イベント
;「ワルダンという男の物語をご存知でしょうか?」<br>「簡単に言えば、ワルダンという店主が毎回不審な買い物をする女を怪しみ、尾行したところ──<br> その女の家の地下室で思いもよらぬものを見てしまった、というお話です。本当に、思いもよらぬものを……」<br>「それはですね……女が……地下室で飼われていた熊と……(モニョモニョ)」<br>「つまり──熊の獣欲というのは危険なものだ、というお話でした。ご参考までに。」
:『デッドヒートサマーレース』のA谷において、増殖したオリオンへの対処に困っているニトクリスへと投げかけた助言(?)。
:いかにも意味ありげで巧みな語り出しに、ニトクリスも思わず「なんですか、それは?」と興味津々に食いつくが、オチはまさかの'''猥談'''。しかもとんでもなくアブノーマル。
:悩み事が改善された影響なのか、イベントでの彼女はかなりのマイペースぶりを発揮している。
:…ちなみに肉屋ワルダーンのお話は千夜一夜物語の中に本当に編まれている話である<ref group = "注">ただし実際の内容はどちらかといえば「”男”というものを知った女が己の強い肉欲を我慢できず獣をあてがってもらっていた」というもの。つまり'''熊の方はむしろ被害者である。'''まあ「女に振り回される」という意味でもオリオンへの喩えは間違いではないのだが……。</ref>。
;「誰かの想いに応えるために戦う王。<br> ただ自らの成長を求めて戦う王。<br> 王という立場の尊厳を守るために戦う王。<br> それは───私にしてみれば、ひどく立派な王にしか思えないのですが。<br> 違いますか?」
:『デスジェイル・サマーエスケイプ』にて。ラストスパート、自分を卑下するニトクリスに向けての言葉。生前、毎夜死に怯えながら悪しき王に仕え続けていた彼女の目には、ニトクリスの在り方はただ真っ当で立派な王として映っていた。
: この瞬間彼女はニトクリスにとって、ただの「語り部」から「相棒」へと変わっていく。
;「留守です。」
:期間限定イベント『ハロウィン・ストライク!』にて、ハロウィンを迎えたカルデアで[[燕青|新宿のアサシン]]が[[レイシフト]]を依頼しようとした瞬間の反応。
:ハロウィンは今年が初めてだろうに、持ち前の能力で[[エリザベート=バートリー|危険]]を察知したようである。なお、あまりに堂に入った土下座だったためアサシンはそれ以上何も言えなかったそうな。
;「どうして、でしょうね。<br> なんとなく……“今の私”ではない私なら、怯えて、膝を抱えて、縮こまっているばかりだと思うのですが。<br> 今は……知っている、気がするのです。<br> 死んでしまうことは、とても辛くて、怖くて、恐ろしいことだけれど。<br> それ以外の……思いや、願いや、自分にとっての、大事なもの。<br> それらを失ってしまうことも、同じように…… 怖くて、取り返しの付かないものなのだと。」
;「だから……そうですね。今の私は、きっと。」
; 「<ruby><rb>私の周りごと</rb><rt>・・・・・・</rt></ruby>、<ruby><rb>今の私を包んでいるものごと</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>。<ruby><rb>死にたくない</rb><rt>・・・・・・</rt></ruby>、<ruby><rb>と思っているだけなのでしょう</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>───」
:『徳川廻転迷宮 大奥』にて。最深部に降りる直前、大切な人たちを絶対に取り戻す、と発言し、[[主人公 (Grand Order)|マスター]]より「怖くないのか」と問われての言葉。
: かつて死を望んでいた彼女自身もまた、カルデアに来て大きく変わる。
: 自身だけではなく、自身を取り巻く周囲の関係も、今の彼女にとっては「失いたくないもの」となっていた。