メモ
*生贄否定派ではあるが、本人の台詞によると伝承保菌の際にはなんらかの犠牲が必要となるようだ。
**なお、実際にはケツァル・コアトルに生贄を捧げる儀式も行われており、生贄を否定する神とされたのはコルテスの征服後に出来た伝承だと言われている。
*記憶はほとんど残っていないが第一世代は白亜紀だという。白亜紀の隕石で中南米に落下したとなると、6500万年前の大量絶滅の原因とされるチクシュルーブ・クレーターを形成した巨大隕石に付着してきた可能性が高い。
**上述の通り、南米の神は宇宙から来た微生物のような外来種を起源としているが、この設定は巻来功士氏のオカルトヒーロー漫画『ミキストリ』のそれとかなり似ており、元ネタになった可能性は十分有り得る。
**いくら人理の危機とはいえ、マジ物の神、それも一つの神話における最高存在の一柱でありながらさほど力を落とさずにサーヴァントへとなれたことからも、地球在来の神々とはあり方がかなり異なっていることが伺える。
***とはいえ7章時点とカルデアに来たあとでは明らかに基本スペックが違う(7章では一つの都市に匹敵する巨大な斧を近接戦闘でぶん回したり数十㎞の遠投をしているなどサーヴァント枠としてはまず不可能なことをしている上、サーヴァントのマテリアルには分霊としての現界と記述されている)ため、実際には相当力を落としている可能性が高い。
*神として非常に多くの側面を持つのは、最初は自分しかいなかったから全部自分でやる必要があった、とのこと。従属神が育ってきてからはそちらに役割を振るようになる。
*表情差分の中に悪役じみた、所謂「ゲス顔」を見せることがあり、第七特異点のCMでも一瞬確認できる。
**ちなみに「ゲス顔」自体は発注に含まれていたものだが、当初は原作者である奈須きのこ氏から「なんとかならんのか」とリテイクを要求するほど'''もっと酷かった'''らしく、何度も修正して現在の形になったそうな。とはいえ'''担当絵師が元々、マフィアの裏社会や抗争を描いた漫画『BLACK LAGOON』<ref group = "注">大半の登場人物が犯罪者、しかもゲスキャラだらけ。</ref>を代表作に持っているような人物'''である為、「そりゃそうなるだろ」という声もなくもない。
**イラスト担当の広江礼威氏はククルカン(=ケツァル・コアトル)の化身の少女をヒロインとした漫画『翡翠峡奇譚』で商業デビューしているという、ケツァル・コアトルとの古い縁がある。奈須氏と広江氏の上記のやり取りを記したTwitter発言では『Fate/Grand Order』のケツァル・コアトルと『翡翠峡奇譚』のククルカンのコラボイラストが掲載されている<ref group = "出">[https://twitter.com/hiroerei/status/808927102401703945 広江礼威Twitter2016年12月14日15:50]</ref>。
***後に南米異聞帯の存在としてではあるが、同じく広江礼威氏のデザインによる[[ククルカン]]がサーヴァントとして実装された。
**後に2017年の[[TYPE-MOON エイプリルフール企画|エイプリルフール企画]]でリヨ氏によって描かれたデフォルメイラストでも元以上のゲス顔を披露しており、上記の広江氏もTwitterで「凄く怖い」とドン引きした<ref group = "出">[https://twitter.com/hiroerei/status/847848771928997892 広江礼威Twitter2017年4月1日1:31]</ref>。
**[[ゴルゴーン]]曰く「[[アヴェンジャー]]の素質がある」とのことなので、心の内には暗黒面がきっちりあるのかもしれない。
***自らを信望する者たちとその文化を丸ごとスペイン征服者に滅ぼされているため、復讐者の素質はあってもまったくおかしくないが、復讐者クラスでなかったのはそれ以上に人類に対する愛が強かったと思われる(というか、主神クラスの復讐者など考えただけで恐ろしい)。一方でアステカには、「追放されたケツァル・コアトルが復讐の為に戻ってくる」という伝承も存在している。
*かなりの高身長であり、その数値は'''181cm'''と女性陣のサーヴァントの中ではトップクラスの部類に入る。[[アルターエゴ]]の[[ヴァイオレット]]より1cm低いが、それでも男性と比較しても遜色しなかったりする。余談だがゲーム実装当初は'''168cm'''と表記されており、ゲーム中の印象とは合わないと感じるプレイヤーも多かったのだが、その後修正され現在の値となった。
**むしろ大柄でグラマラスな体躯に見惚れたプレイヤーも少なくなかった様子。普段のあーぱー……もとい底抜けに陽気な人柄もあってか、プレイヤー達から'''「ケツ姉(さん)」'''の愛称で呼ばれることも。
*手に持っているオールのような武器「マカナ」は南米では一般的な武器。棍棒に黒曜石の刃を埋め込んだもので、一言で言うと石オノである。このような武器を用いたのは、中南米の文明では鉄器を持たなかったためである。
**とはいえ、黒曜石は非常に薄く剥がれやすい代わりに、剥がし方によっては断面が単分子の厚さになることすらある。さらに多少欠けても断面が新たな刃になるという特性もあり、鉄器がなかったことを差し引いても南米ではよく使われていた。……威力を疑うなら、カミソリの刃を一面に埋め込んだバットをフルスイングすることを想像してみるとよい。
**因みにこの武器、本来ならば[[ジャガーマン|ジャガーの戦士]]が使うものであるが、当の本人には全くその気が無かったりする。
*第七章実装当初、苦戦の最中主人公の姿を思い浮かべる彼女のシーンがあるのだが、どういうわけかゲーム中で'''女性主人公に設定していても男性主人公の方が表示される'''バグが発生した。現在は修正されたが、直面したユーザーにとっては色々台無しとなってしまった。
*彼女の“善なるものでは敵わない”という特性は『Grand Order』におけるゲームシステム上、第七特異点では善属性のサーヴァントによる攻撃の無効化という形で表現されている。中庸、悪属性のサーヴァントの攻撃も半減するが、[[ヘラクレス]]と[[ランスロット]]の狂属性や[[ネロ・クラウディウス〔ブライド〕]]の花嫁、[[水着サーヴァント]]らの持つ夏属性のみ素通りする。
*地域こそアステカ(メキシコ)であるが、広い範囲に渡り中南米が絡んでいることもある為に、一応は南太平洋側初(?)のサーヴァントとも言えないこともない。
**アステカは中米なので、本来'''ケツァルコアトルは南米の神ではない'''。南米にあるのはインカであり、中米のアステカとは地理的にも文化的にも全く異なる文明である。当然、マヤ神話で言うククルカンのような、ケツァルコアトルに相当する神もいない。ただ、日本語で言う「中南米」はラテンアメリカを指す言葉として使われる。ラテンアメリカの定義ならメキシコと南米を含めるので、中南米の神と呼ぶなら間違いではない。Fateでは南米の神ということになっていると捉えるべきか。
*中・軽量の選手が多い事もあり華麗な空中戦の印象が強いルチャ・リブレだが、実際は「ジャベ」と称される関節技のバリエーションも豊富。もしも疑似サーヴァントの形で召喚されていたならば、[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト|依代次第では]]そちらの側面が強調された闘い方になっていたのかも知れない。
**後に実装された自身の幕間の物語「炎のルチャドーラデスマッチ三番勝負」では関節技も使用しているが「普段は魅せる戦いをするためにあえて封印している」とのこと。
*その性格と口調から一部ファンからはブラウザゲーム『艦隊これくしょん~艦これ~』の二次創作キャラ「[http://dic.nicovideo.jp/id/5157649 ジャマイカからやってきた金剛型1番艦]」にちなんで「メキシコからやってきた金剛型1番艦」と呼ばれている。<del>おまけに中の人はビスマルク型一番艦である。</del>
*舞台版で彼女の演者となった赤井沙希氏であるが、現役の女子プロレスラーであり、空中技にも定評があるので期待されている。また、身長も174cmと彼女程ではないが高身長である。
**その舞台版で披露した技をプロレス用に改良した新技として2019年2月12日に発表し、名前を「ケツァル・コアトル」としたとのこと。<del>まさかの、リアル宝具</del>
**名前も適当につけたものではなく、正式名称「ユカタン式縦回転変型ラ・マヒストラル」コブラツイストの体制から一回転して体ごと投げてそのままフォールに入るという豪快なもので「翼ある蛇(ケツァル・コアトル)」の名前通りになっている。
***さらに発表時にこの技でチャンピオンの座を奪取すると宣言しており、2月17日の試合では宣言通りこの技で勝利し、チャンピオンとなった。
***後にコミック版『Fate/Grand Order -turas réalta-』では逆輸入される形で彼女がマーリンに豪快にこの技をブチかました<ref group="注">なお、作者は描写に全力投球した後に「[[ティアマト|この時点でマーリンを気絶させられない]]」事に気づいてしまい、どう見てもヤバい入り方したが気絶しなかった事にしたとのこと。</ref>。