本編
;「私のアロンダイトを真っ向から受け止める……?いや、この盾、この気配……君は、まさか……!?」<br>「待て。待つんだ。待ちなさい!<br> 親を親とも思わない口ぶり、片目を隠す髪……<br> 君は、もしや――!」
: 第六特異点『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』にて、自身の攻撃を受け止めたマシュから矢継ぎ早に叱られ、その剣幕に狼狽しながらもその姿に息子の面影を見出す。
;「くぅ……この、肉体より骨格に響く重撃は、まさに……!」<br>「………………いや。君の言う通りだ、マシュ。円卓の騎士と戦い、破れたのだ。もはや私は王の騎士を名乗れまい。」<br>「私の愚かさが晴れた訳ではないが―――君たちと戦う理由は、私にはなくなった。」
: マシュによる一喝と一撃に、己の進むべき道を気づかされた騎士は矛を収めることを選んだ。
;「いや、私は上手くやっていきたかったのだが……すまない、その呼び方は心臓に悪い。」<br>「心の準備ができていないとショック死しかねない……」
: マシュから(辛辣に)「お父さん」と言われて。
: 息子とうまくいっていなかった彼にとってはある意味で念願の呼び方だが、一応別人の少女だからかはたまた言い方の関係からなのか、なんとも複雑そうな顔をする。
: 劇場版アニメではマシュからニッコリスマイルでこう言われたことで'''思わず剣を取り落としてしまう'''ほど動揺している。
;「いやぁ……。<br> 遠目に見ても美女だったので、とっさに」
: 敵であるダヴィンチを助けた理由。余りと言えば余りの理由だったためにマシュからは白い目で見られ、ベディヴィエールからも見境なしと苦笑されてしまう。
: 同時にこれまで質実剛健な騎士と思われていた彼の、美人に弱いと言う<del>残念な</del>性質が露見した瞬間。
;「うむ、頼りにしていますとも。<br> 東洋のご婦人は芯が強い。とてもチャーミングだ」
: 開戦前に三蔵を呼吸するかのごとく称える淀みないプレイボーイっぷり。この後マシュから「頭の病気なのか」と辛辣な言葉を頂戴する。
;「ここまでだ。貴様の企みもこれで終わりだ、アグラヴェイン。<br> ……殺しはしない。我らは共に裏切り者だ。円卓の同胞を切り倒した時からな。<br> だが貴様の奸計は捨て置けん。王の補佐として行った数々の非道、償ってもらうぞ。」
: アグラヴェインを捕縛しようとした際に。
: 湖の騎士は彼なりの忠義と信念を以て、王に反してでも許せぬ敵を討たんとする。
: しかし、この言葉に返されたのは……
;「アグラヴェイン……卿は……」
: アグラヴェインの言葉に愕然として。
: 敵視していた相手の忠義と本心を知り、あまつさえそれと憎悪を以て己の信念を切り捨てられた動揺は大きく……騎士としての力量差は歴然でギフトすら持たない男に、刺し違い同然の傷を負わせつつも彼は討たれることとなる。
;「───だが、それはこちらの早合点だった。彼女にエスコートの必要はない。<br> その闘志、その勇気、まさに春雷の如し。我らの中でも及ぶ者が何人いるか。<br> 共に戦う名誉を独り占めにはさせんよ、サー・ガウェイン。<br> たとえ、親馬鹿だと言われてもね。」
:Lostbelt No.6『[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ]]』第29節にて、「獣の厄災」と化したバーゲストを止めるためマシュの言葉に応えるかのようにガウェインと共に召喚された際の台詞。
:自分と同じように妖精國を「美しい国」と呼び、そこに住む妖精からも人間からも慕われた『ブリテンを護る一人の騎士』として、その矜恃を最後まで忘れずに持ち続けた<ruby><rb>厄災</rb><rt>バーゲスト</rt></ruby>を救うため立ち向かうと決めたマシュの心意気に感銘すると同時に、父親として娘の成長振りを間近で見なくては…といったスタンスにも聞こえる言い回し。<del>マシュからは「授業参観気分」と言われている。</del>
:恐らく生前は叶うことのなかった、<ruby><rb>息子</rb><rt>ギャラハッド</rt></ruby>との共闘戦線が実現した喜びもあったのだろう。