名台詞
Fate/kareid liner プリズマ☆イリヤ
;「あなたは戦わなくてもいい カードの回収は全部わたしがやる」<br>「せめて わたしの邪魔だけはしないで」
:学校の帰り道、イリヤからクラスカードの回収任務を引き受けた理由を聞いての返答。
:ゲーム感覚でカード回収に挑むイリヤの態度に不快感を示しそのまま帰路に着くが、屋敷がイリヤ宅の向かい側だったため、屋敷前でイリヤと出くわした際なんともいえない雰囲気となる。
:後に自分の力に怯えカード回収を降りたイリヤに上記と同じような発言をするが、最初の時とは違い、イリヤから大事な何かを教えてくれた故の慮りの言葉だった。
;「人は 飛べません」
:イリヤが高度な飛行魔術を使いこなしたのを見て、ルヴィアから飛ぶように言われた際の返答。
:魔力に加えて「飛ぶことのイメージ」が大切であるため、彼女にとってはこの頭の固さが大きな欠点である。
:……また、「自分にわからないことはできない」というのは彼女本来の能力を考えるとなんとも皮肉である。
;「撤退は…しない!」<br>「次じゃダメ!」<br>「今ここで終らせないと…わたしひとりで終らせないと…次はきっとイリヤが呼ばれる…!」<br>「イリヤはもう…戦いを望んでない」<br>「はじめて……だったんだ…わたしを…――って……言ってくれた人…だから…」
:会って最初は何も思わなかった。むしろ彼女の軽さに反感を持った。だけど、彼女は自分にできない事ができた。一緒に困難に立ち向かい、バカバカしい騒ぎをしながら、彼女は自分に、自分が今まで知らなかった、とても大事なことを教えてくれていた。だから自分は彼女の盾になる。クラスカード「バーサーカー」を前に、友情を知らなかった少女が、その人生で初めて誓い全うしたいと心から願った友情の証。
;「は? どうしてあなたと仲よくしなくちゃいけないの?<br> わたしの友達はイリヤだけ。あなたたちには関係ないでしょう。<br> もうイリヤには近づかないで」
:クラスメイトに仲良くしようと言われた際に。
:背景真っ黒でハイライトの消えた眼をしており、心底疑問に思っているようである。
;「なにを怒ってるの……?<br> わたしの友達は生涯イリヤだけ。他の人なんてどうでもいいでしょ?」
:上述の件を追及したイリヤへの返答。友達の解釈がヘンです。
Fate/kareid liner プリズマ☆イリヤ2wei!
;「お兄ちゃん…?」
:衛宮士郎と初対面で放たれた衝撃の一言。見開きまで使い、まるで幽霊にでも会ったかのような驚きようであった。
;「『色は全ての混沌を飲み込む深い闇色 固体と液体の概念を合一させているかのような、柔らかく、しかし確かな矛盾的質感』」<br>「どんなものかわからなくて聞いたら、ルヴィアさんはこう言って教えてくれた やはり何かの魔術的意味があるような気がする」<br>「そして最後に、ルヴィアさんは言った おそらく重大な一言を」<br>「『その存在は アジアの神秘だ』」
:ルヴィアから頼まれた買い物の途中で、依頼された商品について。
:とんでもない代物に見えるが、実はこれ、'''コンビニの水羊羹。'''サファイアもたいしたものじゃないと感づいていたのか、呆れてツッコミを入れていた。
:ちなみにアニメオリジナルのセリフ。原作では最後の一言のみをルヴィアが言っている。しかも、そちらではコンビニのブランドが指定されていたりする。
;「……クロを無条件に認めたわけじゃない でも向こうが事を荒立てない限り干渉しない方針でいる」<br>「結局は イリヤが決めることだと思うから」<br>「……そしてアレは必要だからしてるだけ 私が口をはさむことじゃない」
:「クロのことを認めるのか」とミミに聞かれた返事。
:「ついこの間まで敵対していた相手をどう思うか」の返事としてはいいのだが……「アレ」の内容がアレなためいろいろと台無しである。
;「う、奪い合うからいけないんです。<br> みんなで分け合えば、争いは起こらない!」
:4巻特典ドラマCDより。イリヤ、クロエと共に士郎に夜這いを敢行し、戸惑う士郎に対してハーレム容認宣言。
:イリヤは好き、クロエも嫌いじゃない、でも士郎は渡せないという複雑な乙女ゴコロの発露。ただ士郎にとっては逃げ場所がない上に応じても逮捕というとんでもない状況。
;「…生まれてきたこと、今日まで生きてこられたこと、<br> イリヤに会えたこと、みんなに会えたこと、士郎さんに会えたこと、<br> その全てに……感謝します。ありがとう」
:誕生会での感謝の言葉。お友達との誕生会には重すぎる言葉に、当然皆からツッコミが入る。が、言葉を紡ぐときの表情は、イリヤから見ると泣いているようで…?
;「…カード回収なら私がやります」<br>「その代わり…住む場所をください 食べ物をください 服をください 戸籍をください」<br>「……わたしに 居場所をください」
:ルヴィアに初めて出会った際の言葉。
:最愛の兄に送り出された異邦人は、こうして偶然の導きで、運命に出会った。
;「結婚制度における財産分与や結婚・離婚率の変遷…、それから離婚裁判の判例についてだいぶ詳しくなったわ」
:タイガから出されたおしおき問題・社会編。……スーパー小学生少女の彼女でも、その辺の事は詳しくなかったらしい。うん(明後日の方向を見ながら)。
Fate/kareid liner プリズマ☆イリヤ3rei!!
;「ただいま お兄ちゃん」
:自らの世界の衛宮家に帰宅しての一言。後に語られる過去編の「いってきます」から考えれば、その感慨は深い。
;「お兄ちゃん、髪やって」<br>「いいから、やって」
:普段のクールさが嘘のように、お兄ちゃんに髪を結ってと甘える美遊の妹モード時の台詞。
:士郎に「一人でできるだろ」と言われるも、ぷーっと膨れてダダをこね、結局士郎が折れて髪を結ってもらった。
:その表情と台詞のコンボはイリヤとクロエを轟沈せしめたが、美遊は自分の甘えているところを見られたくなかったようで、覗き見られていたと知ると真っ赤になってクロエを枕で殴打した。
;「シロウ あそぼ」
:過去編。無垢で無邪気な親愛。それは士郎が切嗣より刷り込まれてきた「正義」を揺るがすのには十分すぎる、無防備な「親愛のカタチ」だった。
;「士郎さんと本当の兄妹になりたい」
:過去編。美遊が自ら叶えた願い。この願いにより美遊は紅い瞳を失う。そして、この願いが士郎の往く運命を決定づける事となった。
;「だったら わたし 海が見たい!」
:過去編。美遊と兄妹になろうと決めた士郎から、近いうちに外出しようと告げられて出た無邪気な希望。その表情は、これから広がる世界への夢と希望で輝いていた。
:のちに、その夢は並行世界のお兄ちゃんと、その義妹である大親友(とクラスメートたち)によって叶えられる事となる。
;「隣にお兄ちゃんがいてくれるのに 何を怖がるの?」<br>「『いってきます』!」
:過去編。美遊の「はじめてのおでかけ」。だが、その「いってきます」から「ただいま」までは、あまりにも、あまりにも過酷な出来事と長い時間を必要としてしまった。
;「どうして… 来たの?」
:過去編。万難を排して、やっと出会えた兄妹。だが、そんな傷だらけの兄に美遊は知らされた残酷な現実を叩きつける。
;「あの人たちから… 聞いた…」<br>「お兄ちゃんと切嗣さんがわたしを拾ったのは… わたしの力を使うためだ…って…」<br>「わたしは…ただの道具で」<br>「使い方を見つけられなかった切嗣さんの代わりに…」<br>「エインズワースがわたしを使って世界を救うんだ…」<br>「……って」<br>「なのに 今さら……」<br>「どうして来たの……!?」
:過去編。自身に課せられてしまった宿命に涙し、義父兄の「裏の思惑」を知らされて美遊は涙ながらに、その絶望を兄に告げて拒絶する。だが、その兄は「愛おしい妹の幸せだけを、ただひたすらに聖杯に願う」という無上の愛をもって応えた。そして美遊は自身が「本当の意味で」愛されていた事を知る。
;「間桐…桜さん」<br>「あなたとは… もっと早く出会いたかった」<br>「そうすれば きっと…」<br>「わたしたちは」<br>「友達になれたのに…!」
:対[[間桐桜 (美遊世界)|桜]]戦において、兄の友人の成れの果てとなってしまった人に向かっての魔力砲と共に放った言葉。その表情は彼女への悲しみと哀惜により苦渋に満ちていた。友情を知らなかった少女は、ついに自らの心で異なる友情を育める可能性すら見出せるようになる。しかし、目の前の相手に対しては、それはもはや遅すぎた。