名台詞
Fate/EXTRA
; 「へぇ、ずいぶん余裕じゃないかシンジ。そいつの目の前で、財宝を全部取っちまおうって算段かい?<br> いや、もうどうしようもないねじ曲がりっぷりだ! 小悪党にもほどがある!」
: トレジャーハントに際し、シンジが主人公に行った挑発を受けて。
;「あん、手抜きだぁ? そんなのしたに決まってるじゃないか」<br>「いやあ、アタシは本気でも、こればっかりは仕方ないっつーか。<br> あくまでアタシは副官だからねぇ。命令以上の事はできねぇっつーか。金を出すのは主人の役目だし?」
: 戦闘で手痛い目にあった後。遠まわしに慎二に不満を述べているようにも、ツメの甘いシンジを揶揄しているようにも。
; 「アタシはアンタの副官だよ? 金額分はきっちり働かせてもらうさ。<br> でもなぁ、八百長なんざつまらないだろ? 手加減とか出し惜しみとかよしてくれ。アタシゃ宵越しの弾は持たない主義さ。<br> いいじゃないか、食い物も男も女も殺し合いも、真っ向勝負が一番気持ちいいんだからさ!<br> どうせアタシら悪党だろう? 悪党の利点なんて、食い散らかせるコトだけじゃないか。<br> しけった花火なんざ誰も喜ばない。アンタも悪党なら、派手にやらかせばいいんだよ」
:決戦日、エレベーターの中で。降参するよう主人公に持ちかけたシンジが、手ひどく拒絶された後に。
:そんな提案はつまらない、と言う享楽主義者。
;「おや、勝つだけじゃなく、恥までかかせると?<br> 強欲だねぇシンジ。いいよ、ロープの準備をしておこう。<br> マストに吊り下げるなり、好きにするといい」
: 決戦直前。処刑法は海賊らしく。
; 「はん、情けなんざ持ち合わせてないっての。アタシにあるのは愉しみだけさね。<br> 出し惜しむのは幸運だけだ。命も弾も、ありったけ使うから愉しいのさ! ましてやこいつは大詰め、正念場って奴だ。<br> さあ破産する覚悟はいいかい? 一切合財、派手に散らそうじゃないか!」
: 決戦直前。楽しくて仕方がない様子の女海賊。
; 「ヤロウども、時間だよ! 嵐の王、亡霊の群れ、ワイルドハントの始まりだ!」<br>「アタシの名前を覚えて逝きな。テメロッゾ・エル・ドラゴ! 太陽を落とした女ってな!」
: 宝具解放、「黄金鹿と嵐の夜」。太陽すら落とす砲撃の嵐。
; 「うん? 悔しいかって? そりゃ反吐が出るほど悔しいさ。<br> だがねぇ、一番はじめに契約した時に言っただろう、坊や。<br> "覚悟しとけよ? 勝とうが負けようが、悪党の最期ってのは笑っちまうほどみじめなもんだ"ってねぇ!」<br>「あんだけ立派に悪党やったんだ。この死に方だって贅沢ってなもんさ。愉しめ、愉しめよシンジ。<br> そしてアンタらも容赦なく笑ってやれ。ピエロってのは笑ってもらえないと、そりゃ哀れなもんだからな。<br> ……さて。ともあれ、よい航海を。次があるなら、アタシより強くなっていてくれよ?<br> アタシゃ本業は軍艦専門の海賊だからねぇ。自分より弱い相手と戦うってのは、どうも尻の座りが悪くていけない」
: 敗北後。負けても飄々とした態度を崩さぬ彼女に対し、悔しくないのかと言い募るシンジに対する答えと、勝者である主人公達に向けた言葉。
:死もまた良し、と笑って最期を迎える。
Fate/EXTRA CCC FoxTail
; 「シンジおらジャンプしてみな」
: 連載予告漫画にて。マスター慎二を校舎裏でカツアゲ。残念ながら本編でこのやり取りがされることは無かった。
Fate/Grand Order
戦闘
;「勝つも負けるも、派手に使いきろうじゃないか」<br>「命乞いを考えておくんだね」
:戦闘開始時の台詞。『花火のように消えていく財』をこそ愛すドレイクらしい台詞。
;「いいねぇ」<br>「任せな!」<br>「あいよ!」
:カード選択時の台詞。マスターの命令に陽気に付き合う。
:この台詞はモーション変更前もモーション一新後も同じ。
;「舐めてくれたねぇ……こいつは高くつくよ?」<br>「砲撃用意! 藻屑と消えな!」
:モーション変更前のスキル使用時の台詞。変更後はエクストラアタック時の台詞に変えられている。舐められたら砲撃で返すのが海賊の流儀。
;「ここが命の張りどころってね!」
:宝具選択時の台詞。ドレイクは自らの命さえも刹那的に使う。
:この台詞はモーション変更前もモーション一新後も同じ。
マイルーム
;「聖杯? なんだいそりゃ? うまい話には騙されないよ。そんなモンより胡椒一杯の方がそそられるってモンさ」
:マイルーム会話「聖杯について」。中世のヨーロッパにとって胡椒は極めて重宝された香辛料であり、同質量の黄金にも勝る価値があった。
:実際、第1部第3章中で[[レオナルド・ダ・ヴィンチ|ダ・ヴィンチちゃん]]に転送された胡椒瓶を渡されたドレイクは'''「マジで」と絶叫して失神した'''(尚、胡椒瓶の記憶は気絶の間に消された)。
;「嫌な事ねぇ。あー……正義感とかダメだね、冷めちまう。それと音痴! アタシ、女の音痴だけは許せないから」
:マイルーム会話「嫌いなこと」。『EXTRA』で言及されなかった残り二人の[[ネロ・クラウディウス|パートナー]][[無銘|サーヴァント]]達を指していると思われる。
;「うぇー、あー…飲み過ぎた~…やっちまったぁ…。ごめん、ちょっと膝貸して?少し休ませて頂戴……」
:マイルーム会話「絆レベル4」。マスターに信頼を寄せているのが解る台詞でもある。
:しかし妙に艶っぽく話す為、普段の男勝りな彼女とのギャップにやられたマスターも多いのではないだろうか。
本編
;「カルデアぁ? 星見屋が何の用だい? 新しい星図でも売りつけにきたとか?」
:第三特異点で、「カルデアの者だ」と名乗ったマシュに対して。所属員以外でカルデアについて言及した初めての例である。
:カルデアを仕切っている[[アニムスフィア家]]は[[天体科]]のロードであるが、少なくともドレイクが知りえる世代の16世紀から活動していたようである。航海に天文図は欠かせないため、そちら関連の仕事もしていたのだろうか。
;「アタシが一番嫌いな、弱気で、悲観主義で、根性なしで、そのクセ根っからの善人みたいなチキンの匂いだ」
:同上。面識も会話も全くない[[ロマニ・アーキマン|ロマン]]の薄っぺらい気配を感じての分析。人並み外れた天性の直感で完璧に言い当てて、ロマニをへこませた。
;「迷ったら酒を飲もう!な!? 気づけば大体話がすすんでる」
:同上。『Fate/Grand Order -turas réalta-』にて、勝負の後の宴会の席で同盟に逡巡する主人公達に対して。
:あまりの無茶苦茶っぷりに主人公も「要するに飲みたいだけでしょ」とツッコんだ。そして未成年であるにも関わらず二日にわたって酒を飲まされ続けたのであった。
;「みんな、すまない。同じ海賊として本当にすまない。」
:同上。[[エドワード・ティーチ|海賊の中でもさらにクズのキング・オブ・クズ]]と一戦交えた後、彼についての話題になった際の一言。
:最近[[ジークフリート|どこか]]で聞いたような発言である。発言者には別に非がないあたりも共通している。
;「マシュ、これが正真正銘最後の戦いだ!<br> ほらほら、しっかりしな!」<br>「コイツをぶっ倒すためにやってきたんだろう!?<br> ならシャンと胸を張りな!」<br>「こいつはアンタのための大一番だ!<br> 不敵に笑ってこう返してやんな!」<br>「"化け物なんかに用はありません!<br> いいから素敵な王冠を渡してちょうだい!"ってな!」
:同上。ローマに続き、再び顕現する二柱目の魔神柱。誰もが怯み、狼狽える中、一人その巨体に鉛弾を叩き込み、「星の開拓者」は高らかに吼える。
:……まあ、最後のセリフが恥ずかしかったのか、直後に「忘れな」とか言ってたりするが。
幕間の物語
;「失敗してもいいんだ、○○(主人公)。」<br>「アンタの肩には大きなものがのっちゃあいるが、それを落としたところで決定的に終わるわけじゃない。」<br>「まわりにいる奴らがなんとかするかもしれない。」<br>「あるいは、荷物を落としてもアンタはその分、まっすぐに歩けるかもしれない。」<br>「なーんで、気楽にやればいい。人生はコイントスの表と裏さ。」
:自身の幕間『星の開拓者』にて、生前の体験を語りながらの主人公への言葉。
;「○○(主人公)、アンタはもう嵐の海に投げ込まれちまった。」<br>「逃げる事もできない。進む事もできない。泣いたって許しちゃもらえない。」<br>「そんな中で出来る事は、強がって笑う事だけだった。厳しい話だけど、それだけは忘れるんじゃないよ。」
:同上。窮地で笑うヤツほど頼もしい奴はいない。笑っているうちはみんな手を貸してくれるといい、胸を張る事の大事さを説いている。