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;一人も、例外なく、生かしてはおけない<br>二度と、同じケースを起こさせない<br >あらゆる悪の痕跡を消す<br >後に続く悲劇の可能性を潰す<br>オレはそうやって生まれたものだ<br>その為に、その為に───
:「深層電脳楽土SE.RA.PH」にて、セラフィックスの生き残り2人を処分した後の独白。生前、人類悪に至る可能性を秘めた女を討つ為に無辜の人々に手をかけてしまった彼の苦悩がうかがえる。
:そして、始末したはずの可能性はその直後、現実となって彼を襲い<ruby><rb>名も無き死体</rb><rt>ロストマン</rt></ruby>に変えてしまうのだった。
;「いや。<ruby><rb>今度こそ</rb><rt>・・・・</rt></ruby>次はない。このクレバスが貴様の墓場だ、ビーストⅢ。」
:同上。メルトリリスの特攻にも屈せず、逆に彼女を取り込もうとするキアラに向かって突如鳴り響く銃声。そこには満身創痍の身ながら悪を阻止せんとする不屈の姿があった。
;「いまさら言われるまでもない。反面、おまえは面白いな。<br> 悪党の死に様ほど見応えのある見世物もない。そのままゆっくり、相応の末路を晒してくれ。」<br>「───悪くない。最高の断末魔だ、殺生院。」
:同上。キアラの「死に体の分際でこの最高の逆転劇に水を差すなんて、なんてつまらない男」という言葉に対して。自分が嘲笑われたからではない。自身を排斥した人々…'''自分が真に護りたかったもの'''を嘲られたからこそ彼は立ちあがった。
:───生前届かなかった<ruby><rb>銃弾</rb><rt>正義</rt></ruby>が今度こそ届いた事を確信した黒いアーチャーは満足気に最期を迎えた。
;「だが……日記に付ける項目としては、この日だけの特殊事項なのは間違いない。<br> しかし、大の男が日記とはとても公言できないな。<br> 昨日の事すら不確かな男の、その一日を書き留めただけのものだが───さて。<br> いつか、意味不明な項目を見返した時、苦笑いする程度の重みにはなったよ、マスター。」
:彼のバレンタインシナリオより。主人公からチョコを与えられたものの、既に味覚の残ってない彼にとって味もせず、サーヴァントであるために栄養にもならないとして「レーションのほうがマシだ」と零す。
:しかし、バレンタインデーが特別な日だということを日記に書き留めようとするが、それは、昨日の出来事すら覚えていないことを意味していたのだ。