メモ
*冬木の聖杯戦争の知名度はマイナー。第二次聖杯戦争までは協会にも知られないようにしてたくらいとのこと。
*「聖杯戦争」と呼ばれる物は冬木市だけで行われているわけではなく、広義には聖杯を手に入れようとする競争行為全てを指す、とある。発売前インタビューによれば、「聖杯とされるものが出品されたオークションだって聖杯戦争」らしい。
*英霊を使い魔とするサーヴァントシステムは冬木市の聖杯戦争独自のものである。
**冬木の聖杯は、その魔術基盤がアインツベルン由来のものであり、"聖杯”という概念が西洋(キリスト教)のものであるため、「西洋圏由来の英霊」しか喚べない。東洋圏の英霊は召喚の対象外となる(第五次の[[佐々木小次郎]]は「反則」を行ったがゆえの例外)。
**「西洋圏由来の英霊」とはいえ、ギルガメッシュやハサンのように、厳密には西洋圏とはいえない中東圏の英霊も招かれている。このことから、西洋圏で十分な知名度があれば、必ずしも西洋が伝承の発祥地でなくともよい可能性がある。とはいえfateのギルガメッシュは無名の扱いであるため西洋で知名度があるかは不明<ref group="出">『Fate/stay night』Status ギルガメッシュ 詳細</ref>。
**冬木の聖杯以外でサーヴァントシステムを用いた聖杯戦争がもしも行われた場合は、用いられた聖杯次第で召喚対象となる英霊の縛りは変わってくる(『[[Fate/strange Fake]]』や『[[Fate/EXTRA]]』)。
*監督役自身は聖堂教会の人間だが、聖堂教会と魔術協会の両組織が聖杯戦争を監督している。聖杯戦争に関する隠蔽工作等の裏方の仕事は、両組織が行っている。
**第五次では言峰綺礼一人だけが傍観しているかのように描かれているが、第四次は言峰璃正の元、複数のスタッフが働いていることが描写されている。HFルートでは聖堂教会の運転手が綺礼の指示で動いている。
***後のコミック版『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』では隠蔽工作の詳細が描かれており、警察内部やマスコミに聖堂教会のスタッフや協力者が存在しており、都合の良い証拠を捏造したり重点取材対象を操作したりと草の根レベルでの活動が見られた。
**聖杯戦争で失われたものへの金銭的なアフターサービスは、アインツベルンに出資させている。
**聖杯戦争の性質上、施設の大規模な破損や魔力吸収による一般人の大量昏睡が発生するが、これらへの隠蔽工作では「ガス爆発」や「ガス漏れ」などでの理由の付けやすさからガス会社がしばしば汚名を着せられ、読者から同情を集めている。
***『Fate/strange Fake』でも舞台となるスノーフィールドの異変のいくつかはガス会社の責任にされているが、ファルデウス曰く'''「最初から潰す為の会社」'''とスケープゴートとして使い捨てる事が前提になっているという酷い有様であった。
*聖杯戦争のシステムに騙されたと気づくマスターやサーヴァントもいたが、勝ち残れば聖杯が手に入るのは事実のため、背景を特に気にしなかったと語られている。
*根源に至ろうとする者には[[抑止力]]が働くはずだが、聖杯戦争が抑止力を呼び寄せていたかは不明。
**[[コルネリウス・アルバ]]は、元から開いている道を辿るだけなら抑止力は働かないと考えている。一方で、[[荒耶宗蓮]]は「アレの目は誤魔化せない」と言っている。
**HFルートにて、(抑止力のことかは分からないが)[[衛宮士郎]]はそもそもこの聖杯戦争の仕組みは根源に至る方法として間違っていたのではないかと疑問を抱いた。
***『Fate/Apocrypha』でも、[[ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア]]が「効率が悪い」と評して聖杯戦争のシステムに疑問を抱いている。
*冬木の聖杯戦争について、それなりに歴史があって英霊を召喚する「願望機降臨儀式」という大規模なものであり、第四次にはロードの一人が戦死するという事態になっているにも関わらず時計塔からはあまり注目されていない。
**これについて「そもそも時計塔の目が届きにくい日本で行っている儀式である」「英霊を召喚するなど荒唐無稽と見なされる」という事情もあるが、第四次聖杯戦争の後に資金源として注目した[[ドクター・ハートレス]]が時計塔に情報が行かないように隠蔽工作を行っていたことが明かされた。
*;第五次聖杯戦争でのサーヴァントの戦う理由
:;セイバー:聖杯を手に入れて選定をやり直す
:;ランサー:死力を尽くした戦い
:;アーチャー:とある目的を達成すること(だけど殆どのルートで断念する)
:;ライダー:[[間桐桜|桜]]を自分と同じような目に遭わせないため
:;アサシン:生前出来なかった上等な剣士との死闘
:;真アサシン:唯一の存在になること
:;キャスター:語るまでもなし
:;バーサーカー:[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン|イリヤ]]を守るため
:;ギルガメッシュ:セイバーを得る(Fate)、人類の選定(UBW)、自分以外の殺人を認めない(HF)
*;第五次聖杯戦争の英雄で冬木での知名度が高いと言及されているサーヴァント
:;バーサーカー''':世界的知名度を誇る
:;セイバー:バーサーカーには劣るとはいえ、日本でも有名
*;第五次聖杯戦争の英雄で冬木での知名度が低いと言及されているサーヴァント
:;アーチャー:未来の英雄のため
:;ランサー:日本では馴染みがない
:;ギルガメッシュ:無銘の英雄と説明されている。士郎も日本で知る人はほとんどいないと言う。