本編
;「トーマス、大変身、大改造の時である!<br> この人間味あふれた紳士の体を捨てて、今こそ獣の如き<ruby><rb>雷音強化</rb><rt>ブーステッド</RT></RUBY>!<br> トーマス・マズダ・エジソンに変貌してくれ──」
:第五特異点にて。[[主人公 (Grand Order)|主人公]]一行に敗北したエジソンは、切り札の「超人薬」で人の体を捨てた『変身』を行おうとする。
:直後に彼の身を案じた[[カルナ]]に薬瓶を破壊され阻止されたが、実行していた場合は果たしてどうなったのかは気になるところである。
;「GAohoooooooooooooo!?」「GAFU……GAFUUUU……ッ!」
:同上。世界を救う使命から目を逸らし、絶対に勝てない「ケルトとの消耗戦」に身を投じてしまった彼を説き伏せ、とどめに「そんなだからニコラ・テスラに敗北する」と[[ナイチンゲール]]に言い放たれた際の悲鳴。
:あまりのショックに倒れてビクビクと痙攣していた。やはり不倶戴天の怨敵であるテスラへの負けを認めさせられるのは気絶するほど屈辱な事のだろう。
;「ハハ、伝記本でも読んだのかな?<br> 子供向けであれば、私はさぞかし格好良かったのだろう。<br> ……その伝記に真実の姿が負けぬよう、精々この任務を全うすると誓おう」
:同上。ケルト軍との決戦を前に、主人公から「あなたは子供の憧れだ」の言葉をかけられて。
:「エジソンは偉い人」と誰もが憧れたアメリカ最大の大英雄は、自身の名に恥じぬ戦いを誓うのだった。
;「──立って、戦うことの何と難しいことか。」<br>「だが、幾多の絶望を踏み越えるからこその英雄。」<br>「この<ruby>小さなお嬢さん<rb></rb><rt>リトル・レディ</rt></ruby>にばかり負担を強いるなど──アメリカ人の名折れである!」
:同上。魔神柱二十八柱分と言う桁外れの戦力差に絶望し、膝をつきかけるものの、エレナの言葉と、[[エリザベート=バートリー|エリザ]]の勇姿に突き動かされ、再び戦意を取り戻す。
;「私には彼らを──おまえたちを、ほんの少しでも長く守る責務がある!<br> アメリカ大統王としてではない! 発明王だからでもない! トーマス・アルバ・エジソンだからでもない! 私は人間だからだ!<br> 遠い未来、この土地を収奪し、この国に住まうようになった人間として──その責務がある!!」
:メイヴが呼び寄せた「クラン・カラティン」───魔神柱の集合体に苦戦するサーヴァント達を守るため、エジソンは宝具を暴走させる。
:それが自身の身を滅ぼす結果になる事も、大した時間稼ぎにもならない事も知っていながら、他のサーヴァント達からの制止も聞き入れずアメリカに住まう人間としての責務を果たして力尽きようとした。しかしこの直後……
;「すっとんきょう! ミスター・すっとんきょうかぁ────!!!」
:よりにもよって宿敵、ニコラ・テスラが現れた。結果的にエジソンの自己犠牲は防がれたが、テスラにエジソンを助ける気はさらさらなく、ロンドンを滅ぼしかけた罪滅しとして人理焼却に立ち向かうサーヴァント達を手助けしに来ただけだと宣う。
:緊迫した場面であるのにいつものような口論が始まってしまい、ロビンから呆れられてしまう。
;「あと一歩のところで詰めが足りん。<br> そんなだから、貴様はロクに伝記も書いて貰えんのだ。<br> ちなみに私の伝記は全世界レベルで流通しているぞ」
:魔神柱への雷撃の加減をし過ぎて危ない目に遭いかけたテスラを「援護」しつつ、『星の開拓者』でありながら知名度で自身に劣る宿敵を徹底的に煽る。
:戦いの際には見事なチームプレーによって大量の魔神柱を一網打尽にし、この絶望的な戦いの突破口を開いて見せたが、最後の戦いが終わった後もお互い煽り続け、最終的には殴り合いに発展していた。
;「それは!<br> ごめんね!」
:終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』にて。電気のおかげで文明は発達した反面、人は夜も働けるようになり、ハードワーカーになったというエレナの軽口を受けて。
:その指摘に口を揃えたくなる労働者も多いだろうが、偉大な功績者にこうも素直に頭を下げられると、誰も何も言えないだろう。
;「見るがいい、懸命に走るあの○○(主人公)を! 我らと縁を繋いだ、あのマスターを!」<br>「走りは完璧ではない! 息も切らせている!」<br>「だが、その懸命さこそが我らの心を打った! だからこそ、こうして此処に我らは集まった!」
:同上。
:主人公の姿を見ても、その美しさを理解できないのであれば、魔神柱は敗北し続けると指摘する。そう──交流のように。