Fate/EXTRA CCC
;「人に三魂七魄あり。すなわち十種の神宝なり。<br> 汝、己が仏性を悟らんとするなら、内なる悪を見据え、もって涅槃に至るべし。<br> オン アビラウンケン ソワカ。」
:パッションリップが校舎に侵入した際、ダキニ天法を用いて追い返した。その時の<ruby><rb>真言</rb><rt>マントラ</rt></ruby>。<br>セイバーはこのキアラの手腕を見て、彼女の実力がハッカーではなくメイガスの域にあると発言した。なおキャスターは「懐かしのダキニ天法」と語っている。どうやら彼女も同じようなものを使用できるか、使用するのを近くで見たことがあるらしい。ご本尊なのだから当然か。
;「アンデルセン。(主人公の名前)さんは真剣にジナコさんを案じているのです。<br> それをなんですか。もっと酷い目にあわないか、さらなる裏目を引かないか、などと期待するなんて……。<br> ……ああ、本当に辛い話です。あらがえばあらがうほど嵌まっていく……」<br> 底なし沼に飲まれた美男子(美少女)の苦悩は、禁断の蜜のよう―――私も、ずぶりと溺れてしまいたい―――」
:真面目にアンデルセンを諌めてくれたと思いきや、段々頬を染めてアレな妄想に浸り始めるキアラ。あまりの酷さにアンデルセンすら言葉を失い、フォローに回っている。<br>なお、アンデルセンは「主人公を題材にしたら面白そう」と言っただけで、もっと苦しめとかは言っていない。つまりその部分はキアラの(もっと主人公の悩ましい姿を見たいという)本音である。<br>ダメだこの<ruby><rb>性職者</rb><rt>おんな</rt></ruby>、早くなんとかしないと……
;「間違っても合意いたしませんっ。裸で走り回る為に魔力を使うなど。<br> 貴方の宝具はストーリーキングですか。」
:執筆に詰まった際のアンデルセンの奇行の話を聞き「過度な仕事は押し付けない」と誓った後、「依頼がないのはないで寂しい」「ちょうど大長編のプロットを構想中」と言われたキアラの裸の王様と<ruby><rb>露出走</rb><rt>ストリーキング</rt></ruby>をかけた切り返し…ではなく、ただの事故。<br>素早く駄洒落で切り返したと思った主人公とアンデルセンは驚いて黙ってしまったが、本人は問題発言をしたと勘違いして照れていた。そして直後にアンデルセンから「上手いがつまらない」との評を頂戴する。
;「さあ? 強いて言うなら愛のため、でしょうか。<br> 私は私の愛のために、人という人をみんな溶かしてしまいたいようなのです。」
:黒幕としての正体が明らかになった直後、なぜ人類を滅ぼそうとするのかと桜に問われ、事も無げにこう答えた。<br>垣間見える魔の本性。
;「あ―――ああ、ああああああああああ!<br/> いい、最高……! 一秒単位で殺されていく―――瞬きのうちに、三千世界が潰えていく……!」<br/>「あ、ああ―――ああああ!<br/> 痛い、痛いの、助けて、ああ、そうよ! この痛み、この随喜こそ、私の証……!」
:取り込んだ桜とBBを最大限に活用するため、アンデルセンの宝具で魔へと変態していく過程で。
:悲鳴とも喘ぎ声ともつかない声は、エロいとかそういう域を通り越して凄まじいの一言。田中理恵の狂演は必聴モノである。
;「……なんという事でしょう。私、もっと抽象的なものになると思っていましたのに…」<br/>「こんな恥知らずの体になるなんて…これでは会う者すべて―――○○さんにもふしだらな女と思われてしまいます…」
:上記の変態を終え、自分の姿を確認して一言。
:主人公のツッコミに、全プレイヤーが賛同したことであろう。'''「何をいまさら」'''と。
;「―――いいえ。<br> まだ理解が及んでいませんのね。<br> 神になるのは結果論です。<br> 私はただ、自分の欲望に忠実なだけ。<br> 私はすべての人間に愛されたいのです。<br> 地上すべての人間の、快楽の受け皿になりたいのです。<br> まだ生きているすべての生き物の欲望のはけ口になりたいのです。<br><br> そう―――<br> 何万何億という人間を使って、最大の快楽を得たいのです。<br><br> ―――ほら。<br> そのためには、神になるしかないでしょう?」
:人を超え神になろうとするなど愚かだ、と味方サーヴァントに対する答え。この答えに四者一様に絶句していた。<br>これが人間の欲望の窮て。
;「それでは皆々様、済度の日取りでございます。――天上解脱、なさいませ。」
:戦闘開始直前のセリフ。人類をもっとも端的――最短に救う済度を魔性菩薩は宣告する。
:キアラ自身も仏教徒としてこの言い回しは気に入っているのか、後にビーストやアルターエゴとなった時空でもこのセリフを使っている。
;「和光同塵、真如波羅蜜。慈悲です、戯れといたしましょう。」
:戦闘開始時のセリフ。
:和光同塵とは仏や菩薩が教化を受け入れることの出来ない人を救うために本来の姿を隠し人間界へ現れること。<br>真如とは真理、波羅蜜とは覚りに至る行、あるいは覚りの完成した状態。
;「もっと!!!」
:ダメージボイス。ザクザク切られながら連呼するさまはもはやホラーである。
;「まあ、光栄です、英雄王。あなたは私を理解し、賛同して下さるのですね。」<br/>「では、私に蕩かされた地上の王達のように、私の愛を受け入れて下さいますか?」
:ラストバトル、対ギルガメッシュのセリフ。
:自分を理解してくれたと喜び、告白するが、親友の命を奪った女の性の化身を彷彿とさせるキアラに英雄王が返したものは、冷酷な殺意であった。
;「貴方様に叱られては、私も恥じ入るばかりで御座います……」<br/>「流石、悪霊堕ちした方の言の葉には重みがありますね。……まあ、負け犬、という重みですが。」
:ラストバトル、対キャスターのセリフ。
:表向きはしおらしいが、語尾に(笑)とか付きそうなトーンで自分の御本尊を煽りまくる。当然、キャスターは即座にブチ切れた。
;「済度の時です。生きとし生ける者、全ての苦痛を招きましょう<br>―――ああぁ、あ―――あ―――!!!――<br><br><RUBY><RB>衆生</RB><RT>シュジョウ</RT></RUBY>、<RUBY><RB>無辺</RB><RT>ムヘン</RT></RUBY>、<RUBY><RB>誓願度</RB><RT>セイガンド</RT></RUBY><br><RUBY><RB>歓喜</RB><RT>カンキ</RT></RUBY>、<RUBY><RB>離垢</RB><RT>リク</RT></RUBY>、<RUBY><RB>明地</RB><RT>ミョウチ</RT></RUBY>、<RUBY><RB>焔</RB><RT>エン</RT></RUBY>、<RUBY><RB>難勝</RB><RT>ナンショウ</RT></RUBY>、<RUBY><RB>現前</RB><RT>ゲンゼン</RT></RUBY>、<RUBY><RB>遠行</RB><RT>オンギョウ</RT></RUBY>、<RUBY><RB>不動</RB><RT>フドウ</RT></RUBY>、<RUBY><RB>善想</RB><RT>ゼンソウ</RT></RUBY>、<RUBY><RB>法雲</RB><RT>ホウウン</RT></RUBY><br>十万億土の彼方を焦がし、共に浄土に参りましょうや―――!」
:最終宝具、発動。<br>すべてをその欲望によって構成された闇黒に飲み込む。「魔性菩薩」の業。<br>菩薩の四弘誓願の一つ衆生無辺誓願度と、菩薩の十地の逆順回し。