ロード・エルメロイⅡ世の事件簿
;「いや、だって、そこに螺旋階段があるなら滑らなきゃ失礼じゃないですか! こんなにも綺麗に磨かれた手すりが俺のことを待ってるんだから、それはもうふらふらっといくのがマナーです!」
:現代魔術科本部のエントランスホールにある螺旋階段の手すりを「ヒャッホー」と奇声を上げながら滑り降りてきたことをライネスに咎められて。今回が初犯ではないらしく、やるたびにエルメロイⅡ世から宿題を三倍に増やすお仕置きを喰らわされているが、本人は全く堪えていない様子。
;「ううーん。これはすごい! 天候操作は副作用が強いからって時計塔でもほとんど実践されてない項目だもんね! ああでもこの人ちょっと効率悪いよね。多分三十一……三十二人で成立させてるけれど、七番目と二十番目の人は交換した方がいいよ。忠告してあげなきゃ!」
:アトラム・ガリアスタとその手下による秘技、雷撃の魔術を目撃してのコメント。フラットは純粋に善意100%で言っているのだが、アトラム本人に伝わっていた場合、まず全く感謝されないだろう忠告である。
;「うん、これってばまったく全然敵わないぞ! さあ逃げようル・シアンくん!」
:スヴィンと二人でアトラムの襲撃からバイロン卿を救出しようと暴れ回っていた中、突然介入してきた蒼崎橙子の別格の強さに即決で撤退の判断を下した。
:この時点でフラット本体は既に逃げ出しており、残された影人形が「逃げようル・シアンくん!」を延々とリピートし続ける。
;『ええと橙子さんですよね? お金が欲しいなら、その褐色の人をぶんなぐって、そっくりの人形つくって家を乗っ取った方が効率的ですよ! みんなで幸せになれますよ!』
:橙子がアトラムに助太刀する理由を報酬目当てと判断し、もっと実入りのいい、とっても悪質な犯罪を影人形越しにおすすめする。<br>生贄として名指しされたアトラムは当然怒り、橙子は「(アトラム人形を作るのは)美意識にそぐわないから」と倫理観とは関係ない理由で却下した。
:『ですよねー!』
;「いえ、何となく気分です! 取り違える人も居るみたいなんで!<br/> あ、『俺』が『僕』って言う時は、また違う意味があるんですけど、まあ長くなるから置いといて!」
:アニメ版DVD5巻付属のドラマCDにて、船上のカジノに直接電話してきたライネスに説明台詞しての続き。
:確かにフラットとスヴィンは声が似ているため、ドラマCDだと取り違える可能性もあるが結構なメタ台詞。……そしてこのドラマCDが出たのは『Fate/strange Fake』6巻発売から一ヶ月も経っていない頃のため、[[ティア・エスカルドス|後半の台詞]]に悲鳴を上げる視聴者が続出した。
;「<RUBY><RB>故郷</RB><RT>モナコ</RT></RUBY>でのあれこれ終わりました! いやあフェムの<RUBY><RB>船宴</RB><RT>カーサ</RT></RUBY>のディーラーさんたちは強敵でしたね!」
:「case.魔眼蒐集列車」においては「実家の方で何か問題が起こった」という事情で終章まで不在だった彼だが、戻ってすぐのこの一言でとんでもない所で遊んできていたことが判明する。何故か実家の問題については触れていないが、『strange Fake』7巻で語られた「フラットの両親が故意にフェムのカジノで大負けし、代償としてエスカルドス家の刻印を譲渡してきた」という事件とおおむね同様の出来事が起こったものと推測される。
;「鬼ですか教授?! むしろ鬼神っていうと格好いいですね! あ、今度の英雄史大戦は日本の鬼デッキとかどうですか[[茨木童子]][[酒呑童子]]星熊童子風鬼水鬼隠形鬼よりどりみどりですよ! 今度俺、日本の友達から最新カード輸入してもらいますから――」
:カウレスの原始電池にこっそり盗聴機能を仕込んでおいた件のお仕置で、反省文と帰省中の宿題三倍を申し付けられ全く反省していなさそうな返事をする。直後、ロンドン☆スター先生からの強化アイアンクローが炸裂。