幕間の物語
;「アーチャーは文字通り弓を主武装にする英霊だ。」
:自身の幕間の物語「マスターの条件」より。突然始めた主人公へのレクチャーの一節。いや、まったくもってその通りなのだが……'''お前が言うのか'''。話している本人は'''弓を持った立ち絵で映っているのに戦闘では一切使っていなかった'''(アップデート前)という有様である。
:『Grand Order』の弓兵達はきちんと弓を使って戦う面子のほうが割合多いが、[[ダビデ|投石&普段は杖]]とか[[ニコラ・テスラ|電撃]]といったケースもやっぱりある。
;「こんなところでも女難の相……だと……!?<br> ええい、何か作為的なものを感じるなぁ!」
:同上。相変わらずの女難の相なのだが、今回の場面はゴリラの如きウーマン、略してゴリウー(アマゾネス)の大軍が押し寄せるなど大概なもの。それも[[ロマニ・アーキマン|ドクター]]による意図的な犯行なので今回ばかりは彼のせいではない。
;「マスターを成長させ、己の評価も高める。それが歴戦のサーヴァントというものだよ」
:同上。本作におけるエミヤは数々の聖杯戦争を戦い抜いたべテランであり、一般人出身で巻き込まれた未熟なマスターである主人公に対してなにかと世話を焼く。
:そして、「何故これほどまでに親身になってくれるのか」とマシュに問われての返答がコレ。だがしかし、サーヴァントの特性やマスターの心構えを説くだけならまだしも、健康状態や生活リズムまで気にかけてくる姿は紛うことなきおかん属性である。
;「頼むぞ○○(主人公)。かつてのオレでは果たせなかった大英雄越えを、おまえの手で果たさせてくれ」
:自身の幕間の物語「無限の剣製」より。「半人前卒業」を認めたマスターへの協力要請。
:このセリフの直前に宝具を封印した状態で[[ヘラクレス|シャドウ・バーサーカー]]を倒した彼は、次なる目標として[[Fate/stay night|かつて]]は倒すことが出来なかった、シャドウではない本物のバーサーカーを越えることを掲げる。
:なお、女性の場合だと「おまえ」が「君」になる。
;「実を言えば。かつては生前の……[[衛宮士郎|ある人間]]の在り方に責務のような確執を抱いたこともある。」
;「だが今となっては、そんな未練など抑止力の私にとっては意味のないものだと思っている。」
;「恐らく、それで何が変わるわけでもない。今の私の在り方が変わる事がないように。」
;「生前の諍いも、確執も、それは生きていた者たちだけのものだ。」
;「どうあれ人類史の礎になったものに、これを殺す術も、救う術もない。」
;「何の拍子にそんな達観を得たのかは、あいにく憶えていないのだが……」
:[[虞美人]]の幕間の物語「午後はカルデアおもいッきり虞美人」より。虞美人がエミヤに対して、生前に因縁のあった人間と付き合ったことはあるかと、相談を持ちかけてきた際の台詞。
:言うまでもなく、『stay night』UBWルートにおける体験談である。たとえ今いる場所とは違ったとしても、どこかの世界・どこかの時間で得た「答え」は、彼の胸にしかと刻まれていた。
:なお、本当に覚えていないのかどうかは、直前に「ドッキリのカメラが仕掛けられているのではないか」と警戒するなど、他ならぬエミヤがこの質問をされる意味を理解しているような言動を取っているあたり、疑問が残る。