登場人物
人物
;[[オルガマリー・アニムスフィア]]
:カルデアの所長。未確認座標X-Bの爆心地(遠坂邸、間桐邸のあったエリア)で主人公達と合流した。
:基本的に敵性生物との戦いには参加せずに隠れているが、襲撃されても独力である程度生き延びられる程度の力は持っている。作戦に備えて特注で作っておいたまだ一度も袖を通していない礼装があったが、作戦前の主人公との問答に時間を取られて着替える事が出来なかった。ドライフルーツを所持しており、サーヴァント契約により魔術回路がフル稼働したせいで脳に負担がかかった主人公に提供した。紅茶より珈琲派。
:本来はレイシフト適性は無いが、序章のカルデア爆破事件で肉体を失い残留思念となった事でレイシフトが可能になり特異点に転移してきていた。カルデアに帰った時点で消滅してしまうため、帰還は絶望的。
:合流時はスケルトンに襲われており、マシュに助けられた。キャスターの荒療治で疑似展開したマシュの宝具に真名なしで使うのは不便という事で「ロード・カルデアス」という<ruby><rb>呪文</rb><rt>スペル</RT></RUBY>を名付けた。セイバーを倒した後に現れたレフ・ライノールによって、依存していた彼が自身を殺したという事実に自身の肉体が死亡している事を教えられ絶望させられた挙句、「高密度霊子の集合体」「次元が異なる領域」であり物理的には太陽やブラックホールに等しいカルデアスに直接接触させられ、生きたまま無限の死を味わい分子レベルにまで分解されて消滅した。
:彼女が最期に残した叫びは主人公とマシュに深く刻まれており、第二部序章で死を前にして似た様な本音を叫んだ[[ゴルドルフ・ムジーク]]を見捨てられず救いに行くきっかけになっている。
;[[レフ・ライノール]]
:[[人理継続保障機関フィニス・カルデア]]の顧問を務める[[魔術師]]。
:序章にて発生したカルデア爆破事件の下手人であり、人類を処理するために遣わされた2015年担当者。正式な名前はレフ・ライノール・フラウロス。
:オルガマリーを確実に爆殺できるよう足元に仕掛けておいたこと、Dr.ロマンも抹殺予定だったが彼が偶然で生き残っていたことを知って人間と言う種そのものを罵倒する言葉を吐くなど、序章で見せた人柄とはまるで異なる狂気を見せた。
:爆破事件の際は48人目のマスター適性者である主人公を全く見込みがない子供として善意で見逃したと語ったが、それが後々の仇となるとは全く考えていなかった。
:セイバーを倒し水晶体を回収しようとする主人公たちの前に現れて回収を妨害。序章の事件の裏側を語った後、カルデアスに時空をつなげて直接放り込むという形で今度こそオルガマリーを抹殺。その後、崩壊する特異点から離脱した。
サーヴァント
;[[クー・フーリン〔キャスター〕]]
:聖杯戦争に参加していたキャスターのサーヴァント。データのコリジョンによりキャスタークラスになったとされ、口ぶりからするに平行世界での冬木の聖杯戦争の記憶を保持していると思われる。
:序章では真名は明かされないが、マシュはランサーが本職と聞き「<ruby><rb>妖精情報誌</rb><rt>ヴィヴィアン</RT></RUBY>にも載っていそうな」トップサーヴァントの一人ではと推測していた。
:セイバー以外で唯一脱落していないため泥に汚染されておらず、セイバーを倒しての聖杯戦争の幕引きを狙い他六騎と敵対している。
:「永遠に終わらないゲームは退屈。良きにつけ悪しきにつけ、駒を先に進める」と発言しており、未だ詳細不明なこの特異点の裏側をある程度知っていたと目される。
:冬木大橋付近で呪腕のハサンと武蔵坊弁慶に追い詰められていた主人公達の前に現れ、主人公と仮契約をして打倒に助力。
:「おまえら(影のサーヴァント達)よりマシ」「見所のあるガキは嫌いじゃない」「ひとりで健気に戦ったお嬢ちゃんに免じて」という名目だったが、本音は独力では目的達成が厳しいと感じてのことだった。
:その後はマシュの特訓の為に主人公を殺す気で摸擬戦を仕掛けて宝具を放ち、それを防がせる形で『仮想宝具 疑似展開/人理の礎』を展開させる荒療治を行なった。セイバーを倒した事で聖杯戦争が終わり、強制帰還により消滅。
:本来は[[オーディン]]によって、カルデアの詰みを回避すべく遣わされた存在。オーディンの能力が付与されていたためか、カルデアへの召喚後や[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ|ブリテン異聞帯]]でも特異点Fの出来事を覚えていた。
;[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕]]
:聖杯戦争に参加していたセイバーのサーヴァント。データのコリジョンによりオルタ化した<ref group="出" name="『First Order material』p.31"/>。
:この時代を維持しようとしていたが、事態の元凶と言うわけではない模様。「何を語っても見られている」ため、主人公たちが接触するまで一言も喋らなかったという。
:「狂った聖杯戦争」の中で真っ先に行動を再開し、キャスター以外の5騎を撃破し泥に汚染されたシャドウサーヴァントとして使役していた。大聖杯で主人公らに『約束された勝利の剣』を放つがマシュの『仮想宝具 疑似展開/人理の礎』で防がれる。聖杯を守り通す気だったが「己が執着に傾いた」結果知らず力が抜けていたらしく、主人公たちとの戦いの最後の最後で手を止め敗北。「どう運命が変わろう私ひとりではおなじ末路を迎える」と語り、聖杯を巡る戦い「グランドオーダー」に言及、特異点化の原因と思しい聖杯らしき水晶体を残して消滅した。
:しかし2部6章ではキャスターのクー・フーリンによって、「今も特異点Fで踏みとどまっている」と言及された。
:また2周年及び3周年のメモリアルクエストにおいては「人理の防人」なるスキルが付与されている。
;[[メドゥーサ]]
:聖杯戦争に参加していたライダーのサーヴァント。セイバーに倒され泥に汚染された。
:教会跡で主人公たちと遭遇し戦闘する。他のシャドウサーヴァント達と異なり言葉はおろか叫びなども全く発さなかった。
;[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕]]
:聖杯戦争に参加していたアサシンのサーヴァント。セイバーに倒され泥に汚染された。
:メドゥーサを倒した主人公たちを追跡し、冬木大橋周辺で追い付き戦闘に。戦闘中に[[武蔵坊弁慶]]と合流し主人公達を追い詰めるが、クー・フーリンが参戦した事で形成が覆り敗北。
;[[武蔵坊弁慶]]
:聖杯戦争に参加していたランサーのサーヴァント。セイバーに倒され泥に汚染された。ほぼ終始笑い声をあげるのみ。
:ハサンが足止めしている隙に主人公達に追い付き2対1で追い詰めるが、主人公側にクー・フーリンが助力した事で形成が覆り敗北した。
;[[エミヤ]]
:聖杯戦争に参加していたアーチャーのサーヴァント。セイバーに倒され泥に汚染された。
:データのコリジョンによりきのこ曰く「気持ち悪くなった」。彼が自発的にセイバーを守りカルデアからの調査員を殺そうとするなどの動きをとったのは、シャドウ化や情が理由ではなくセイバーの目的が何か知っていたから<ref group="出" name="『First Order material』p.31"/>。
:大聖杯へ繋がる洞窟でカルデア側と戦闘し敗北、消滅した。消滅の間際マシュの盾にマーリンが関わっていることに言及している。
;[[ヘラクレス]]
:聖杯戦争に参加していたバーサーカーのサーヴァント。セイバーに倒され泥に汚染された。
:セイバーでも手を焼く怪物だが一か所にとどまって動かず近寄らなければ襲ってこないとされ、それを聞いて放置することにされたのかストーリーには絡まない。
:本編とは関係の無いフリークエストにて戦闘が可能だが、とどまっていた場所というのはアインツベルンの城があった場所であった。
:エミヤの幕間の物語「無限の剣製」では大空洞の奥に黒化した状態で登場。その実力は本物に迫るほど。エミヤは以前にこの特異点に来た時に気配を感じとっており、主人公のマスターとしての力量を試す為の試練として倒された。
;[[メドゥーサ〔シャドウランサー〕]]
:『Fate/Grand Order ‐First Order‐』に登場したランサークラスのサーヴァント。コミック『Fate/Grand Order -turas réalta-』と『Fate/Grand Order -mortalis:stella-』でも登場している。
:『Fate/Grand Order ‐First Order‐』では冬木市にレイシフトした直後の主人公たちを襲撃するが、彼らを守るように現れたクー・フーリンと交戦、敗北して消滅した。
:『Fate/Grand Order -mortalis:stella-』でも似たような経緯だが、『Fate/Grand Order -turas réalta-』では主人公とマシュの連携によって敗れ去り、クー・フーリンの出番はなかった。
;[[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕]]
:コミック『Fate/Grand Order -turas réalta-』で呪腕のハサンに代わって登場したサーヴァント。
:レイシフト直後の藤丸を襲撃し、デミ・サーヴァントと化したマシュにより撃退される。
:その後、ブーディカと共にオルガマリーを捕らえ人質にするも、クー・フーリンの宝具により消滅。
;[[ブーディカ]]
:コミック『Fate/Grand Order -turas réalta-』で登場したサーヴァント。
:ランサーから逃走したオルガマリーを百貌のハサンと共に人質にしたところを、クー・フーリンのルーン魔術の不意打ちを喰らい、消滅。