メモ
*'''警察に逮捕された挙句、その姿が全米に生中継される'''という前代未聞の大暴挙をやらかした上に'''一般人の目の前で霊体化する'''など、神秘の秘匿には非常に無頓着。[[フラット・エスカルドス]]ですら、秘匿には(一応)気遣いを見せているのに、それ以上のとんでもなさである。
*作者のインタビューによると、打ち合わせの時には武内崇氏より'''「性別を女性にして、セイバー顔にしませんか」'''と提案されたらしい。一緒にいた奈須きのこ氏には「はっきり断ったほうがいいぞ!」と言われたとか。
*召喚に用いられた触媒は、「[[アインツベルン]]がエクスカリバーの鞘を発掘した際にそれが収まっていた箱」であり、鞘と同じ紋章が入っていたことからアーサー王を確実に召喚できる触媒と目されていたが、実際に召喚されたのは彼であった。
**経過を考えると、一度失われたエクスカリバーの鞘をリチャードが発見し、鞘に合わせて箱を作ってコーンウォールに納め、それが後世になってアインツベルンに発掘されたということになる。
*生前に魔物討伐のため「山の翁」と共闘したとのことだが、リチャードと同時代を生きた「[[ハサン・サッバーハ|山の翁]]」が何代目のどんなハサンであったかは現時点では不明。この魔物討伐は第三回十字軍の戦場で行われたものなので、時期的には1189年~1192年の間に在位していた「山の翁」がそれに当たる。
**少なくとも、1273年頃に在位していたとされた[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|呪腕のハサン]]、呪腕以降の代である[[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|百貌のハサン]]ではないことが分かる。
**初代である[[“山の翁”]]の活動時期が11世紀から12世紀にかけてであり、暗殺教団が1273年以降まで存続していたことを踏まえれば、比較的古い代の「山の翁」であったことが推測できる。
**史実上でこのポジションに相当する人物として、シリアのニザール派指導者「ラシード・ウッディーン・スィナーン」が存在する。実際は学者肌の人物であった、と伝えられる本来のハサン・サッバーハに対し、「暗殺教団」「山の老人」伝説の基となったラシードはより'''「Fate世界のハサン」'''に近い存在と言える。作中においてサラディン共々実名の言及がされていないが、それが「この時の山の翁こそが[[ハサン・サッバーハ〔幽弋のハサン〕|真アサシン]]で、真名絞り込みを防ぐ為の仕掛けなのでは?」という裏読みにも繋がっていく事になる。
*前述の通り生前に死徒と戦った経験のあるリチャードだが、彼が生きた12世紀(約800年前)は、[[ミハイル・ロア・バルダムヨォン]]の初代が生きていた時代と重なる。
*『Grand Order』の六章の前日譚ではリチャード一世の名を名乗りながら、特徴が彼に全く共通しないサーヴァントが第六特異点に現れていた。偽者ではあるが、その実力は凄まじく「偽りの十字軍」を召喚して従え、「ギフトを与えられた円卓の騎士達が総がかりでやっても2,3人は確実に犠牲が出る」と評される魔人であった。最終的にはガレスに捨て身で押さえられたところをガウェインによって倒されるという末路を辿っている。この偽者のリチャードの正体は現時点では不明。竹箒日記でその概略に触れられたものの<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201607.html 竹箒日記2016/7/31]</ref>、『Grand Order』ゲーム本編では一切登場せず、[[ゲーティア|魔術王]]に関わりがあるかどうかすら定かではない。
**後に『Grand Order』へ登場したリチャードⅠ世は、第三再臨で獅子の頭部を持つ黒騎士となるため「第六特異点に現れたリチャードはこちらの姿だったのでは」と考察されている。
*『Fate/Grand Order』における宝具と第三再臨の姿は、成田良悟氏曰く「小説の最終巻ネタとかではなく、正真正銘『FGOのための』宝具と獅子心王」との事<ref group = "出">[https://x.com/ryohgo_narita/status/1874114172092637283 成田良悟 Twitter 2025年1月1日00:23]</ref>。