[[宝具]]
;最果てにて輝ける槍(ロンゴミニアド)
:グレイの持つ武器の真の姿。[[アルトリア・ペンドラゴン|アーサー王]]が[[モードレッド]]を討ち取る際に使用した[[聖槍]]で、『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』に次ぐもうひとつの宝具。
:死神の鎌(グリム・リーパー)による魔力の蓄積が一定値を超えると封印が解除され、『槍』の形状に変化する。
:螺旋状に捻れる紅蓮の光を放ち、大規模な破壊を引き起こす。この状態でもまだ『十三拘束』という制限が施されており、真の力を発揮するには「生きるための戦いである([[ケイ]])」「己よりも巨大な者との戦いである([[ベディヴィエール]])」「人道に背かぬ戦いである(ガヘリス)」「真実のための戦いである([[アグラヴェイン]])」「精霊との戦いではない([[ランスロット]])」などの条件を満たさなければならない。条件を満たさなければ、本来の『力』の一部しか行使できない。それでも神霊級の魔術に届かんとするほどの威力で、剥離城で使用した際は天蓋から城壁までも貫き、山の斜面を打ち崩した。
:なお、『十三拘束』の開放は封印礼装であるアッドに凄まじい負荷をかけ、最終的にはその破壊へとつながってしまう。
:『Garden of Avalon』によると、現実世界に存在する槍は、世界に直接突き刺さり世界の表側と裏側をつなぎ止めている「本体」の影にすぎず、本体の封印が解けると世界全てが神代に逆戻りしてしまうとか。
: 『[[Fate/Grand Order]]』では[[アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕]]、[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕 (ランサー)]]の宝具として登場。この槍の真名解放を行い、最果てにて輝く光の力の一端を放つためには『十三拘束』の半数までの解除を要するという。
:;[[アッド]](CV.小野大輔)
::グレイが所持する魔術礼装。鳥籠のような檻の中に収められた、眼と口の付いた直方体の匣。普段はマントの内側の右袖のあたりに固定されている。
::自我のようなものを持って喋ることができる非常に珍しい礼装で、グレイにとっては幼少時から共にある友人のような存在。性格は毒舌で皮肉屋でやかましく、余計なことを言っては折檻されている。
::その人格は『槍』の神秘性を失わないための封印として与えられた擬似人格であり、『槍』の起動と同時に無機質で機械的な口調に戻る。
::戦闘時には『死神の鎌』の名称通りの大鎌になるが、元々、決まった形状を持っておらず様々な姿に変化する。
::アッドの人格はその『槍』を封印する為に[[円卓の騎士]]の一人、[[ケイ]]の精神モデルを元に形成されている。
::その封印礼装としての正体は、[[アトラス院]]の七大兵器の一つのコピー「ロゴスリアクト・レプリカ」。