生前
; [[テセウス]]
: 生まれついての怪物であったアステリオスを討ち果たした、生まれついての英雄。
: あらゆる理不尽を納得出来ないという性格の持ち主であり、怪物であることを強いられただけの人間であったアステリオスを本当の怪物であると思い込み、言葉も交わさずに殺してしまったことに死ぬその時まで煩悶することとなった。
: 『Grand Order material Ⅱ』では死の直前に彼と語らった事により、互いに呪いと祝福を得たとされている。
: 期間限定イベント『聖杯戦線 ~白天の城、黒夜の城~』では同じ陣営として共に戦った。
: カルデアでも仲良くしているようで、彼の空腹を心配していたりする。
; ミノス
: 義父。異形であったアステリオスを忌み嫌い、「怪物」としての役割を押し付けて城の地下迷宮に閉じ込めた。
: アステリオスに名前を与えたことは、彼が気まぐれで見せた唯一の人間らしさであり、同時に義理とはいえ父が息子に与えた唯一のものである。その名が自身の義父と同名だったのは、皮肉か偶然かは分からないとしても……
: なお、生前のアステリオスは怪物として倒される際に「ちちうえはただしかった」と言及しており、彼に対しての嫌悪感は無い模様。
; パーシパエー
: 実母。ポセイドンにかけられた呪いによって、本来なら供物にする筈だった雄牛と交わりアステリオスを身篭るも、過酷な出産に耐え切れず命を落とした。
; アリアドネー
: 父違いの姉妹にして、テセウスがアステリオスを討ち果たす際に協力したクレタの王女。
: 一度はテセウスと共に行く事を望んだが、彼曰く「子を成す事を望まなかった」ため破局したらしい。
: その真意が母が異形の弟を生んだ事に由来する恐怖か、それとも自分が殺しの片棒を担いだ弟への負い目だったのかは不明。ちなみにその後は、島に置き去りにされていた所を酒の神ディオニュソスに助けられ、彼の妃に迎えられている。