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=== ムーンセルの成り立ち ===
もともとは異星文明によって置かれた観測機、地球の生命の在り方を記録するだけの装置だった。しかし観測者が観る部分のみが確定し、観ていない部分は確定しないという原理<ref group = "注">EXTRA世界ではこの原理を「ハイゼンベルグの不確定性」と呼称している。現実にもハイゼンベルクの不確定性原理は存在するが、内容は別物なので注意。</ref>を考えるならば、全てを観て不確定の部分を無くさなければならない。全てを平等に、ありのままに記録する為に、観測機以上の性能を必要し、観測から監視、果てには星の運営すら把握する演算器にまで拡張し、観測機であったムーンセルは長い年月を経て、現在の機能を持つに至った<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』p.212、『Fate/EXTELLA material』p.115"/>。
規模が拡張されれば運営方針は複雑化していき、ムーンセルは多くの端末を作り、セクションごとに機能を管理する人工知能さえ作り出した<ref group = "注">これが後に『月の聖杯戦争』におけるNPC、上級AIなどに利用される。</ref>。しかしその一方で、ムーンセルは自らに人工知能を搭載することだけは頑なに拒否した。これは、観測者であるムーンセルに知性があっては、物事の意味を観測者が決定してしまうことになり、ムーンセルはあくまで一つの眼として、絶対的な客観性を維持し続けた。生まれていく知能らしきものを常に解体したことで、ムーンセルには善悪の思想も、未来への欲求も、さらには結末すらなく、神の残した自動書記として存在するだけだった<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』p.212、『Fate/EXTELLA material』p.115"/><ref group="注">数少ない例外が『Fate/Grand Order』で[[殺生院キアラ]]の情報が[[ゼパル]]の手で並行世界にダウンロードされた事件であり、ムーンセルが[[BB]]をセラフィックスに片道切符で派遣するという特例処置がとられた。</ref>。
しかし『EXTELLA』では、人間の精神活動を記録するために行われていた『月の聖杯戦争』と、その勝者である[[主人公 (EXTRA)|主人公]]の選択によって多少なりと、ムーンセルの在り方は変化した。その広大な光子ネットワークを第二のフロンティアとして地球人類に提供。今後のSE.RA.PHは「人間を識るため」のものではなく、「人間が進化するため」の土壌となっていく。そしてムーンセルはただ世界を提供するだけの、観測装置としての在り方は変えないまま、その歴史を記録していく<ref group="出" name="『Fate/EXTELLA material』p.115">「Fate/EXTELLA用語辞典-ムーンセル」『Fate/EXTELLA material』p.115。</ref>。
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