メモ
* 非常にレアな能力であるらしく、数百年を生きた死徒でさえ、存在するとは思っていなかった。
**[[魔術協会]]でも実態はほとんど把握されておらず、通常の[[魔眼]]と同じモノと思い込んでいるフシがある。
*死の線は素手でもなぞれば切断できるが、式はそれで指の骨が砕けた事があった。志貴も指先を入れた後、もっと細い物で奥まで入れようとした事から考えると、なぞるものの大きさには関係がある模様。
* 志貴、式共に同じ魔眼を所有するが、両者に殺せるモノに向き不向きがある。志貴の場合、「現象」という「概念」であるタタリには死の線を見る事は叶わなかった。式の場合は不明。
** 式の場合、「歪曲の魔眼」による概念も色の渦として判別出来ている。普段、セーブ出来ていること含め、直死の使い手としては式は数段上に位置する。
** 一応式は今の所志貴が行ったように鉱物の死を視て切ったシーンが無いが、電話機を「壊れていないから生きている」と認識すれば殺すことができると語られているため、鉱物の死も見える模様。
* [[荒耶宗蓮]]は式でさえ意識の大半が真っ白になるまで観察して、ようやく微弱な死の線を視つけ、胸の真中に死の線が渦巻いているような「穴」が視える。ただ、その胸を貫通しても、彼の肉体だけを死なせたに留まる事から考えると、死の点ではないと思われる。作中ではこれを「奇怪な生命の在り方をした」と解釈される。
** 一応式は[[巫条霧絵]]の二重存在も胸部の二尖弁あたりに即死の一点が見え、それを刺殺した後、「崩壊はいずれ本体へと辿り着く」と[[蒼崎橙子]]は言っているが、それが死の点であるかどうかは不明。
* 原作である月姫における[[アルクェイド・ブリュンスタッド]]の説明によると、志貴の眼もまた根源の渦を「読む」ことによって物事の終わりを「識って」いるとされており、理屈としては式のものも志貴のものも同じものである模様。
* 「TYPE-MOON Fes」パンフレットの一問一答によるとサーヴァントにも有効であり、霊体化している状態でも当てられるという。<br>実際、『[[Fate/EXTRA]]』で式が元の世界に還るために「英霊百人切り」というとんでもない荒行に挑み、[[主人公 (EXTRA)|主人公]]達に敗れるまで勝ち続けていた。
** [[抑止力]]として存在する守護者や[[精霊種|精霊]]等と異なり、サーヴァントは時限式で現界している幽霊に近い存在に過ぎない。かなり見えづらくとも死の線が存在するのは、当然と言えば当然の話である。
* 作中で言及されている限りでは、オリジナルは[[ケルト神話]]における巨人にして死の神「バロール」の持つ魔眼。原典通りなら、死の線を切ったり点を突いたりする必要すらなく、その目で死を捉えた瞬間、相手は死ぬというとんでもない能力である。これを想定するならば魔眼のノウブルカラーのランクで最上位の「虹の魔眼」であってもおかしくないとされているのだが、実際に作中で登場した直死の魔眼は上記の通りなので両名の魔眼が魔眼としてどのランクに当たるのかは現状不明。
*[[化野菱理]]は直死の魔眼を対象の最後を視て手繰り寄せる、いわば未来視の究極ではないかと推測している。このことについては月姫においても[[蒼崎青子]]が志貴の眼について同様の推測を行っている。