Fate/hollow ataraxia
;「願いを叶え続けなさいアヴェンジャー……!<br> 飽きてしまってもいい、何一つ新しい出来事が起きなくなってもいい、一人で戦い続けろというなら付き合う……!<br> まだ隙間はあるんでしょう!? ならいい。小さいけれど、まだ見えるものがあるのなら」
: 物語のクライマックス、天の逆月にて。終わりたくないと思ったプレイヤーも多いだろう。
: 直後、この願いはアヴェンジャーによって否定される。最も続けたかったのは、きっと彼自身だっただろうが。
;「マスターとはサーヴァントを使役する者。ならば、衣食住を用意するのは当然の義務です。<br> マスターはサーヴァントを養わねばなりません。私に職がなく、サーヴァントが働いて路銀を稼ぐなどあってはならない」<br>「サーヴァントに求めるのは自己の管理と、有事における最大戦闘力だけです。仕事は勿論のこと、家事手伝いをさせるなど三流のマスターでしょう」
:士郎達に語った自身のマスター論。この考えにセイバーは全面的に同意していた。
;「サクラさん。あまり舐めているとふっ飛ばしますよ?」
:士郎達に職の相談をし、桜から怪力を活かしプロボクサーをすすめられ、性別は男装しているから何とか誤魔化せばといわれる。さすがに癇に障ったのか、笑顔のまま桜を脅す。
;「……あのですね。あんなだらしのない男、私はどうとも思っていません。手間がかかるだけです」
:自分とランサーのチームワークが最悪だったと説明するも、士郎とカレンにからかわれる。口では散々言いながらもランサーのマスターであることにやたらこだわるため、士郎は「好きな人」、カレンからは「そういうのがいいクセに」と突っ込まれ動揺を見せている。ランサー本人も彼女を気に入っており『Fate/unlimited codes』では彼女の仇討ちを目的として逆襲を企てる。
; 「───<ruby><rb>後より出でて先に断つもの</rb><rt>アンサラー</rt></ruby>──」<br>士郎「ちょ、何つぶやいてんのこの人間凶器……!?」 <br>「取った───! じゃんけん、死ねぇ……!」<br>「……ふう。私の勝ちですね、士郎君。内容はともかく、貴方の後出しでしたから」
: 掛け声とともに振り下ろされた拳で、本編中のイメージを木端微塵に打ち砕いた。
:ここでやっていることは自分は後出しし、宝具でその順序を入れ替えるというもの。彼女がダメットさんと呼ばれる所以である。