[[宝具]]
; 極刑王(カズィクル・ベイ)
: ランク:B<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:1~99<br>最大捕捉:666人<br>由来:二万のオスマン帝国兵を串刺しにした伝説。
: ランサーのクラスで召喚された際に使用する宝具。
: スキル『護国の鬼将』によって作成した“領土”の空間に大量の杭を出現させ、敵を串刺しにする。攻撃範囲は半径1km、同時に出せる杭の数は最大2万本。
: 杭は一本あたりの威力は低いものの、杭は破壊されても、魔力供給源さえあれば再生しほぼ無限に生み出し続けることが出来る。3秒間発動させただけで500人以上の敵をまとめて捕捉し、粛清する。
: 次第に数を増す杭は敵の退路を塞ぎ、時間が経つごとに回避を困難にする。杭の数が増すと呪的な心理効果が発生し、見る者に恐怖と精神的圧迫感を与える。
: 更には無数の杭を結合・操作することも、防御に利用することも可能で、大よその飛び道具を無力化可能。杭ではなく“突き立てられた杭”が宝具であり、一度でも喰らえばしばらくの間は「貫通」による継続ダメージが付加される。
: さらに一度でもヴラドが手にした槍で一撃を与えた事実があれば“串刺しにした”という概念が生まれ、対象の心臓を起点として突き刺さった状態で杭を顕現させることが出来る。
: 体内から杭を顕現させて貫通させられたら最期、死ぬまでもがき苦しんでしまうが、[[カルナ|赤のランサー]]は自らの炎で体内の杭を焼き尽くすことで切り抜けた。
: しかし『護国の鬼将』によって作成した領土外では自らから杭を生み出すことしか出来なくなり、大幅に弱体化する。アニメ版では空中庭園内でも杭を出現させていたが、威力も強度も大幅に落ちて劣勢に立たされた。
; 鮮血の伝承(レジェンド・オブ・ドラキュリア)
: ランク:A+<br>種別:対人(自身)宝具<br>レンジ:−<br>最大捕捉:1人<br>由来:後世に広まった「吸血鬼ドラキュラ」のイメージ。
: 召喚された際のクラスによって発動方法が変わる宝具。ランサーとして召喚された際は任意による発動で使用されるが、バーサーカーとして召喚された際はデフォルトでの発動となる。
: 後の口伝によるドラキュラ像を具現化させ、吸血鬼へ変貌する。
: 吸血鬼となった彼は通常のスキル・宝具を封印される代わりに、身体能力の大幅増幅、 動物や霧への形態変化、治癒能力、魅了の魔眼といった特殊能力を得て、遥かに強大化する。
: だがその圧倒的な力の代償として陽光や聖印に弱いという弱点も得てしまう。
: ランサーとして召喚された場合の彼はこの吸血鬼の伝承を消去することを目的に戦っているためこの宝具を忌み嫌っており、たとえ敗北と死を前にしても自らの意思で使うことは決してなく、召喚されてすぐにマスターであるダーニックに使用を強制すれば殺すと警告するほど。