遠野一族
[[鬼種]]の内、元から鬼だった者との混血で、長く土地を治めた豪族の末裔<ref group="出" name="「月姫用語辞典-遠野」『月姫読本』">「月姫用語辞典-遠野」『月姫読本』</ref>。『[[MELTY BLOOD Actress Again]]』で赤朱秋葉はアルクェイドと同じ血が薄いなりに混ざっていると発言している。<br>
資産家であり、財閥めいた一大グループを築いている。しかし序列は経済的な裕福さよりも、血の尊さが優先されている<ref group="出" name="「月姫用語辞典-遠野」『月姫読本』" />。
;遠野
:[[三咲町]]という町に根を張る混血の一族たちの宗主<ref group="注">リメイク版では根を張っていた町が[[総耶]]に変更されている。</ref>。
:当主は遠野秋葉。先代頭首の遠野槙久は既に死去。
:混血として外れものが出たら一族宗主が処理をする決まりがあるなど、人間よりの秩序を守って生きている家系。
:かつては退魔組織とは敵対関係にあったが、槙久の代で仲間を売るなどして協力的な混血として渡りをつけたので、いきなり処断されるような危機的な関係ではない。対等な協力関係と言うよりは見逃されたと言ったほうが妥当。
:秋葉の代でも不可侵は続いている模様だが、監視者として[[時南宗玄]]を送られている(時南が真面目に監視しているかどうかは別として)。
:遠野の当主が使う武術は、通常のものを「赫訳」、当主のみに許されたものを「赤主」と呼び、そのさらに上の禁忌中の禁忌を「紅主」と呼ぶ<ref group="出">「月姫用語辞典-檻髪」『月姫読本PlusPeriod』p.176</ref>。シキが赫訳、秋葉が赫訳と赤主、紅摩が紅主を用いる。
:*[[遠野槙久]]
:*[[遠野シキ]]
:*[[遠野秋葉]]
;有間
:遠野家の分家の中で最も鬼の血が薄い。
:遠野家より庶民的だが、華道の教室を開いており、剣道場もある<ref group="出">「月姫用語辞典-有間」『月姫読本』</ref>。これと同一かは不明だが、使われていない道場を都古が八極拳の練習場にしている<ref group="出">「月姫用語辞典-有間都古」PS2版『MELTY BLOOD Act Cadenza』付属冊子</ref>。
:*有間文臣
:*有間啓子
:*[[有間都古]]
;久我峰
:遠野家の分家だが、鬼の血は薄い。男性は肥満体質な一方、女性はとっても美人な家系<ref group="出">「月姫用語辞典-久我峰斗波」『月姫読本PlusPeriod』p.178</ref>。当主は久我峰斗波<ref group="出">「[http://www.typemoon.org/etc/rank/rank3/rank3.html 第3回人気投票-投票画面-心の魔王/久我峰斗波]」</ref>。
:財力は遠野家を上回り<ref group="出" name="「月姫用語辞典-遠野」『月姫読本』" />、遠野グループの三分の一は久我峰の息のかかった企業。
:*[[久我峰斗波]]
;刀崎
:遠野家の分家の一つで、骨師と呼ばれる刀鍛冶の一族。
:普段は鉄で刀を鍛えるが、これは、という使い手に出会うと自らの腕を差し出し、その骨で刀を作る。当然、その骨刀は最期にして最高の一品となる。その骨刀は大陸に伝わる破山剣と似て非なる性質を持つという。<ref group="出">「月姫用語辞典-刀崎」『月姫読本』</ref>
:混血ではあるが、本来退魔で相容れない立場のはずの七夜家の歴代頭首と懇意にしていた。
;軋間
:遠野の分家の一つとして数えられているが、実際にはルーツが異なる。
:遠野と違い、意図的に血を濃くし、より「魔」の純度の高い者を輩出してきた一族。時期の早い遅いはあれ、当主は必ず紅赤朱となるという。その究極として生み出されたのが紅摩であるが、生み出したことで一族の向かう先が破滅と知り、紅摩は幽閉される。一族は幼い紅摩を殺そうとするも失敗し、逆に暴走した紅摩によって全滅させられた。公には自滅ではなく斎木が滅ぼしたことになっている(ただし、退魔組織、七夜などには真相が伝わっていた)。
:一族を全滅させた後の紅摩は斎木邸に置かれていたが、斎木の断絶によって遠野に組み込まれた。
:当主は唯一の生き残り、軋間紅摩。
:*[[軋間紅摩]]