マイルーム
;「サーヴァント、アヴェンジャー。召喚に応じ参上しました。<br> ……どうしました。その顔は。さ、契約書です。」
: 召喚時。ルーラーだったはずの彼女がまさかのアヴェンジャーで召喚されたことに、マスターも意表を突かれたことだろう。
: 彼女の性格とクリスマスでの経緯から察するに、契約書の字は完璧に整えられていると思われる。
: 彼女が言及したマスターの顔は、贋作英霊のイベントを経験したか、アヴェンジャーの彼女と会った事があるかで思い浮かべる表情と印象が変わるだろう。
;「あなたをマスターだと思えと? 無茶を言いますね。」<br>「私に構ってないで、別のサーヴァントに心を砕きなさい。」
: マイルーム会話2、3。[[主人公 (Grand Order)|主人公]]はあくまでサーヴァントになるための手段・媒体であり、主従関係や馴れ合いは全く求めていないことがわかる。しかし………。
; 「汚らわしい、寄らないで下さい。」<br>「しつこいですよ。縊り殺されたいのですか? 全く……何で召喚に応じちゃったのかしら。」<br>「いい加減になさい! もう、それ以上踏み込むと焼き殺すわよ!」
: マイルーム会話「絆Lv1」~「絆Lv3」。彼女の誤算は選んだマスターが、ただの主従関係で満足するような人物でもなければ、脅しに臆するようなタマでもなかったことだろう。
; 「無視をしろと言ったのに……呪わしい魔女に、あまりちょっかいをかけるものではありません。共に炎で焼かれますよ。」<br>「そう、つまりアンタ、炎に焼かれたいのね。いいわ、いいわよ。そのうちそうしてあげるから。まぁ、その時になって後悔するわよ絶対。それでもしないなら、地獄の底まで付き合ってもらうから。」
: マイルーム会話「絆Lv4」、「絆Lv5」。あまりの熱意に遂に根負けした様子。しかし彼女の本質やこれまでのクエストの騒動を考えれば、これこそ彼女が本当に得たかったものではないかと思われる。
;「素晴らしいわ──ッンン……良い事だと思います、ええ。」
: 霊基再臨3回目。充実感に感動の声を上げるもすぐに我に返り、咳払いをして冷静を装う。
; 「私の憎悪に匹敵する……いえ、補填するものがこの世にあるなんて。<br> 今更だけど、これも奇跡というのかしら。……ありがとう。フン、何も言ってません。」
: 霊基再臨4回目。とても小さな声でマスターへの感謝を口にする。
: 真に迫るという情熱・憎悪だけで英霊に昇華できたこと。そしてそんなアヴェンジャーに尽くしてくれる人と出会えたこと。
: それは信じることを嫌う彼女がようやく手に入れた奇跡かもしれない。