メモ
*奈須氏は常々、ぐだぐだシリーズを「Fate本編の設定とは異なるパラレルワールド」と明言している<ref group="出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/202112.html 竹箒日記-2021/12/1 : 無題(きのこ)]</ref>が、その中でも彼とお竜は(信長や卑弥呼と共に)特に名指しで「大きな違い」として挙げている。また、彼の立場である「抑止の守護者」についても大きな違いとして挙げている。
**しかし同時に奈須氏は「Fateの世界設定とは違うものだけど、その関係性は美しいのでやっちゃってOK!」と経験値氏にGOサインを出した様子。
**ぐだぐだシリーズに出てくる坂本龍馬の設定では、[[坂本龍馬〔ランサー〕|天逆鉾]]が二人を繋がる大事な要素になっているが、正式型月作品における天逆鉾こと天沼矛は形も能力も違うもので[[宇津見エリセ|他の作品の主人公]]に関連する代物である。なお、両方の天逆鉾が登場する『Grand Order』では、お互いがお互いの違う天逆鉾について一切コメントしていない。
*坂本龍馬と竜には名前以外には直接の関連はない。宝具は「九州旅行した際に現地にあった天逆鉾を引っこ抜いた」という逸話を、それによって竜を解き放ったと解釈したもの。
**元々「龍馬」という名は彼の母が出産の前に「己が腹に龍と馬が入っていった」夢を見たことに由来する。当時土佐では馬と付く名が流行っていたとも。
**設定上「お竜さん」は「史実の同名のあの人」と別人と各資料で明言されている。しかし、'''「大蛇のお竜さん」と「人間の楢崎龍」どちらがぐだぐだシリーズの龍馬にとって「心から選んだ伴侶・相棒」なのかはぼかされたままである。'''
*神秘の塊である竜の宝具と、ライダークラスの持つ騎乗スキルのおかげで、魔人アーチャーとの相性は最悪に近い。
**後の展開から考えると、実際は[[マックスウェル|キャスター]]と彼の企てる計画に対する抑止力として召喚された可能性が高い。「お前じゃない」という言葉も、魔人アーチャーとの相性の悪さに気づいたライダーが、本来戦うべき相手が別に存在していたことを悟ったための発言と捉えることができる。
*実家の兄に頼み込んで送ってもらった家宝の陸奥守吉行の他にも、埋忠明寿や備前兼光(無銘)などの様々な差料を愛用していたと伝わる。吉行の刀が代表的な愛刀とされるのはやはり、暗殺事件の時に所持しており人生の最期に共にあったというエピソードゆえと思われる。なお、この吉行は後に坂本家子孫へと相続されたが、大正2年、移住した先の釧路で起きた大火の際に焼けてしまい、龍馬の手にあった時の拵を焼失したほか火災の熱で刀の反りが無くなる、再刃(焼けた刀を打ち直すこと)の際に吉行独特の刃紋が消えるなど、すっかり面影を失ってしまうこととなった。現在は京都国立博物館に収蔵されている。
**ちなみに土佐から脱藩するときに差していた肥前忠広は武市半平太に譲渡した後、武市の手から[[岡田以蔵]]に渡ったという。
***ただし、サーヴァントの岡田以蔵が使うのはよく切れるだけの無銘の刀。『お〜い! 竜馬』で刀の名を聞かれて答えられず、名前がどうでも切れれば良いと虚勢を張ったことへのオマージュか。
*『帝都聖杯奇譚』でも『Fate/Grand Order』でも抑止力として登場しており、[[エミヤ]]同様抑止力と契約した事が示唆されている。経緯は不明だが上記の性格を考えると、エミヤ同様により多くを救いたかったからであろうか。
**エミヤ程には人格は摩耗していないが、カルデアでの生活を「久しぶりに楽しい仕事だ」と言っており、「普段の仕事」にはあまり良い印象はないようである。
*『FGO Fes.2024』の「ぐだぐだパビリオン」ステージによると、好きな和スイーツはおはぎとの事。また、昔に武市瑞山や岡田以蔵と共に盗んで食べた柿は思い出の味だとか。
**同ステージではCVに加瀬氏をキャスティングした理由も明かされ、経験値氏が洋画の吹き替えでファンだった事もあり自ら指名したとの事だった。