[[宝具]]
: いずれも彼が生前に起こした「奇跡」が信仰によって宝具と化したもの。
: 「奇跡」の正体は単なる魔術であり、この宝具の効果も「あらゆる魔術基盤に接続し、どんな魔術でも使えるようになる」という程度である。汎用性こそ高いものの、聖杯戦争という場においては戦闘補助程度にしかならず、これらだけでは決め手に欠ける二流サーヴァントに過ぎない。例えキャスターとして召喚されてもメディアのような一級魔術師には絶対に敵わない程度の代物でしかない。
: しかし、「大聖杯」という物自体が一種の魔術である事を利用すれば、この宝具を用いて大聖杯に接続し、その機能を書き換えてしまうことも可能である。これにより、大聖杯を第三魔法を行使しつづける物に改造して、全人類に第三魔法を適用するのがシロウの目指す「人類の救済」の正体である。
; 左腕・天恵基盤(レフトハンド・キサナドゥマトリクス)
: ランク:D<br>種別:対人宝具<br>レンジ:1<br>最大捕捉:1
: 天草四郎が起こした数多の奇跡を再現する左手。
: 本来、シロウが持っていなかった力だが、宝具が持つ「奇跡の再現」という形で彼の肉体に顕れている。
: 右腕同様、自身を対象とした対人宝具で、シロウの肉体に対する補強・強化を行う。
: 「あらゆる魔術基盤に接続する」能力の他、スキル『心眼(偽)』に類似した効果を与え、右腕と合わせて洗礼詠唱を強化する。
: また、この宝具には対象者を「不老」にする効果があり、この効果によって彼は受肉しながらでも半世紀以上の時を耐えることが出来た。
: 大聖杯掌握時には「左腕・縮退駆動(レフトハンド・フォールトトレラント)」として右腕の機能を転写しスペックを縮小させつつ左腕一本で賄えるようにする力を使った。
; 右腕・悪逆捕食(ライトハンド・イヴィルイーター)
: ランク:D<br>種別:対人宝具<br>レンジ:1<br>最大捕捉:1
: 天草四郎が起こした数多の奇跡を再現する右手。
: 本来、シロウが持っていなかった力だが、宝具が持つ「奇跡の再現」という形で彼の肉体に顕れている。
: 戦闘において自身の補助を行う対人宝具であり、シロウが保有する「未来視」などの特殊能力を強化・支援する。
:「あらゆる魔術基盤に接続する」能力の他、スキル『心眼(真)』に類似した効果を与え、洗礼詠唱を強化する。
:大聖杯掌握時には「右腕・空間遮断(ライトハンド・セーフティシャットダウン)」として「右腕・零次集束」の発動準備を行った。
; 双腕・零次集束(ツインアーム・ビッグクランチ)
: ランク:A+<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:1~200<br>最大捕捉:500
: 両腕を霊脈へと接続し、両腕の魔術回路へ過剰な魔力を加えて暴走。擬似的な暗黒物質を精製し、周囲のあらゆる存在を取り込む破滅型宝具。
:あまりに膨大な魔力を必要とするため、本来は宝具として使用することは不可能。
: 宝具として完全に駆動するためには、マスターとは別に何らかの形で魔力供給路が確立されていなければならない。『Grand Order』では、その魔力供給路はカルデアが担っている。
: 『Apocrypha』本編では制御下においた<RUBY><RB>天の杯</RB><RT>ヘブンズフィール</RT></RUBY>に満ちた膨大な魔力を右腕に加えることで「右腕・零次集束(ライトハンド・ビッグクランチ)」として使用。発動と同時に右腕を切断している。
:『Grand Order』では「敵全体の強化状態を解除&敵全体に強力な攻撃[Lv]&クリティカル発生率をダウン(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のBuster宝具。
:幕間の物語クリア後はEXランクに変化。宝具威力倍率が上昇する他、クリティカル発生率ダウンの持続ターン数が3ターンに延びる。