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===EXTRAシリーズ===
聖杯戦争の運用および本戦前期間のための数合わせとして、ムーンセルがかつて地上に居た人間をモデルにして作成した[[AI]]。聖杯戦争を円滑に進めるために作られた仮想生命。運営するための代理人。ムーンセルの蔵書の中から「かつて存在した何者か」をモデルに「再現」したもの<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』164ページ">『Fate/EXTRA material』164ページ「NPC」より。</ref><ref group="出" name="『Fate/EXTELLA material』99-100ページ">『Fate/EXTELLA material』99-100ページ「NPC」より。</ref>。
サーヴァントとは違いプログラミングされた仮想生命でしかなく、それぞれ<ruby><rb>役割</rb><rt>ロール</rt></ruby>があり、そこから逸脱することはできないが、役割が決まっているとはいえ独自の思考、人格が備わっている。NPCが生命としてリアルでなければ、NPCと接触するマスターたちの反応がリアルにならない。そう算出したムーンセルによって、NPCたちには人工知能が与えられた。ただし彼らの『人格』は一度きりのものであり、また、設定された人生観から逸脱する事はできない。NPCは聖杯戦争が終わればムーンセルに経験を没収され、身体・性能・人格を含めたすべてをリセットされ、次の聖杯戦争用の『装置』として再チューニングされる<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』164ページ"/><ref group="出" name="『Fate/EXTELLA material』99-100ページ"/>。
そんなNPCたちにとってマスターたちは羨望の対象であり、また、嫌悪の対象でもある。人間の不合理性に振り回され、道具のように消費されていく自分たちの在り方に不満を訴えるNPCも少なくはないため。命を与えられながらも、その命を否定されるもの。今そこに『有る』が、今そこに『無い』もの。そんな彼らの不満は鬱積し、一つの都市伝説を作った。輪廻転生とも呼べるメモリの使い回しの末、高い人間性、魂を獲得したものは上級AIに昇格させてもらえるというのだが、無論、そんな未来はない。仮にそんな事態が起きたとしても、ムーンセルにとってそれは意味のないバグに過ぎない<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』164ページ"/>。
『EXTELLA』では新SE.RA.PHになってからはそれぞれの生命権を認められ、役割はあるものの『マスターたちの戦いが終わったら全員廃棄処分』という一大リセットがなくなった。中には上昇機構のNPCもおり、人間性をもっと獲得してAIに昇格しよう、というものもいる。新ローマや千年京でNPCたちがこぞって商売を始めたのも、商売に目覚めたからではなく夢を叶えるためであり、そのためにリソースを集めているが、玉藻の前によって容赦なく税金を搾り取られてしまう<ref group="出" name="『Fate/EXTELLA material』99-100ページ"/>。
なお、主人公とヒロインのひとり・遠坂凛との奇妙な縁の始まりは、記憶も何も無いままに曖昧な状態になっている[[主人公 (EXTRA)]]に対し、それ故に凛が彼を「敵」と認識出来ずに、NPCと誤認し接触を図った事がきっかけである。
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