Fate/Zero
;「問いを投げるか?雑種風情が、 王たるこの我に向けて?」<br>「我が拝謁の栄に浴してなお、この面貌を見知らぬと申すなら、そんな蒙昧は生かしておく価値すら無い」
:[[イスカンダル|征服王]]に「名乗りを上げたらどうだ」と言われての返し。
:要約すると「我の顔も知らんような奴は死ね」という事だが、そもそも生まれた時代から全く異なる初対面相手にこの返答はまさしく理不尽の極みである。
;「痴れ者が……。天に仰ぎ見るべきこの我を、同じ大地に立たせるかッ」
: バーサーカーの攻撃で足場が崩れ、地面に降り立った直後にこの一言。
: 読者のほとんどが「怒るポイントはそこか?」と思ったであろう。というか、地の文にもツッコまれている。
;「法だ」<br>「我が王として敷いた、我の法だ」
: セイバー、ライダーを交えた聖杯問答にて。自らの財と主張する聖杯、それを狙う者を裁く事に対する<ruby><rb>道理</rb><rt>りゆう</rt></ruby>。
: これを聞いたライダーは彼の王道の完璧さを認めざるを得なかった。
;「決めたぞ。──ライダー、貴様はこの我が手ずから殺す」
: 同上。征服王としての心意気を見せたライダーに対して言った言葉。
: この台詞以降、彼に対しては「雑種」ではなく「ライダー」あるいは「征服王」の呼称を用いていることから、この時点でライダーを対等な敵と認めていたと思われる。
;「成る程な。如何に雑種ばかりでも、あれだけの数を束ねれば王と息巻くようにもなるか。──ライダー、やはりおまえという奴は目障りだ。」
: ライダーの宝具『<ruby><rb>王の軍勢</rb><rt>アイオニオン・ヘタイロイ</rt></ruby>』を見た後の感想。
: 宝具で喚び出されたライダーの臣下たちを見て、改めて彼への敵愾心を募らせる。
;「──自ら王を名乗り──皆から王と讃えられて──そんな輩が、“悔やむ”だと?<br> ハッ! これが笑わずにいられるか? 傑作だ! セイバー、おまえは極上の道化だな!」
:聖杯問答においてセイバーが語った心意を聞いた時、嘲笑を込めて笑いながら言った言葉。彼女の王としての存在は、自分やライダーの描くそれとはかけ離れたものだった。
:ライダーが「眉間に皺を寄せ、いつになく不機嫌そうな風情でセイバーを見据え」たのに対し、ギルガメッシュは「もはや抑えが効かぬとばかりに笑い転げ」ることに<ref group = "注">アニメ版とドラマCD版では演技の質が若干異なっており、アニメ版では馬鹿にするような「嘲笑」であったが、ドラマCD版ではまさに抑えが効かぬとばかりの「爆笑」であり、以降のセイバーとライダーの会話の間もずっと背景で笑い声が響き渡っていた(漫画版も同様)。</ref>。
;「愉悦というのはな、言うならば魂の<ruby><rb>容</rb><rt>かたち</rt></ruby>だ。"有る"か"無い"かではなく、"識る"か"識れない"かを問うべきものだ」<br>「求めるところを、為すがいい。それこそが娯楽の本道だ。そして娯楽は愉悦を導き、愉悦は幸福のありかを指し示す」
: 自らの在り方に悩み娯楽そのものを否定する言峰に対し、愉悦の何たるかを語る。
; 「我が至宝たるエアをここで抜けと!? 弁えよ時臣!!」<br>「王に対してその妄言、刎頸にも値するぞ!!」
: キャスターが展開する大海魔を倒すため、時臣に乖離剣を使用するべきと進言され激怒する。このとき、すでに海魔に撃った宝物を四つも「汚れた」として捨てており、さらに強者でもない相手に自身の最高の宝具まで使えと言われたのでは、この激怒もやむなしである。この場面といい、バーサーカーに宝物を逆利用されたときといい、『Zero』ではやたら所有物絡みで怒る場面が多い。
; 「ヒトの領分を超えた悲願に手を伸ばす愚か者……その破滅を愛してやれるのは天上天下にただ一人、このギルガメッシュをおいて他にない。<br> 儚くも眩しき者よ。我が腕に抱かれるがいい。それが我の決定だ」
: キャスターの大海魔を下した「約束された勝利の剣」の光をライダーと共に眺めた後、セイバーに対して。
;「ふん、興ざめな幕切れだ。見よ、この間抜けた死に顔を」
: 臣下の礼を取っていたマスターという不忠者の余りにあっけなく無様な最期への感想と共にその間抜けな死に顔を足で小突いた。共犯者は「すぐ側に霊体化したサーヴァントを侍らせていたから油断したのも無理はない。」と一応の弁解はしながらもその無様な最期を嘲笑っていた。
: 結局弟子も王も自分を裏切るわけがないという、切嗣や雁夜に対して抱いた感情と同じく自分の価値観から外れた人間が存在するという事実を知らないまま、優雅とはほど遠い死に方で時臣は聖杯戦争から退場する。
;「夢を束ねて覇道を志す……その意気込みは褒めてやる。だが<ruby><rb>兵</rb><rt>つわもの</rt></ruby>どもよ、弁えていたか?夢とは、やがて須く醒めて消えるのが道理だと」
:その覇道を認めたイスカンダルと王の軍勢に対し、夢の道理を説く。
;「また幾度なりとも挑むが良いぞ。征服王」<br>「<ruby><rb>時空</rb><rt>とき</rt></ruby>の果てまで、この世界は余さず我の庭だ。故に我が保証する。<ruby><rb>世界</rb><rt>ここ</rt></ruby>は決して、そなたを飽きさせることはない」
: 「天地乖離す開闢の星」を開帳し、80を超える「王の財宝」の宝具を解き放ち───それでもなお、秘中の秘たる天の鎖に阻まれるまで歩みを止めなかったライダーに対する、偽らざる賞賛の念を込めた言葉。
; 「忠道、大儀である。努その在り方を損なうな」
: ライダーとの誓いを守り、身一つで対峙したウェイバーに対して。
: 手にかけるだけの理由はない、と解説されてはいるが、それだけではこの言葉は出てこまい。彼なりの王の哲学を感じる。
: なお、仮に''ウェイバーにまだ令呪の気配が残っていたなら殺すつもりだった''らしい。ウェイバーがライダーのマスターかどうか問われ、「違う。ボクは──あの人の臣下だ」と返した際、小説版でもアニメ版の第23話でも、ギルガメッシュがウェイバーを見て令呪の有無を確認する描写がある。