メモ
*「ミドラーシュ」というのは、ヘブライ語で「探索者」の意味。転じて聖書の解釈方法とそこから派生した文学ジャンルでもある。
**こういった事情のため、公表されていたのが褐色の肌と「ミドラーシュのキャスター」名義という要素だけだった開幕前に真名を看破したプレイヤーもいたとか。
***亜種特異点Ⅳ序盤では「ティテュバ」を名乗っていたものの、シナリオ中の劇中劇「ソロモンとシバの女王」でシバの女王役にそのまま彼女の立ち絵が使われ、プレイヤーには非常に早い段階で真名が明かされるため、「ミドラーシュのキャスター」名義の期間が非常に短い。
****そもそも、「厳格なピューリタンの村の女奴隷」という役職のティテュバと彼女の扇情的な立ち絵はかけ離れており、プレイヤーからはすぐにツッコミが入ることとなった<ref group="注">さすがに非常識と思われた為か、漫画版では当時の常識的な服装をしていた。</ref>。
***真名隠し中に入手できる手段がピックアップのみなので、彼女の真名が隠されたのは亜種特異点のシナリオよりも、ソロモン絡みの人間関係に端を発する第一部未クリアのプレイヤーへの配慮が理由とも考えられる。
**真名を隠してイベントに登場した最初の事例『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』では謎の秘書「ドルセント・ポンド」を名乗っていた。何とも金塗れの名前である。
***次のイベントである『バトル・イン・ニューヨーク2018』でも同じ名義だったので、「[[ジェームズ・モリアーティ|プロフェッサーM]]」のように事実上これで統一された感がある。
*シバの女王の出身地はエチオピアとも言われているので、純血ではないにせよサーヴァントでは初のネグロイドである。エチオピア建国神話によると同国初代皇帝メネリク一世は彼女とソロモン王の息子となっている。
*イラスト担当の加藤いつわ(別名義:あえもち)氏によると、耳と角をつけたのはジンとの混血だからというよりは「趣味」だとか<ref group = "出">あえもちTwitter2017年12月6日22:08</ref>。そして、制作の初期から耳と角をつけてもいいと許可は出ており、勢いのままにデザインしたとも語っている<ref group="出">『Fate/Grand Order material Ⅵ』P.133</ref>。……まあ、[[トーマス・エジソン|大統王]]もライオン顔のラフが送られてきたりしたので今更である。
**加藤いつわ氏はその後、イラストレーター業引退を表明している。シバの女王のキャラクター人気は決して低くは無いながら、今後彼女の水着版などの実装がイラスト担当変更でもなければ半ば難しい状況となってしまっている。
*ティテュバとは[[アビゲイル・ウィリアムズ|アビゲイル]]の叔父が所有する奴隷として実在した人物。亜種特異点IVでは彼女は処刑されたが、史実におけるティテュバは最終的に釈放されている。
*''伝承によって「彼女を示す本名」は異なり、''「マケダ」や「ビルキス」と千差万別である。宗教によって異なる場合もあり、特定の名前を前面に出すと争いの火種になりかねない為か、Wikipediaの日本版の個人記事では「シバの女王」という名となっている。<br>Fateでもそういった事情を踏まえてか「シバの女王」を真名とする扱いとなり、召喚時の台詞で「'''本当の名前はあるがそこからは別料金'''」と述べている。<del>「課金するから教えて」と思った彼女のファンは結構多そうである。</del>
**『Grand Order material Ⅵ』の真名欄においても、名前は秘匿されている。やはり本来の真名は別にあるようだが、先の事情も踏まえると恐らく明らかになる事はないだろう。