話題まとめ
;『Grand Order』における人気
:『Grand Order』では最低レアリティ(☆1)だが、それゆえに容易に入手でき強化も比較的しやすく、宝具もデメリットと引き換えに高威力であるため、キャラの育成環境が整う以前は貴重なアーチャーとして(アーチャークラスはサービス開始当初、彼含め'''3体'''しか実装されておらず、彼以外に低レアリティのアーチャーが追加実装されるまでにはサービス開始から実に四年の時を要した)、整って以降も自爆することで敵を一掃しつつ控えと交代できる理想的な周回要員として非常に人気が高く、公式の発表した使用率ランキングでも上位5位にランクインしている。
: <del>その分、死んでいるということでもあるが</del>
;自爆宝具『流星一条』
: 『Grand Order』では宝具の威力は基本的に全体宝具は「強力な攻撃」、単体宝具は「超強力な攻撃」と威力が分けられており、敵一体へのダメージにはおよそ2倍もの差があるのだが、アーラシュの「流星一条」は全体宝具の中でも片手で数えられる程少ない「超強力な一撃」として設定されている。加えてNPのオーバーチャージの効果は種別問わずどの宝具も「同時につくバフの効果が上昇する」位が基本で直接ダメージの増加に結び付くものは少ないが、この宝具は他にない「宝具の威力自体が上昇する」という非常に直截的な効果が設定されており、戦闘不能というデメリットと引き換えにするだけはある凄まじい殲滅威力を誇る。
: …が、ゲーム的には'''宝具を撃って戦闘不能になっても育成したアーラシュが本当に手持ちキャラから消滅するわけでもない'''ので、1戦闘1発限りなだけの、令呪よりも気軽に撃てる切り札となってしまっている。しかも3+3人のチーム戦なのでデメリットどころか「'''控えのサーヴァントと即時交代できる'''」というメリットとして見る向きもあり、一部のマスターの下では日々四散し続けるアーラシュの姿が……。
: アーラシュ自身が「NPが一定量チャージされた状態で戦闘開始」するタイプの礼装をつけて宝具をぶっぱするのはもちろん、退場して交代すればまた礼装によってNPチャージ済みのサーヴァントを出せるため、種火集め周回などでは宝具をいかにスムーズに連射するかを突き詰めた「'''○○ステラシステム'''<ref group = "注">○○の部分には他サーヴァントのNPを増やしたりして宝具を速攻で放つサポートができるサーヴァントの名前が入る。特性上孔明が入る事が多い</ref>」なんていう戦略が研究されるほどである。
: 逆に、設定では五体が爆発四散する程の反動のはずが、戦闘ではガッツなどのHP0になってから耐えて復活できる状態ならば退場しなくて済むため、流星一条を複数回撃つ事も可能。極めれば「ガッツ付与→宝具→復活→NPチャージ」を数ターンのうちに繰り返し、'''数ターン毎にステラが舞いアーラシュが砕け散る(そしてガッツで復活する)'''ということも。<del>酷すぎる</del>
: 2023年に入って、ガッツ付与と(変則的ながら)NP供給を両立した[[クロエ・フォン・アインツベルン〔アヴェンジャー〕|水着クロエ]]が登場。彼女の自前&フレンドに[[オベロン]]を加えた編成が、「1・2wにおいて3体以上の敵を倒す」という縛りはあるものの定番となりつつある。
;自爆ネタあれこれ
:その<ruby><rb>活躍</rb><rt>しに</rt></ruby>っぷりから、[[エミヤ|先]][[ロビンフッド|達]]に倣いファンの間では、粉々に砕ける(死ぬ)から'''抹茶'''だの、'''宝'''具を撃つと'''死'''ぬから'''宝死茶(ほうじちゃ)'''だのといったあんまりな渾名を拝命し、『Fate/Grand Order』のシナリオライター対談にて東出氏がこの名称に言及している。
:公式でもネタにしており、概念礼装「ノイジー・オブセッション」のテキストは明らかにこれを意識したような記述であり、挙句の果てに、エイプリルフールにおけるリヨ氏作画のイラスト変更では'''幽霊になっていた'''。
:アーラシュは敵として登場した際も他のサーヴァント同様宝具を使用してくるのだが、あろうことかプレイヤー側同様'''使用後しっかり死ぬ'''。そのためわざと宝具を撃たせてスキル等で躱すか防ぐかすれば勝手に倒せてしまう。敵アーチャーは宝具のチャージターンが最短の3(つまり4ターン目までの命)であるというのも拍車をかける。
:なお、この<del>反省から</del>ためストーリー六章で対戦する際には自爆を防止するために彼のみ「宝具チャージゲージそのものが無い」というかなり珍しい扱いをされている。
:イベント『ネロ祭再び 2017 Autumn』では'''4回ガッツと無敵貫通を持つアーラシュが相手となり、ステラを5回耐え切らせる'''という高難易度クエストまで登場した。
;「善を成せ」
:『蒼銀のフラグメンツ』でのアーラシュの台詞。イラン神話に関わっているゾロアスター教は善と悪との2元論の世界観を教義しており、「善」(または「悪」)という言葉はイラン神話の常套句のようなもの。要は善と悪の二大原理で物事を考えているため、ポジティブな事柄は「善」、ネガティブな事柄は「悪」と断定的な言い方をよくする。アーラシュ的には「正しいことをしなさい」くらいのニュアンスで言っただけだと思われる。
;五輪のアーラシュ
:東京五輪2020アーチェリー男子団体戦に参加したチャイニーズ・タイペイ代表の一人、鄧宇成選手が矢を放つかけ声にステラを使用している事が自身のFacebookで判明している。
:2021年7月30日放送のニュース番組では実際に試合で使われている様子と一緒に'''アーラシュも紹介され'''、SNSでもトレンドに上がった。さらに鄧宇成選手をアーラシュの宝具風に加工した画像とともに'''令和のアーラシュ'''、'''台湾のアーチャー'''、'''リアルサーヴァント'''といった通称も数多く投稿された。