所有物
;月霊髄液(ヴォールメン・ハイドラグラム)
:ケイネスの切り札である[[魔術礼装]]。エルメロイの至上礼装。
:詳細は[[トリムマウ]]のページを参照。
;魔術刻印
:エルメロイ派で代々受け継がれてきた源流刻印。両肩に刻まれている。魔術の自動詠唱機能や、治癒魔術を自動で行う機能がある。ケイネスの死亡後、回収出来たのは1割程で、伝説的な調律師である[[メルヴィン・ウェインズ]]の元で修復しているが、完了まで50年はかかる。
:『[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]1 case.剥離城アドラ』の時点で、現存しているのは2割強。
;魔力炉
:ケイネスが聖杯戦争のために日本に持ち込んだ3機の魔力炉。月霊髄液が作られる前のエルメロイの至上礼装。
:かつて[[霊墓アルビオン]]から発掘された特級の素材で構成されており、3機がそれぞれ呼応することで無尽蔵にも等しい魔力を生み出すことが可能。
:「大量の魔力があればそれを使って何でもできる」というエルメロイの万能性を体現するかのような逸品であり、[[聖杯]]ほどではないにせよこれを巡って戦争が起きてもおかしくないレベルの逸品。
:第四次聖杯戦争の最中に、ケイネスの工房と共に破壊されたものと思われていたが、実はとある魔術師に盗まれていた。盗んだ魔術師も蝉菜マンションで死亡したことで、行方知れずとなった。
:蝉菜マンションの怪談「[[玄木坂の赤ずきん]]」の発端となった存在であり、『[[Fate/strange Fake]]』では[[アヤカ・サジョウ|さらなる経緯]]も辿っている。
:これらと、同時に持ち込んだ多くの魔術礼装とを破壊されたことがエルメロイ派の借金を大幅に増やす一因となった<ref group="注">ライネス曰く、聖杯戦争で失った5つある巨大な「やらかし」のうちの1つとのこと。</ref>。
;イスカンダルのマントの切れ端
:聖杯戦争で[[イスカンダル]]かその配下を召喚する触媒となる、イスカンダルが着用していたマントの一部。触媒として使用することは出来ても、それ自体に魔術的な価値はない。
:ただし、『[[Fate/Apocrypha]]』では、亜種聖杯戦争が頻発している影響で、エルメロイ派の借金の7割を返済できる程の価値がある。
:かつて、先代当主のケイネスが調達し、ウェイバーに盗まれたものが、ウェイバーがロード・エルメロイⅡ世になることでエルメロイ派の元に戻ってきた。
;ロード・ケイネス秘術大全
:ケイネスの死後、10年以上経ってから、ケイネスの残した研究をⅡ世がまとめ、書籍化したもの。
;集合住宅
:エルメロイ派所有の集合住宅。ロンドンのドルイドストリートの側にある。Ⅱ世はエルメロイの屋敷ではなく、こちらに家賃を払って住んでいる。イギリスでは集合住宅のことを「フラット」と呼ぶのが一般的だが、Ⅱ世に倣って「アパート」と呼ぶものが多い。
;エルメロイ邸
:ライネスが住む住宅。スラーから徒歩10分ほどの距離。