登場人物
MAGNITUNING
;真仮 一郎
:Aコース走者。
:三十代前半、中肉中背のどこにでもいる会社員。妻子持ち。
;当偽 玲二
:Bコース走者。
:全てに非の打ち所がないエリートとして生きてきたが、常に空虚さを抱えてきた青年。
;凡栽 千住
:Cコース走者。
:齢八十を超える老人。若い頃はオリンピック選手候補のアスリートであった。
;三隈 正粉
:Dコース走者。
:高校時代の失恋を機に十年間引きこもり続けた、体重100kg超の男性。
;恐谷 四朗
:Eコース走者。
:三十代後半、ステレオタイプな極道映画の鉄砲玉。薬物の影響で自我がほぼ崩壊している。
;ネコ、黒服、イヌ、箱屋、制服、無名、12、01、巨乳
:小説版に登場するチャットルームの住人達。
:何名かは漫画版のモブとして登場している事が示唆されている。
宙の外
;D病棟の少女
:物語開始時点の2年前、重度の感染者としてとある記念病院へ運び込まれた当時15歳の少女。
:'''同じ死因では二度と死なない'''特異体質の持ち主。
:病院内で発生した暴動に乗じて脱走を決意、他の患者や職員を全員倒(みなごろ)しての正面突破を図るが、その過程で'''宇宙相手の闘い'''に身を投じる羽目になる。
;大熊猫目々
:「生きる事も死ぬ事も面倒」という、主人公曰く「銀河最強ニート」。
:彼の自室がそのまま移植されたD棟404号室内には、自ら引きこもる為の'''文字通りの宇宙空間'''が形成されており、その空間内を空飛ぶ畳の上でずっと観測するだけの存在となった。