Fate/Grand Order
戦闘
;「これが開拓者魂だぁーっ!」
:宝具解放。エネルギー化した建国史が敵を踏み潰す。
:元ネタは'''大統領ゲー'''の異名を持つフロムソフトウェアのアクションゲーム『メタルウルフカオス』の主人公であるアメリカ大統領マイケル・ウィルソン・Jrの決め台詞「'''How do you like me now!(これが大統領魂だぁーっ!)'''<ref group = "注">直訳すると「私を好きになってくれた?」というパーティーの〆の台詞だが、これはもう1つの決め台詞「Let's Party!(パーティーの始まりだ!)」と合わせて「(パーティーは終わった。だから)'''さっさと帰れ、消え失せろ'''」という裏の意味がある。当然大統領魂なるものは微塵もかかっておらず、フロムソフトウェアの意訳の賜物である。</ref>」。
;「みんないなくなったから、もうわたしたちの土地だよね?」
:戦闘勝利時。開拓者気質というか、このあたりがバーサーカーに据えられた理由であろうか。
マイルーム
;「アンシャンテ……<br> 私、ポール・バニヤン。バーサーカー、です。<br> よろしくね、マスター。<br> なんで女の子なのかな……おかしいね。」
:召喚時の台詞。「アンシャンテ」はフランス語で「初めまして」の意。
:性別転換はFateに限らず様々な創作で見られるが、自分で疑問にしているのは珍しい。
;「聖杯で何でも願いがかなうんなら、地球を全部更地にしようよ。みんなが住むところを見つけられたら、みんなが幸せになるよ?」
:マイルーム会話「聖杯について」。彼女の生まれた理由や在り方を考えれば無邪気かつ自然な願いではあるのだが、実現したら人類滅亡待ったなしである。
:なお、バニヤンの仕業ではないが第2部では本当に地球が更地になってしまっている。
:これらの要素から「人を愛するが、その愛が人を滅ぼしてしまう」[[ビースト|人類悪]]候補ではないかという見方も一部には存在している。
;「mon amie! 大事な友達とまた会えて、嬉しいよ。また一緒にハンバーグ、食べたいな」
:マイルーム会話「[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|ジャック・ザ・リッパー]]、[[ナーサリー・ライム]]」。かつての特異点での事を覚えているようで、思い出の料理の事を口にする。ちなみに「mon amie」はフランス語で「親愛なる友」という意味。
イベント
;どうしていつも、私はいらなくなるのだろう。<br>私はどうして、パセリなのだろう。<br>ああ、わかった。<br>私が壊すべき自然は、私だったんだ。<br>私に心があるから、私は誰かを傷つけるんだ。<br><ruby><rb>機械</rb><rt>システム</RT></RUBY>になろう。<ruby><rb>鋼</rb><rt>システム</RT></RUBY>になろう。みんなの願望を叶える、システムになろう。<br>それが、きっとみんなの望みだから──!
:『オール・ザ・ステイツメン!~マンガで分かる合衆国開拓史~』にて。苦しむ人々を助けたくて開拓をしてきたのに、いつもその先に待つのは開拓への糾弾。
:繰り返される結末に疲れ、[[エミヤ|何人も]][[ジークフリート|の先人]]が陥った末路を辿ろうとする。
:だが、今の彼女には、そんな末路を決して認めない沢山の「友達」がいた。
;「マスター──わたし──」<br>「かえり、たいよ────!」<br>「わたし、ハンバーグたべたい──!」<br>「パセリも、のこさずたべるよ─────! だから──!」
:仲間たちの声に、遂に少女が自分の望みを吐露する。
:その声に応えるため、仲間達は彼女を縛る聖杯から引きずり出さんと力の限りを尽くした。
;「ありがとう、マスター……!<br> 私、パセリみたいな英霊だけど、残さず食べてね……!」
: 自分のような存在であっても手を差し伸べてくれたマスターに笑顔を見せた。
: 彼女はこれからも「孤独」と「寄り添うべき友達」を抱えながら、このカルデアで生きていくだろう。