<br>「故に! 宝具が展開しなかったとしても、彼女は立ち上がる事を止めないだろう!」<br>「たったひとつ信じるものの為に、彼女は最後まで、勇気を振り絞って戦うのだから!」
: [[ギャラハッド|マシュと融合している英霊の真名]]が分かり、教えようとしたところをベディヴィエールに止められたことで。
: 激したかのような調子でまくし立てているが、その実わずかな交流でマシュの心の在り方をきちんと見抜き、彼女を信頼してその力の根源を教えようとしている。
; 「ふむ。最後にお役に立てて何よりだ。私はここで、諸君らとはお別れだからね。」<br>「ふむ。カルデアに謎があるのは確かだが、私は私で他に追う者がいる。」<br>「その名は幻霊───いや、今は語ることではないな。私はここで失礼するよ、○○。」
: 一通りの真実を伝え終え、アトラス院の入り口まで戻って。「カルデアが信用できないのか」と問う[[マシュ・キリエライト|マシュ]]に対して。彼が追う「幻霊」には、人理焼却事件の解決後に主人公もまた対峙することとなるのであった。
; 「では、諸君、私はここで退散する! 次に出会うとしたら、そうだね───」<br>「荒野ではなく、賑わいのある都市がいい! ロンドンに並び立つような都市での活躍を期待しよう!」
: そして散々主人公らを脅かしてから、笑顔でこの台詞である。そしてその言葉のとおり、再会は屈指の都市で果たされる。
;「理由は不明だが……。一つ……可能性として重要なものがある。」<br>主人公「それは?」<br>「……。……。<br> いや、それは確定してからでないと話せない。あ、今『出たよソレ』という顔をしたね!<br> うん、ワトソン君もしょっちゅうその表情になった。という訳で、何故ここに居るかの説明はおしまいだ!」
:新宿にて。相変わらず事件の核心は語らない食えない男、ホームズ。助手であるワトソンもさぞかし苦労した事であろう……。
;「私と彼は、そういう人種なんだ。」
:全ての人間の行動を計算、把握し、論理を構築する事を怠らないモリアーティの性質を自身と同類と語る。生前唯一対等に渡り合った最大の敵同士ではあるがお互い同じ視野で物事を考えており、計算上安全であるならば多少危険に見える様な行為を平然と実行する。違いは善であるか、悪であるかの部分だった。
;「ははは、テンパってるな。」
:新宿のセレブ……もとい食糧のため人肉を求める殺人鬼に主人公が絡まれた際のあまりにざっくばらんとした感想。変態じみた相手なのもあってか妙に楽しそうである。
;「キミと私が二人で呑んだ場合、恐らく最終的にどちらかがライヘンバッハるぞ。」
:作戦成功後、皆で飲み明かそうとなるが[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|女子]][[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|二人]]に断られた後にモリアーティに語った一言。元ネタは言うまでもなく生前のモリアーティの死因となった事件である。戦いの末滝つぼに落ちて死ぬ事を表す単語'''「ライヘンバッハる」'''が生まれた瞬間だった。
;「待たせてしまったかな? でもそれは流してほしい。なにしろ、名探偵とは得てしてそういうものだからね。」
:第二部序章にて、主人公達の窮地を救った後の台詞。ニクらしい登場も名探偵たる所以。
;<font size="5">「ほう! それは是非とも試してみたい!」</font>
:Lostbelt No.3『[[人智統合真国 シン]]』にて、始皇帝から下賜されるものが「とてもいい気分になれる薬」だと聞いての即答。
:一応成分調査する意図もあったようだが、フォントを大きくするレベルの食いつきっぷりなので色々と台無しである。
;───とても楽しかったのだ。<br>この日々が。<br>立ちはだかる難事件。迫る危機。<br>ワトソン君こそいないが……。<br>多くの仲間と共に、めまぐるしく駆け抜ける日々。<br>それが、あまりに名残惜しくて。<br>目を逸らして、共にあり続けた。
:第2部第6.5章『[[死想顕現界域 トラオム]]』にて。自身の真相を知った名探偵のモノローグ。探偵らしからぬ思いではあるが、彼が仲間たちとのスリルある冒険の日々を、どれだけ楽しんでいたのかを伺える。
;さようなら、ミスター・ゼムルプス。<br>さようなら、ミス・シオン。キャプテン・ネモ。<br>さようなら、ダ・ヴィンチ。<br>さようなら、ゴルドルフ所長。<br>さようなら、イレーナ。<br>さようなら、ミスター/ミス○○(主人公)。<br>さようなら、ミス・キリエライト。<br>さようなら、私の、愛しくも素晴らしき友人たち。<br>「ああ。素晴らしい、日々だったとも。」
:同上。そうして彼は落ちていく。これまでの冒険を共にしてきた仲間たちに、届かぬ別れの言葉を紡ぎながら。笑顔で、世界最上の名探偵は滝壺へと落ちていく。その心中に、仲間たちの勝利を確信しながら。
幕間の物語
;「正拳逆突き……ヤコブ絶命拳の構えだ。」
:[[ケツァル・コアトル]]の幕間「炎のルチャドーラ デスマッチ三番勝負」にて。何故か解説役として登場し、[[マルタ〔ルーラー〕|マルタ]]の奥の手を淡々と説明する。主人公から「なに言ってるの」と言われる様な世紀末的ネーミングだが、本人は至って真面目である。
;「お待たせしたね。最後の相手はこの私、マスク・ド・バリツだ。」
:同上。三番勝負の最後の相手として立ちはだかったのは[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト|覆面]]レスラー「マスク・ド・バリツ」。打・投・極、全面に対応した武術を駆使する強敵である。
;(なんだこの技は……!? 私は何をされている!?<br> 回転……回転しているのか? ホントに? だが、なぜここまでの回転を?<br> 六回転もすれば三半規管は乱れ、受け身は困難になる。なのにまだ回るというのか……?<br> これは……宇宙? 宇宙が見える……今朝はまだ服薬していない筈だがいやそうではなく<br> これは───考察せずとも分かる! 率直に言って、私はとてもひどい事になる!)
:ケツァル・コアトルの決め技、<ruby><rb>竜巻式脇固め</rb><rt>ラ・ミスティカ</rt></ruby>を食らっている最中。妙な仮面をつけた男が宙吊りになり回転しながら宇宙を漂っている光景はあまりに<del>キマっている</del>シュール。大丈夫か名探偵。
イベント
;<font size="5">「バリツ!!(<ruby><rb>紳士</rb><rt>かっこう</rt></ruby>いいキック!)」</font>
:ネロ祭2017にて。カルデアの空間を吹っ飛ばしかねない悪事を働いていたモリアーティに見舞ったジェントルな制裁。名探偵は時に物理的にも犯人を叩きのめす。
:ちなみに彼がネロ祭に出場していた際のリングネームは'''「アーツとは推理」'''である。
;「……さて。最後に、私から一つ質問していいだろうか?<br> なぜ先程、ダ・ヴィンチは帰り道として下り階段ではなく窓を示したのか?<br> まさかとは思うが───」
:イベント『節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔』にて。先ほど巴御前がダ・ヴィンチより託されていた『超高速地上帰還キット』なるものを設置した事に名探偵は嫌な予感を感じた。
:勿論<del>素晴らしくチープ</del>簡素で庶民的な作りに見える、つーかただのロープであるが、ただのバンジーというわけではなく、自動高度調節機能がついている。
:無駄に何回も跳ねるのと建物に当たってしまう危険を察知してか、のんびりと階段で<ruby><rb>帰還</rb><rt>逃走</rt></ruby>しようとするも、巴御前に捕まって失敗。ロープに繋がれて放り投げられてしまった<del>ライヘンバッハのルーラー</del>ホームズであった。
;「真実に到達できたのならおめでとう。しかし不正解でも気を落とすことはない。<br> 正しい答えを出せなければ無価値というなら、価値のある人間はこの世で私だけになってしまうからね。」
:イベント『虚月館殺人事件』にて。虚月館の事件を体験したプレイヤーに対して贈った<ruby><rb>言葉</rb><rt>冗談</rt></ruby>。<del>そういうところだホームズ!</del>
;「ただ……錯誤、錯覚に根差した思考から誤った答えに到達してしまったとしても、<br> 真面目に悩み、考えた時間は誰にも否定できない。むしろ、それは貴方だけの“他にはない”体験だ。<br> この数日の体験が少しでも楽しかったのであれば、成果はなくても意味はあるさ。<br> 人間は誰でも間違える。私でさえも。だからこそ<ruby><rb>試行錯誤</rb><rt>しこうさくご</rt></ruby>の末に、究極の答えを目指す。」
:イベント『虚月館殺人事件』にて。虚月館の事件を体験したプレイヤーに贈った台詞。
:結果が如何なるものだったとしても、そこに至る過程は決して意味のないものではないというホームズからのメッセージ。
:なお、本人も言ってる通り、原作でホームズが完全に推理ミスをしてしまい反省する事件も存在する。<s>そんなホームズにとって恥ずべき事件や「ぶっちゃけ事件解決にホームズ関係なかった」とか冒頭で言い切ってしまう事件すら発表するワトソンの容赦のなさ。</s>
その他
;「別に。何がどうという事もない。ただ不意に、ベートーヴェンのコンチェルトを弾きたくなっただけさ」
:『Fate/Grand Order 2nd Anniversary ALBUM』の英霊正装より。
:原典でもヴァイオリンの演奏はホームズの趣味の一つでかなりの腕前。子守歌代わりに即興の曲を披露したりもする。