メモ
*漫画で公開されてからは読者間で真名の推測が行われ、ナーサリーやジャック等の幼女勢が生贄にされていたり服装がなんとなくロシア軍服的なところを注目され、ソ連時代秘密警察のトップでその権力を悪用し少女連行・性的暴行を繰り返したラヴレンチー・ベリヤ(男性であるが)、同じく東欧に伝わる子攫いの魔女と言われるバーバ・ヤーガ等が正体ではと言われていた。
**後に『もっと』第67話で角の生えた青い生物に乗って走り回る絵が出てきた事から「生まれた時から8mサイズの巨体を持ち、青い牛のベイブを相方に持つ巨人のきこり」であるポール・バニヤン説が有力になってきた<ref group = "注">なお、ジャンヌは遠目に見たせいで「青い動物に乗っている」事しか分からなかったのか、真名を黙示録の四騎士で[[ペイルライダー|青白い馬に乗っている人]]と勘違いしていた。</ref>。また、エイプリルフールで描き下ろされたイラストでは片手に斧を持っており、自然破壊について言及する等疑惑は濃くなりつつあった。
***そして『Fate/Grand Order』との期間限定コラボイベント『オール・ザ・ステイツメン!~マンガで分かる合衆国開拓史~』にて遂に実装。真名公開と同時に、主役としての活躍を見せた。
****なお、当該イベントは異例となる二度の復刻を経て、ダ・ヴィンチ工房内のレアプリズム交換アイテム入りする形で常設化となり、バニヤンも恒常入手が可能となった(第1部第5章クリアが条件)。<br>しかし、サーヴァントコインは絆レベル上昇以外だと期間限定イベント『ミシシッピ・ミササイザーズ』のショップでしか入手できず、恒常的なコインの入手手段の追加は約3年後の『巡霊の祝祭 第10弾』開催まで待たれる事となった。
*苦手なものは「パセリ」だが、これは作品により事情が異なる。『マンガで分かる!Fate/Grand Order』では単に味が苦くて嫌いらしく、ジャックが出したハンバーグの付け合わせを一緒に食べてしまい、噛みもせずにジャックごと丸呑みしたにも関わらず、食べた途端に泣き出すほど嫌っている。
**『Fate/Grand Order』でも相変わらず嫌っているが、こちらでは味が嫌いな以上に”人のためと思って開拓に尽力するたびに、最終的に排斥される”自分を「いつも添え物でしかなく、最終的に除け者にされ輪に入れてもらうことが出来ない」という意味合いでパセリに喩えており、自身の境遇を思い起こさせるという意味でも嫌っている面がある。
*ハンバーグを食べるシーンが多いが、これはかつて丸大ハンバーグがポール・バニヤンを元にしたと思しき巨人が出て来るCM(「ハイリハイリフレハイリホー」「大きくなれよ」のフレーズで有名)を放映していたのと関係があるのかもしれない。
*召喚時の「アンシャンテ」やカード選択時の「ウィ」、戦闘勝利時の「トレビアン」など、台詞にフランス語が混ざる。これは彼女の宝具名などにあるウィスコンシン州がかつてはフランスの入植地であり、カナダがイギリスに支配されたために移住を嫌ったフランスの交易業者が留まっていた事など、原典にフランス系の影響があったことに由来すると思われる。
*『もっとマンガで分かる!Fate/Grand Order』第60話にてリヨぐだ子が「霊基再臨したら裸にオーバーオールを着用した姿に変わるんですよ」と発言していたが、'''まさかの有言実行となった。'''しかも最終再臨後のサーヴァント一覧にて、サムネイルアイコンの星の位置が……。
*『Fate/Grand Order』での宝具「驚くべき偉業」はバーサーカーらしい全体攻撃なのだが、特筆すべきなのはその演出の短さ。<br>「天へと彼女が飛び上がる→雲の中から巨大な足が降りてきて敵全体を地盤ごと踏み抜く」という演出で、その長さは等速の時点で約7秒、倍速にしているとわずか2秒ほどで終了する。<br>演出そのものの短さならアーラシュの「流星一条」と並び、かつ「流星一条」はアーラシュ自身の退場と控えサーヴァントの参戦の演出が強制的に入るため、実質的な所要時間の短さはぶっちぎりのトップである。<br>これについてユーザーには「リヨぐだ子の圧力で演出を短くされた」「宝具スキップ実装というリヨぐだ子の要求に対し、スキップ不要なレベルの宝具という形で運営がアンサーをした」などと実しやかに囁かれることになった。
**事実、実装後に宝具の演出を担当している安生氏は「だ、だって宝具演出短くしろっていうから…」とツイートしている<ref group = "出">[https://twitter.com/tennetiss/status/892681585379627008 アンジョ=サンTwitter2017年8月2日2:40]</ref>。
***ちなみに一例として、長い演出ばかりの全体攻撃宝具の中でも所要時間がさらに長い[[ネロ・クラウディウス〔キャスター〕]]の「誉れ歌う黄金劇場」の間に、「驚くべき偉業」の演出は六回繰り返してなお多少時間が余る。時間効率の良さが頭一つ抜けているのが判るだろう。
**演出の元ネタとしては、イギリスのコメディ番組「空飛ぶモンティ・パイソン」のオープニングだろうか。
**しかし2018年12月31日に放送された『Fate Project 大晦日 TVスペシャル 2018』で放送されたアニメ『マンガで分かる!Fate/Grand Order』ではそのシンプルすぎる宝具演出が不満だったのか、怒りで暴走していた。<br>そこで[[主人公 (マンガで分かる!FGO)|リヨぐだ子]]から'''「バニヤンちゃん静まれ! 静まりたまえ! 今回の収録ついでに追加ボイスを収録してもらうからそれで許してくれー!」'''と言われたが、結局怒りは収まらなかった。
***なお、この放送の後のアップデートで'''本当にバニヤンのボイスが追加されており'''、CVを担当している小見川氏も'''「本当にアニメ収録の後に追加ボイスを収録しました!」'''とTwitterに投稿している<ref group = "出">[https://twitter.com/omigawa_chiaki/status/1080310268381417472 小見川千明 Twitter 2019年1月2日12:50]</ref>。
**[[スーパーバニヤン]]の第三再臨でも宝具演出は似たようなものとなる。ただしこちらの演出時間は等速で約10秒、倍速で約3秒。
*『マンガで分かる!FGO』でのバニヤンはナチュナルボーンバーサーカーだが、『Fate/Grand Order』に登場するゲーム本編のバニヤンはリヨ氏の設定をマイルドにして「人の心がちょっとわかるかわいいサーヴァント」になっている。<ref group = "出">『週刊ファミ通 2019年8月22・29日合併号』 p125</ref><br>そんな初出作品でのイメージを即座に彼方に追いやるあどけない少女のキャラ付けと声優の小見川千明氏の演技、通常の頭身かつ宣言通りの「素肌の上にオーバーオール」という扇情的な姿に加え、レア度故のステータスの低さ以外は優秀そのもののスキルと宝具により、イベント開始から数時間せずにプレイヤーからの評価が'''とてつもなく好意的な方向にひっくり返った。'''<br>元々育成に必要な素材が少なくて済む☆1サーヴァントであり、かつ彼女が高速周回の補助に特化した性能だったことに加えてイベント時に2周年キャンペーンの一環で強化時の大成功・極大成功確率3倍キャンペーンが催されていたことも追い風になり、イベント開始から数時間でレベル・再臨段階最大は当たり前、スキルもほぼ最大強化済みというマスターが続出。聖杯強化まで行ったマスターも多く、ファンアート等もイベント前から凄まじい速さで増える結果となった。
**真面目に考察すると『Fate/Grand Order』の初出イベントである『オール・ザ・ステイツメン!』では(おそらく)聖杯の泥は使われていないので、もしかしたらそれが彼女のキャラが変わった理由の一つなのかもしれない。
*2017年に開催されたイベント『復刻:ハロウィン・カムバック! 超極☆大かぼちゃ村 ~そして冒険へ……~ライト版』にて、身長165cm以下のサーヴァント限定という編成制限がかかったステージに連れて行くことが可能。おそらく身長が不定だからだと思われる。
*実は元ネタのポール・バニヤンはディズニーで短編アニメ化されたことがあり、テーマソングもある。アニメとテーマソングの題名は共に『Paul Bunyan』である。余談だがディズニーは[[アーサー・ペンドラゴン |アーサー王]]、[[ヘラクレス]]や[[ロビンフッド]]、更には[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]や[[アレクサンドル・デュマ・ペール|デュマ]]の著作もアニメ作品として取り上げたことがある。
**日本でもポール・バニヤンを題材にした「世界で一番おいしいパンケーキ」という合唱曲が実在する。アメリカの伝説が題材になってはいるが、作詞作曲は共に日本人によるものである。歌詞にキャリーという名前の妻が登場する。
***この曲を意識してか、後に実装された彼女のバレンタインシナリオでは'''直径が1mを余裕で越える特大のパンケーキ'''をプレゼントしてくれる。
*北米版『Fate/Grand Order』では『オール・ザ・ステイツメン!~マンガで分かる合衆国開拓史~』の開催に伴い、巨大化したバニヤンにスリングショットで飛ばした食べ物を与えるゲーム『Bunyan:Destroy All Food THE GAME』が配信された<ref group = "出">[https://www.famitsu.com/news/201907/07179235.html 【FGO】バニヤンにご飯を食べさせてあげるミニゲーム“Bunyan:Destroy All Food THE GAME”がプレイ可能 - ファミ通.com]</ref>。
**また、同ゲーム内でバニヤンに食べ物を与え続けると'''「名も無きマスターがゲームに乱入し、名も無きマスターに聖晶石を与えるスペシャルモードに突入する」'''という憎たらしい演出が発生する。
*限定報酬キャラであるバニヤンの実装を除いて、フレンドポイント召喚で登場する☆2以下の低ランクサーヴァントは暫く新規の実装が無かった。実現には2019年のFGO4周年における7騎追加まで待つことになる。
*『マンガで分かる!』第342話には「バニヤンヴァース」なる、並行世界のあらゆるバニヤンの集う隠れ里が登場した。
**大きくBと書かれた斧が突き刺さっている以外は普通の街の見た目をしており、住んでいるのは大半がおじさんで巨体のバニヤン。