帝都聖杯奇譚
;「せめて名乗らせてもらえませんかね!?」
: 絶体絶命の総統に呼び出され、満を持しての初登場……したと思った次の瞬間、魔人アーチャーの手で即座に射殺。その間、僅か1コマ。名乗りどころか後姿だけの登場であった。
;「まあ、こうみえても私、いちおう悪魔ですのでそれなりに」<br />「魔術とは失敬な、れっきとした科学ですよ科学」<br />「ま、サーヴァントの私が言うコトでもないですが」
: 魔人アーチャーに撃たれながら平然と復活したことと、英霊兵のことについて問われた際の返答。この地点ではキャスターの真名は明かされておらず、かなり得体のしれない印象を与えてくれる。
;(三下くさいなあ、わたしたち……)
: [[岡田以蔵|アサシン]]と共に[[カレン・オルテンシア|ランサーのマスター]]を人質にとって、心中の台詞。人質作戦自体もそうだが、この時のアサシンの言動は調子に乗った三下そのもの。
; 「まぁ、少し先か遠い未来には否定されているかもしれませんがね」
: いずれ自らを否定しうる理論が生まれる可能性があることについても何気ないことのように語る。
; 「さて、その私が唯一行使しうる能力、強欲なる人類が夢見た無限の心臓、すなわち――」<br />「熱力学第二法則の否定」<br />「『マックスウェルの悪魔』」
: 宝具解放。熱力学第二法則を否定し、無限の魔力を生成する。
; 「さあ舞台はととのいましたよ閣下」<br />「ええ閣下の右手に移植された『栄光の右手』が真なる総統を召喚する触媒となり、我が宝具と融合した『聖杯』が無限の魔力をもたらします」<br />「[[聖杯の泥|聖杯のドロ]]そして本来ならば召喚しえないであろうあの方の霊基に自我がたえられればのハナシですが…」
:聖杯を奪い宝具を開帳、ついにマスターの願いが叶うという直前、今更になって計画の難点を説明。そして…
; 「まあ――だめそうですね」<br />「そしてこれこそが我らの真の計画■■■■の召喚」<br />「『人造の神』の復活です」
:自分のせいで変わり果てた姿になったマスターを目の前にしながら、沖田たちに淡々と計画を説明するキャスター。<br />その姿は[[メフィストフェレス|別の悪魔もどき]]とはまた違った形で悪魔的である。
; 「なるほど、さすが抑止の守護者…」<br />「なんと、みにくい人の祈り――」<br />「ですが、それを超えるのが我が存在の――」<br />「証明!!」
:最終決戦時。[[魔神セイバー|抑止の守護者]]相手に自分の存在証明を賭けた戦いを挑む。
;「アナタに敗れたというコトは、やはり私は否定される運命というコトですか」<br />「――であれば、同じ人の祈りから生まれ、争う私達とはなんなのでしょうね」<br />「いやはや… とかく人とは」<br />「度しがたい」
:最終決戦に敗れ、消滅する間際。最期に呟いたのは普段の気さくな台詞ではなく、人の祈りから生まれた自らと抑止の守護者たる英霊や[[サーヴァント]]に関する真剣なもの。